許すな!憲法改悪・市民連絡会

2008年7月 1日 (火)

橋本・前高知県知事、新党の基本政策で「大二郎の旗」

「大二郎の旗」の平和主義の中身が知りたい。(高田)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080701-OYT1T00058.htm
橋本・前高知県知事、新党の基本政策で「大二郎の旗」

 橋本大二郎・前高知県知事が次期衆院選前に結成を目指している新党の基本政策が30日、明らかになった。

 「大二郎の旗」と題し、〈1〉権限、財源を全面的に地方に移行した「地域自立型国家構造」〈2〉憲法の平和主義を基にした国際貢献〈3〉「構造改革」の継続と経済成長〈4〉行き過ぎた市場主義による格差問題の解消と少子高齢化社会に対応した安心できる暮らしづくり――を目指すとした。

 また、政治姿勢として、「三つの独立」を掲げ、「既存政党や従来型政治家」「利権やしがらみ」「中央主権や官僚支配」からの独立を唱えた。
(2008年7月1日03時04分  読売新聞)

2008年6月17日 (火)

福田内閣不支持 6割超す 産経・FNN世論調査

このところの世論調査ではなぜか多くの調査が福田内閣の支持率が少しだけだが上向いている。サミットや拉致問題が好感されているのだろうか。福田の支持があがる根拠など、殆どないと思うのだが。しかし、時事や産経の調査はそうではない。以下、紹介する。(高田)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000065-san-pol
福田内閣不支持 6割超す 本社・FNN世論調査 

6月17日8時2分配信 産経新聞

 産経新聞社がFNN(フジニュースネットワーク)と合同で14、15の両日実施した世論調査で、福田康夫内閣の支持率は22・0%と前回調査(4月2、3両日)より1・8ポイント低下、政権発足以来の過去最低を更新した。不支持率も前回より2・3ポイント上がり、61・3%と6割を超えた。

 自民党の支持率も前回から3・4ポイント低い24・0%。民主党も0・3ポイント下がり、24・6%となったが、福田政権下で初めて、民主党が自民党を上回った。衆院選後に期待する政権は「自民・民主両党の大連立」がトップの40・9%。「民主党中心」が30・2%で、「自民党中心」の16・5%を大きく上回った。

 参院で可決された首相問責決議については、68・6%の人が「仕方がない」と答えた。「首相は(衆院解散や総辞職など)特に対応を取る必要はない」か聞いたところ、「そうは思わない」が44・3%で、「そう思う」の42・0%を上回った。

 後期高齢者医療制度(長寿医療制度)については、「さらに踏み込んだ見直しを行う必要がある」が52・7%と半数を超えた。「制度そのものを廃止すべきだ」も40・8%に上り、「政府与党の見直し案に満足」は4・3%だった。

 消費税率は「歳出などのムダを徹底的に見直した上でなら、引き上げもやむをえない」が53・4%と半数を超え、「使い道を社会保障などに限定するなら引き上げもやむをえない」も26・7%に上り、前提条件付きながら税率引き上げには理解が広がっている。

前原氏の身内批判「勇気ある」 自民選対幹部がエール

自民党はいま、必死で民主党を取り崩そうとしている。これが長年政権党にあって、そのうまみを知り尽くしている連中の真剣さだ。民主党がこれに対抗できるかどうかが問われている。(高田)
http://www.asahi.com/politics/update/0616/TKY200806160288.html
前原氏の身内批判「勇気ある」 自民選対幹部がエール

 自民党の菅義偉選挙対策副委員長は16日、川崎市内での講演で民主党の前原誠司副代表が月刊誌の対談で同党の政策批判をしたことについて、「勇気のあることを言った。前原さんのような人が指導者になれば、日本の真の2大政党、信頼できる政党になる」と述べ、エールを送った。菅氏は「小沢さん(民主党代表)という人はとにかく何でも政局、政局だ。こういう人たちが政権を取っても2大政党とは言えない」と強調した。

2008年6月 3日 (火)

吠える佐々淳行 緊急事態基本法の成立を急げ

本日の産経紙正論で国家主義者佐々淳行が吠えている。小泉が外交上の危機管理体制を整えてあと一歩で「普通の国」になるところまで来たのに、郵政解散と安倍の自壊で頓挫し、後を継いだ福田が集団的自衛権問題と日本版NSCにふたをしてしまった。福田の二度にわたる59条出動などはつまらないことで、牛刀を持って鶏を裂くの類だ。震災の危機が迫っているのに、危機感がない。毛沢東や金日成がうらやましい。いっそのこと、ねじれ解消のために参院廃止法案を出せ。云々と。
この右派のいらだちは興味深い。(高田)

【正論】初代内閣安全保障室長・佐々淳行 緊急事態基本法の成立を急げ
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080603/plc0806030250001-n1.htm
≪頼るべき「舵手」の不在≫

 1967年、文化大革命と紅衛兵暴動が吹き荒れていた香港の街中に、朝から晩まで「東方紅(トンファンホン)」と共に革命歌「大海航行靠舵手(タアハイハンシンカオトウショウ)」が鳴り響いていた。赤い太陽毛沢東党主席を讃(たた)え“大海を渡るには舵手が要る”と独裁者を礼賛する歌だった。

 その頃北朝鮮では金日成の「主体(チュチェ)思想」が真っ盛り。いずれも自由民主主義の日本とは相いれない政治思想だが、いま指揮する者もなく荒海を漂流し続ける「日本丸」の国家危機管理のためには一考に値する考えだ。

 いま地球には明らかに何か大きな異変が起きている。ミャンマーのサイクロン、中国四川省の大地震、インド洋の大津波、アメリカ・ニューオーリンズのハリケーン「カトリーナ」、地球温暖化で北極の氷が解け、南太平洋ツバルなどの島嶼(とうしょ)諸国に海没の危機が迫る。地球規模の天変地異が次々と起こっている現在、関東・東海・南海の「三つ子の大地震」の周期がきている日本にとって、それは決して他人事ではない。

 軍事政権のミャンマー、共産党一党独裁の中国でさえ、初動措置の遅れが甚大な死者を出しているというのに日本の内閣総理大臣には非常大権がない。このままで日本は大丈夫なのかという不安が、いま国民に漲(みなぎ)っている。「主体性のある靠(たよ)るべき舵手」がいないからだ。

 小泉純一郎・安倍晋三両元総理の2代6年で日本の内政外交上の国家危機管理システムは急速に整備された。テロ特措法、武力攻撃事態対処法、国民保護法等々三十余年放置されてきた「有事法制」関連法令が次々と制定され、あと一息で「ふつうの国」になるところだった。

 「緊急事態基本法」がそれである。

 ≪安保会議法案も廃案に≫

 有事に際して総理に非常大権を、官房長官に調整権を与える同法案は、安倍(自)、冬柴(公)、藤井(民)の3党幹事長署名入りの合意文書ができ、可及的速やかに直近の国会会期中に可決成立の運びとなっていた。

 しかしこの法案は小泉総理の「8・8郵政解散」で吹き飛び、安倍内閣においても、国会衆議院の3分の2、世論支持率70%でなお可決の可能性があったのに後回しにされ、立ち消えになった。

 そして「舵手」安倍晋三氏の不慮の早期退陣で生まれた福田康夫内閣は、憲法改正の動きを止め、集団的自衛権論議を凍結し、日本版NSC(国家安全保障会議)新設のための法案を廃案とした。参議院選挙の歴史的大敗によって衆参両院の「ねじれ現象」が生じ、日本国家危機管理体制の確立は、一大頓挫を来した。

 そしてガソリン税や道路特例法という、国家危機管理という高次元の観点からみれば些事(さじ)ともいえる生活関連財政法案に、一度ならず二度までも過去一度しか使ってない憲法第59条による「みなし否決」と解して衆議院の3分の2による再可決という「牛刀ヲ以テ鶏ヲ裂ク」過ちを犯した。「憲法第59条」とは、憲法改正、防衛出動下令、日米安保条約改定など、日本民族の存亡と国民の死活にかかわる法案が、「ねじれ」により滞ったときに抜かれるべき日本憲法の伝家の宝刀で、56年前一度だけ使われた。

 ≪強い指揮権の確立が急務≫

 日本財政大改革のため21特別会計368兆円をすべて一般会計に組み入れるためならともかく、たかが5兆円のガソリン税ごとき急場凌(しの)ぎの弥縫(びほう)策のため「みなし否決」の衆議院3分の2再可決は憲政の自殺行為に等しい。衆参の「ねじれ」は向こう5年、いや11年続く。

 問題の起こる度に、解散総選挙は避け、国会を空転させて税金を浪費し、第59条で解決しようというなら、いっそ「参議院廃止法案」を衆議院で3分の2議決すればよい。いま荒海を漂流している「日本丸」に必要なのは「靠るべき舵手」すなわち「決断力に富み、責任感の強い、指揮権を持つ内閣総理大臣」である。そして誰がアメリカの大統領になろうが、プーチンがロシアの覇王になろうが、胡錦濤が「反日愛国」「愛国無罪」の波にのまれようが、北の金正日が恫喝(どうかつ)してこようが、日本の国益と日本国民の生命財産を守って、毅然(きぜん)として外交を行う「チュチェ」思想の内閣総理大臣なのである。

 ミャンマーのサイクロン、中国の大地震は平和ボケの日本に対する神の啓示である。今ならまだ間に合う。福田総理は、船橋に立って舵をとり、小泉、安倍と続いた「国家危機管理体制」の確立という針路に船首を向け、廃案になった「緊急事態基本法案」を再度公明・民主の協力を得て、それこそ「憲法第59条」の伝家の宝刀を抜いてでも成立をはかるべきである。(さっさ あつゆき)

2008年5月21日 (水)

ミサイル監視衛星も保有可能に 宇宙基本法が成立

ゲ、ゲ、ゲ!こんなスターウォーズ法が自公民3党合意だと衆参で2時間の実質審議で通ってしまうのだ。宇宙で専守防衛かよ。「憲法の平和主義の理念をふまえ」と入れたから大丈夫なんだって。これじゃあ、「憲法の平和主義の理念をふまえ、海外で戦争をやる」という戦争法だって通ってしまう。民主党にバンバン文句を言おう。(高田)
http://www.asahi.com/politics/update/0521/TKY200805210132.html
ミサイル監視衛星も保有可能に 宇宙基本法が成立

2008年05月21日12時25分

 宇宙の軍事利用も可能にする宇宙基本法が、21日の参院本会議で、共同提案した民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決・成立した。

 同法は宇宙開発を「我が国の安全保障に資するよう行わなければならない」と明記。宇宙開発が進む一方、高度なミサイル監視衛星を持つ可能性も生まれるなど、宇宙政策の転換点となりそうだ。

 また内閣に「宇宙開発戦略本部」を新設し、総合的な宇宙計画を作る。首相が本部長となって担当閣僚を置き、研究開発は文部科学省、産業振興は経済産業省にと分かれていた宇宙政策を集約する。

 自公両党は昨年6月、議員立法で今回とほぼ同じ内容の法案を提出。第1条に「憲法の平和主義の理念を踏まえ」との一文を加えたことで、民主党との共同提案にこぎ着けた。3党は審議で「宇宙開発は専守防衛の範囲内に限る」と強調、委員会の実質審議は衆参とも約2時間だった。

2008年5月20日 (火)

内閣支持19%、不支持65% 朝日調査

内閣支持率がひきつづき急落している。朝日が19%で、読売が26.1%。この差も妙なものだが、両調査とも急落ぶりは同じだ。最近、内閣支持率について、ブログに載せる意欲を失い気味だ。傾向が同じで、「さもありなん」というだけだからだ。福田は進退窮まっているのではないか。伊吹幹事長までが、福田の支持率を茶化して発言する有様だ。(高田)

http://www.asahi.com/politics/update/0519/TKY200805190225.html
内閣支持19%、不支持65% 本社世論調査

2008年05月19日19時29分

 朝日新聞社が17、18の両日実施した全国世論調査(電話)によると、福田内閣の支持率は19%で、前回調査(4月30日、5月1日)の20%に続いて低い水準だった。不支持率は65%(前回59%)と内閣発足以来最高となった。一般財源化される道路財源の使い道について福田首相は「大きく変えることはできない」との答えが82%に達し、首相の実行力を疑問視する意見が大勢を占めた。

 ガソリン税を道路財源に使うための法案の再議決に先立って、09年度からの一般財源化を閣議決定した政府の対応を「評価する」が41%、「評価しない」は46%と、見方が分かれた。一方、民主党のガソリン税・道路財源問題への対応を「評価する」人は31%にとどまっており、民主党も得点を挙げたとはいえないようだ。

 また、後期高齢者医療制度で、これまで保険料を払う必要がなかった会社員などの扶養家族も含めて、10月以降、75歳以上のほぼ全員が保険料を徴収されることについては、反対が75%と賛成の17%を大きく上回った。

 さらに、低所得者の負担軽減などの見直しをしたうえで制度維持を図る政府・与党と、制度そのものの廃止を主張する野党のどちらを評価するかを聞いたところ、政府・与党の対応を評価する人が30%、野党の対応を評価する人は53%だった。

 衆院の解散・総選挙の時期については、「できるだけ早く総選挙の実施を」が49%、「急ぐ必要はない」が41%。今年2月の調査ではそれぞれ34%、56%だったが、数字が逆転した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080519-OYT1T00650.htm
内閣支持率26・1%、発足以来最低を更新…読売世論調査
世論調査・支持率

 読売新聞社が17、18日に実施した全国世論調査(面接方式)によると、福田内閣の支持率は26・1%(前月比3・9ポイント減)に下落し、発足以来、最低を更新した。

 不支持率は64・7%(同6・3ポイント増)だった。

 内閣支持率を支持政党別に見ると、与党でも公明支持層で不支持率は5割強で、支持率の4割弱を上回った。支持政党のない無党派層は不支持率が76・1%を記録した。

 支持しない理由では「政治姿勢が評価できない」47%が最も多く、「経済政策が期待できない」45%などが続いた。

 支持率低下の背景には、ガソリン税の暫定税率復活や後期高齢者医療制度(長寿医療制度)導入への国民の強い不満がうかがえる。

 暫定税率復活について「良かった」と答えた人は25%にとどまり、「良くなかった」との答えは66%だった。後期高齢者医療制度に対しては「評価する」は30%で、「評価しない」は69%に上った。さらに制度導入に向けた政府の準備や説明が「不十分だった」と思う人は94%に達した。

 政党支持率は自民が28・5%(前月比2・1ポイント減)で民主の18・4%(同1・0ポイント増)を上回った。

 ただ、次期衆院選の比例代表選で投票しようと思う政党を聞いたところ、自民28%(同1ポイント減)と民主26%(同4ポイント増)が拮抗(きっこう)した。衆院選の時期については「できるだけ早く行う」が29%で最も多く、前月から6ポイント増えた。「任期満了までに」25%、「7月のサミット後」21%、「今年中」18%が続いた。
(2008年5月20日02時08分  読売新聞)

2008年5月12日 (月)

福田内閣の分析

毎日紙の分析である。参考までに掲載する。(高田)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080512ddm001010071000c.html
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080512ddm003010054000c.html
読む政治:内閣支持率低下(その1) かえって結束
 ◇首相「何があっても、解散も辞職もしない」
 ◇「みのさんに理解してもらわないと…」

 ガソリン(揮発油)税の暫定税率が復活した直後のマスコミ各社の世論調査で、内閣支持率はさらに下がり、毎日新聞では18%を記録した。極めて低い水準で政権に黄色信号がともった。支持率低下の動揺が解散回避の一点で、かえって自民党の結束を促している。

 衆院山口2区補選で自民党候補が敗れた4月27日夜、福田康夫首相はひそかに首相公邸に森喜朗元首相、青木幹雄前参院議員会長を呼んだ。

 首相は2人に「国内の政治状況で外交日程がなかなか決められない」とぼやいた。そして首相はこう続けた。「何があっても、衆院解散も内閣総辞職もしない」「支持率は気にせず、外交を粛々と進めていく」

 首相の弱気を心配していた森、青木両氏には安堵(あんど)のセリフで、いきおい話題は内閣改造に及んだ。3人は改造時期を巡り▽北海道洞爺湖サミットより前▽サミット直後▽党役員改選期の9月--の各案について意見交換したという。

 青木氏は「支持率なんて気にしたって仕方ないわね」と周囲に語る。青木氏の「100%理論」。世論調査の支持率が低くても、党内の支持率と合わせて100%になれば、政権は維持できるというものだ。人事で人心を掌握する改造がその決め手というわけだ。

 この会談は党内の動揺を先手を打って封じ込めようという、実力者の腹合わせだった。

 しかし、その翌28日、国会内で開かれた首相と公明党の太田昭宏代表らとの党首会談。公明党の出席者からこんな指摘が出された。

 「新聞の論説委員だけに理解してもらっても仕方がない。みのもんたさんに理解してもらわないといけない」

 日銀総裁人事での武藤敏郎副総裁の昇格提案などで、首相は新聞の社説から比較的、好意的な評価を受けた。しかし、テレビ番組の人気司会者から批判を受ければ、支持率上昇はないという懸念だ。

 特にガソリン価格や後期高齢者医療制度などの生活テーマでは、自民党もテレビに神経をとがらせる。党の部会などでは「朝の番組でみのさんが、民主党と同じ主張をした」などと話題になり、「テレビ出演する議員は、執行部が人選して弁の立つ人を送り込め」などの注文も出る。

 7日の津島派幹部会。津島雄二会長は「『次の選挙では自民党に入れない』という人が増えている。地殻変動が起きている」と語った。連休中に選挙区でベテラン議員が感じた支持率低下を裏付ける逆風。多くの自民党議員の共通認識だろう。

毎日新聞 2008年5月12日 東京朝刊
読む政治:内閣支持率低下(その2止) 反転なるか

 <1面からつづく>
 ◇森内閣は20%以下で持続/「外交カード」で上昇狙う

 解散回避で自民党内の結束を保っても、議員の動揺がいつマグマになって噴き出すかわからない。18%は歴代政権を見ても「政権末期」の数字だ。

 さらに「ねじれ国会」で野党の圧力が強く、今の通常国会を乗り切っても秋の臨時国会、来年の通常国会とハードルは高い。

 佐藤栄作、田中角栄、鈴木善幸各内閣は支持率20%を割って3カ月以内に退陣。竹下登、森喜朗両内閣は10%台からさらに9%まで下がり、宮沢喜一内閣の退陣直近の支持率は14、12、18%だった。

 福田内閣の今後を読む場合、森内閣が参考になるだろう。00年4月に支持率40%でスタートし「日本は神の国」という森氏の問題発言を受け、5月に20%に下落。その後20%を超えることはなかったが、1年間政権を維持した。00年11月に非主流派の加藤紘一元幹事長が森退陣を要求する「加藤の乱」を起こすが、主流派が数の力で抑え込んだ。

 その後、「ポスト森」の動きも、加藤氏の失敗にこりて「出ればつぶされる」と顕在化しなかった。この様子見の状況も、現在の「ポスト福田」候補の動きと似ている。しかし、年が明けると主流派は一転して「森おろし」に動き、01年4月に退陣に追い込んだ。7月に参院選を控え「森首相では勝てない」と判断したためだ。

 つまり、低支持率でも首相が「辞めない」と踏ん張れば政権維持は可能だが、選挙が近くなっても低いままでは「選挙の顔」にならないと、退陣包囲網を張られてしまう。森首相の退陣時の官房長官は福田首相だ。福田氏は、「支持率が1けたになった時に内閣は持たないと思った」と周囲に語ったことがある。

    ◆

 過去の例を見る限り支持率の反転は容易なことではないが、このまま回復しないとは言い切れない。

 「今回の外交成果が内閣支持率のアップにつながると思うか」

 中国の胡錦濤国家主席との首脳会談を終えた福田首相は7日夕、記者団から単刀直入にこう質問された。

 「あなたは自分のために仕事をしているわけではないでしょ?」

 首相は記者とのやりとりを切り上げてしまった。「支持率のために政治をしているのではない」という不快感だが、首相は「今の若い記者は」と、森氏らにも不満をぶちまけたという。実際、中国国家主席との会談が支持率上昇につながるか不明で、13日の道路整備財源特例法改正案の再可決に対する批判で、上昇分が吸収されてしまうかもしれない。

 ただ、北海道洞爺湖サミットは政権浮揚の有力カードであり、北朝鮮政策などで新たな外交カードを切る可能性も否定できない。

 歴代内閣で20%割れの逆境を一時的にせよはね返したのは、小渕恵三内閣だ。

 参院では過半数を割り、凡人、冷めたピザと酷評の中での支持率25%のスタートだった。16%、18%、16%と続くが、自由党との連立を機に30%に倍増。公明党との連立で48%にまで上昇したこともあった。小渕政権の番頭格だった野中広務元官房長官は「小渕さんの着実な姿勢が徐々に評価された。福田さんも仕事はきっちりやっており、日中首脳会談も評価すべきだ。もう少し何をしたいかはっきりさせるべきだ」と言う。

 政策研究大学院大の竹中治堅(はるかた)准教授は、支持率上昇の可能性にも言及する。

 「福田首相は世論の声に応えていない。世論に応えるということは迎合とは違う。小泉純一郎元首相の場合、郵政民営化を打ち出した結果、世論が歓迎した。迎合するための郵政民営化ではなかった。首相は道路特定財源の一般財源化を打ち出したが、やる気があるなら、政権発足当初から言わないといけない。世論に動かされるのでは駄目だ。首相が『これを頑張る』と言って実際に頑張れば、世論は支持すると思う」<読む政治は、政治部・犬飼直幸 世論調査室・中山裕司、田村佳子が担当しました>
 ◇世論調査 小選挙区導入で重み

 自民党も民主党も独自に世論調査を実施して政策判断や候補者選びに利用している。背景には96年衆院選から始まった小選挙区制の導入と政党の組織力低下がある。中選挙区時代は、同じ選挙区で自民党が複数候補を擁立。派閥単位の争いという性格が強く、有権者は人物本位で投票する傾向があった。小選挙区では候補は各党1人で、投票は政党単位の選択となる。党首の魅力に選挙結果が大きく左右される。

 小泉氏が郵政民営化を争点に解散に踏み切り、自民党が圧勝した05年衆院選がその典型だ。国民の人気を知る手段として、世論調査に頼らざるを得なくなった。その傾向に、政党支持組織の衰退が拍車をかけた。

 早稲田大学政治経済学部の谷藤悦史教授は「社員の組織化の難しい第3次産業が盛んとなり、政党の系列団体や労働組合が衰退した。政党も『個人』を相手にした世論調査をするようになった」と指摘する。

 「自民党をぶっ壊す」と宣言した小泉氏の5年半で、業界団体の自民党離れは進み、「風」に頼らざるを得なくなっている。野中元官房長官も「世論調査を気にしているのは小泉・安倍(晋三)政権以後のことだ」と言う。

 世論調査が本格的に広まったのは戦後、連合国軍総司令部(GHQ)が普及を指導してからだ。調査の持つ意味は時代とともに変わっている。谷藤教授は「かつては政策の成果を問うものだったが、今は世論調査の結果を受けてから政策が選択される。時代の流れが速くなり、短い期間で成果が出ないと、国民も満足しない」と話す。

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 ◆暫定税率再可決後の各社内閣支持率(%)◆

     支持   不支持

毎日新聞 18   61

朝日新聞 20   59

日経新聞 21   68

共同通信 19.8 66.6

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◆毎日新聞調査による歴代内閣の発足時と退陣前の支持率(%)◆

      支持      不支持

内閣    発足時 退陣前 発足時 退陣前

吉田茂   55  38  14  35

鳩山一郎  35  34  14  33

石橋湛山   -   -   -   -

岸信介   46  28  24  34

池田勇人  40  33  26  36

佐藤栄作  46  19  18  46

田中角栄  53  18  13  48

三木武夫  47  32  12  30

福田赳夫  27  25  38  29

大平正芳  27  21  24  46

鈴木善幸  38  16  21  35

中曽根康弘 39  30  31  30

竹下登   30   9  20  63

宇野宗佑  22   -  40   -

海部俊樹  31  36  27  24

宮沢喜一  31  18  22  49

細川護熙  75  74   9  12

羽田孜   43   -  23   -

村山富市  40  24  31  37

橋本龍太郎 59  27  16  41

小渕恵三  25  28  48  43

森喜朗   40   9  24  75

小泉純一郎 85  45   5  37

安倍晋三  67  29  16  58

 (注)宇野、羽田の両内閣は在任中1回しか調査がなく、石橋内閣は在任中の調査がなかった。吉田内閣の発足時の数字は、第3次内閣のもの。支持20%未満は太字にした。

毎日新聞 2008年5月12日 東京朝刊

2008年5月 2日 (金)

福田康夫内閣支持率、とうとう10%台に降下。共同通信速報で。

福田康夫内閣支持率、とうとう10%台に降下。共同通信速報で。

http://www.47news.jp/news/flashnews/
自民、民主の支持率逆転、共同通信世論調査 

共同通信社が実施した全国電話世論調査で、自民党と民主党の支持率が逆転。昨年12月以来。
2008/05/02 16:06  【共同通信】

内閣支持率19・8%、共同通信世論調査 

共同通信社が実施した全国電話世論調査で、福田内閣支持率は19・8%。森内閣以来の低水準。
2008/05/02 16:03  【共同通信】

福田内閣、朝日、日経の調査で急落

福田内閣支持率、ガソリン値上げで急落。朝日は危険水域の20%。日経は21%。解散もできない状況に追い込まれた。小泉内閣の官房長官だった当時、突然、官房長官を辞任した福田康夫を思い出す。果たしてこの背水の陣内閣の絶体絶命状況はサミットやパンダ外交で助けられるのか。(高田」)

内閣支持率20% 自民落胆「しばらく選挙できない」

2008年05月02日00時03分
http://www.asahi.com/politics/update/0501/TKY200805010260.html
 朝日新聞社が4月30日と5月1日に実施した全国緊急世論調査で、福田内閣の支持率が発足以来最低を更新し、20%にまで落ち込んだ。政党支持率でも民主党が自民党を上回った。政党支持率の逆転は昨年夏の参院選直後以来。自民党執行部の一人は「しばらくは選挙ができない」と落胆を隠さない。

 ガソリン値上げにつながる税制改正関連法を再可決で成立させたため、政府・与党内では、内閣支持率の低下は織り込み済み。首相周辺は「何とか踏みとどまった。これが福田内閣の固い支持層だ」と胸をなで下ろす。しかし、自民党内には「10%台になったら完全にアウトだ」(中堅議員)との声もある。

 自民党の二階俊博総務会長は「今が自民党にとって最悪の事態。悪い条件が重なったが、これから反転攻勢する。国民も平静さを取り戻す」と強調。公明党幹部も「後期高齢者医療問題やガソリンの問題で感情的になっている」と指摘し、こう漏らした。「歯を食いしばって耐え、もっと落ち着いて考えてもらえるようにしないといけない」

 参院で首相問責決議案が可決した場合の対応について、6割が福田首相に解散を求めていることについても、自民党三役経験者は「ますます解散はなくなった」と否定的。同党の中堅議員は「福田首相で選挙なんて、周りが許さない」と厳しい見方を示した。

 一方、民主党は勢いづく。山岡賢次国会対策委員長は「とにかく一度、民主党にやらせてみようという機運が高まっている。そういう民意を受けていることを意識して連休明けも行動したい」。鳩山由紀夫幹事長も「後期高齢者医療制度の廃止を巻き込んで首相問責決議案を出し、総辞職もしくは解散・総選挙をするのが筋と訴えていく」と意気が上がる。

 こうした状況に、政府関係者は、こんな見方を示した。「首相はどんなことがあっても解散できない。民主党は解散に追い込むつもりでやっている。お互い根比べだ」

http://www.asahi.com/politics/update/0501/TKY200805010244.html

内閣支持率20% 政党支持は民主が逆転 本社世論調査

2008年05月01日22時30分

 ガソリン税の上乗せ法案の衆院再議決を受けて、朝日新聞社が4月30日夜から5月1日夜にかけて実施した全国緊急世論調査(電話)によると、上乗せの復活に「賛成」は22%、「反対」は66%だった。福田内閣の支持率は20%で、発足以来最低だった前回4月19、20日調査の25%からさらに下落した。不支持は59%(前回60%)だった。

 政党支持率でも自民が24%(同26%)、民主が28%(同22%)と逆転した。民主が自民を上回るのは、安倍内閣時代だった参院選後の昨年8月以来だ。「いま投票するとしたら」として聞いた衆院選比例区の投票先でも、民主が39%で自民の22%に大差をつけた。今年2月の時点では、投票先は民主32%、自民30%で接近していた。民主は弱いとされてきた女性の支持が増えている。

 政府・与党は今回の再議決に続き、ガソリン税を道路整備に使うための法案も再議決で成立させる方針だが、これについても「妥当だ」が28%、「妥当ではない」が59%と否定的な見方が強い。一方、道路特定財源を一般財源化することは、「賛成」が67%と「反対」の22%を大きく上回り、支持されている。

 一般財源化に賛成する人にガソリン税上乗せについて聞くと、「一般財源にするなら上乗せはあってよい」と「廃止した方がよい」がともに44%で、意見が分かれた。今後、一般財源化の議論に加えて、税率をどうするかも焦点になってきそうだ。

 福田首相の問責決議案の参院提出を検討している民主党の姿勢を「評価する」は42%、「評価しない」は40%。問責決議案が可決された場合に福田首相はどうするべきかについては、「衆院を解散して総選挙をする」が60%で多数を占めた。「辞職も解散もする必要はない」は25%、「辞職するべきだ」は9%だった。

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080502AT3S0101U01052008.html
内閣支持率21%に急落・日経世論調査

 日本経済新聞社が4月30日と5月1日に実施した緊急世論調査で、福田内閣の支持率は21%と4月中旬の前回調査から8ポイント低下し、内閣発足以来、最低となった。不支持率は9ポイント上昇の68%で最高を更新した。ガソリン税の暫定税率の復活や、4月の後期高齢者医療制度の導入などが影響したとみられる。政党支持率は自民党が33%、民主党が36%で8カ月ぶりに逆転した。

 内閣支持率は前回調査で、福田内閣では初めて30%を割った。安倍、小泉両内閣では20%台前半になったことがない。森内閣末期の2001年2月の16%に近づいており、福田康夫首相が厳しい政権運営を強いられるのは必至だ。(00:03)

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080502AT3S0102101052008.html
政治混迷、首相に厳しい目・日経世論調査

 日本経済新聞社の緊急世論調査で福田内閣の支持率が21%に急落した背景には、道路特定財源や後期高齢者医療問題を巡る政治の混迷がある。福田康夫首相はこれまで以上に厳しい政権運営を迫られている。民主党は政権批判層を取り込み、政党支持率で自民党を逆転したが、この傾向を定着させられるかどうかは同党の対応次第だ。

 首相の仕事ぶりを聞くと「評価しない」が70%で「評価する」の19%を大きく上回った。評価しない理由は「後期高齢者医療問題への取り組み」の21%が最も多く、「道路特定財源問題への対応」(16%)、「経済活性化への取り組み」(同)などが続いた。(07:03)

2008年4月27日 (日)

改憲容認の道民 九条維持58%に増加「戦力明記を」14ポイント減 北海道新聞世論調査

北海道新聞の世論調査の結果である。全面改憲14%、一部改憲57%であるがそのなかでの、9条維持が昨年より9ポイント増加し、2004年以降、初めて過半数を上回ったという。9条を変えて戦力保持を明記するという考えの人は14%減って31%になった。これらは昨一年で大きく世論が変化したことを物語っている。安倍内閣の下で9条改憲の動きが強まったことや、教育基本法改悪、改憲手続き法制定など、改憲の動きに対する危機感の表れであり、防衛省の一連の事件などへの不信のあらわれであろう。ただし、一般的な改憲容認は読売の調査などと比べて、道新の調査はたかい。詳細な分析が必要だ。(高田)

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/89642.html
改憲容認の道民 九条維持58%に増加「戦力明記を」14ポイント減 世論調査(04/27 06:48)

 北海道新聞社は五月三日の憲法記念日を前に、憲法に関する道民世論調査を行った。「憲法を全面的に改めるべきだ」あるいは「一部を改めるべきだ」とした「改憲容認」は71%に達したが、戦力不保持を明記する九条については、その六割近くが「変更しなくてもよい」と回答。国民投票法が昨年五月に成立して改憲への手続きが整った中で、九条変更に対しては警戒感が高まっていることが浮かび上がった。

 全面的な改憲容認は14%、一部改憲容認は57%と、昨年四月の調査に比べ、改憲を容認する人は約1ポイントの微増だった。「改めずに、このまま存続すべきだ」とする「護憲」は24%と約5ポイント減少した。いずれの年代でも改憲容認が護憲を上回り、二十代と四十代では八割を超えた。

 改憲を容認する人に理由を尋ねたところ66%が「時代の変化に応じた方がよいから」と回答。「解釈が分かれる条文をはっきりさせた方がよいから」の27%を大きく引き離した。

 戦力不保持を定めた九条については、改憲容認の58%が「変更しなくてもよい」とし、昨年の調査に比べて9ポイント弱上昇。同じ質問を設定した二〇〇四年四月調査以降、初めて過半数を占めた。

 これに対し、「変更して戦力を持つことを明記すべきだ」は31%で、昨年に比べ約14ポイントも減少し、〇四年以降で最低となった。

 年代別では、いずれの層も「変更しなくてもよい」が五割を超え、二十代は72%と特に高かった。性別でみると、男女ともに「変更しなくてもよい」が最多だったが、男性の45%は「戦力保持を明記すべきだ」と答えた。

 一方、護憲の理由では、「世界に誇る平和憲法だから」が48%と最多で、昨年に比べ約7ポイント上昇した。だが、今回を含む五回の調査の中では昨年の41%に次ぐ少なさだった。

 代わって護憲の理由として伸びているのは、「いま変えれば、九条改正につながるから」で、昨年比10ポイント以上増の38%を占めた。年代別では二十代と四十代で最多の理由となり、二十代では75%と高率だった。

2008年4月24日 (木)

思いやり予算継続へ 参院委で否決、衆院優越規定で

 24/TKY200804240153.html

思いやり予算継続へ 参院委で否決、衆院優越規定で

そうだよ。こういうこともできるんだよね。参院の野党3党協力がなせる業でした。パチパチ。も しも衆議院で過半数持っていれば、思いやり予算など、廃止できるんだ。こうした採決をした民主党への米国筋からの圧力が予想されるが、民主党が踏ん張るこ とを期待したい。昨年の参院選の結果の重さを示したものです。(高田)
http://www.asahi.com/politics/update/04

 

2008年04月24日14時06分

 在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)を3年間延長する特別協定案について、参院外交防衛委員会は24日、民主、共産、社民の反対多数で否決し た。25日の参院本会議でも否決される見通しだが、協定案は先に衆院で可決されているため、同日中にも憲法の衆院優越規定で承認される。

 特別協定は条約扱い。衆参両院で賛否が分かれれば、首相指名や予算案と同様、衆院の判断が優先される。外務省によると、衆参いずれも条約案の否決は戦後例がない。

 年度末までに承認されなかったため、4月1日から支出できない状態になっていた。ただ成立する運びになったことで、予算の大半を占める基地労働者の労務費(給料)を米軍が立て替えることにはならない見通しだ。

 過去2回の延長時に日米同盟重視の立場から賛成した民主党は、米軍基地内で日本人従業員が娯楽目的で雇われている実態や不透明な工事契約 が表面化したことを理由に今回は反対に回った。委員会で高村外相は「米国の日本政府に対する信頼が損なわれる。抑止力の点でもよいことではない」と、日本 側負担を続ける意義を強調してきた。

2008年4月21日 (月)

日経・内閣支持率、29%に低下・日経世論調査

日経新聞の内閣支持率調査結果。
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt22/20080420AS3S2000F20042008.html
(4/20)内閣支持率、29%に低下・日経世論調査

 日本経済新聞社が18―20日に実施した世論調査で、福田内閣の支持率は29%と3月の前回調査から2ポイント低下し、内閣発足以来、最低となった。不支持率も5ポイント上昇の59%で最高を更新した。ガソリン税の暫定税率については「上乗せを再開し一般財源として使う」「上乗せを再開して道路整備を続ける」をあわせた復活容認論が49%で、撤廃論の42%を上回った。

 内閣支持率の30%割れは昨年7月の参院選直後の安倍内閣(28%)以来。内閣を支持しない理由を複数回答で聞くと「指導力がない」が62%で最多。「政策が悪い」が44%で、前回より10ポイント上昇し2位になった。年代別では60歳代以上の支持が落ち込んだのが特徴で、4月に始まった後期高齢者医療制度の混乱などが影響したとみられる。

 支持する理由は「人柄が信頼できる」の46%が最も多く「自民党の内閣だから」(35%)が続いた。

内閣支持25%、不支持60% 朝日新聞社世論調査

本日発表の朝日新聞世論調査でも福田内閣支持率は急落。前回調査から6%も落ち込んだ。(高田)

http://www.asahi.com/politics/update/0420/TKY200804200195.html
内閣支持25%、不支持60% 本社世論調査

2008年04月21日00時38分

 朝日新聞社が19、20の両日実施した全国世論調査(電話)によると、福田内閣の支持率は25%で、3月29、30日の前回調査の31%を大きく下回り、内閣発足以来、最低だった。不支持率は60%(前回53%)。内閣支持率が20%台に落ち込んだのは、07年7月に自民党が参院選で大敗した直後の調査で、安倍内閣の支持率が同内閣で最低の26%となって以来のことだ。

福田内閣の支持率

  

 内閣支持率を年代別にみると、70歳以上で前回は支持46%、不支持34%だったのが、今回は支持36%、不支持50%と逆転している。また、50代の支持率は20%にとどまっており、4月から始まった後期高齢者医療制度に直接かかわる人たちや、その子にあたる世代への影響が目立つ。

 内閣不支持の人に理由を聞くと、69%が「政策の面から」を選び、「自民党中心の内閣だから」(17%)、「首相が福田さんだから」(5%)などを引き離している。

 また、後期高齢者医療制度について聞いたところ、この制度が始まったことを「評価しない」が71%にのぼり、「評価する」は18%だった。「評価する」は内閣支持層でも34%にとどまり、「評価しない」の51%を大きく下回った。

 ガソリン税の暫定税率を衆議院での再議決で復活させることについては、賛成が24%、反対が63%。暫定税率の期限が切れてガソリン価格が下がる直前の前回調査では賛成24%、反対61%で、今回もほぼ同じ傾向だった。自民支持層でも賛成47%、反対40%と意見が分かれている。

 政党支持率は自民が前回の31%から大きく下がり26%。民主の22%(前回20%)と接近した。

 (数字は%。小数点以下は四捨五入。質問文と回答は一部省略。◆は全員への質問。◇は枝分かれ質問で、該当する回答者の中での比率。〈〉内の数字は全体に対する比率。丸カッコ内の数字は、3月29、30日の調査結果)

◆福田内閣を支持しますか。支持しませんか。

 支持する25(31)

 支持しない60(53)

◇それはどうしてですか。

(選択肢から一つ選ぶ。左は「支持する」25%、右は「支持しない」60%の理由)

 首相が福田さん  17〈4〉   5〈3〉

 自民党中心の内閣 29〈7〉  17〈10〉

 政策の面     21〈5〉  69〈41〉

 なんとなく    28〈7〉   7〈4〉

◆あなたはいま、どの政党を支持していますか。

 自民党26(31)▽民主党22(20)▽公明党2(3)▽共産党2(1)▽社民党1(1)▽国民新党0(0)▽新党日本0(0)▽その他の政党0(0)▽支持政党なし41(39)▽答えない・分からない6(5)

◆ガソリン税が4月1日から下がりました。政府・与党は、税収が不足するため、ガソリン税の上乗せを元に戻す法案を衆議院で再議決して上乗せを復活させる方針です。あなたは上乗せを復活させることに賛成ですか。反対ですか。

 賛成   24 反対    63

◆75歳以上のお年寄りを対象にした後期高齢者医療制度が4月から始まりました。このことを評価しますか。評価しませんか。

 評価する 18 評価しない 71

◆福田首相と民主党の小沢代表についてうかがいます。2人の発言や行動を比べてみて、あなたはどちらを評価しますか。福田さんですか。小沢さんですか。

 福田さん 32 小沢さん  28

 〈調査方法〉 19、20の両日、全国の有権者を対象にコンピューターで無作為に電話番号を作る「朝日RDD」方式で調査した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。有効回答2084人、回答率58%。

2008年4月19日 (土)

内閣支持率続落・時事通信調査

時事通信の世論調査でも福田内閣支持率続落・不支持が52.4%、支持が27.6%でダブルスコアである。与党幹部は支持率が落ちても総辞職はしないなどと突っ張っているが、さて、どこまで持つのか。(高田)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008041800603&j1

2008/04/18-19:54 福田内閣、不支持が5割超=支持続落27.6%に-時事世論調査
 時事通信社が11-14日に実施した4月の世論調査によると、福田内閣の支持率は前月比3.3ポイント減の27.6%で下落傾向に歯止めは掛からず、昨年9月の発足後初めて2割台に落ち込んだ。一方、不支持も同4.7ポイント増の52.4%と5割を超えた。揮発油(ガソリン)税の暫定税率失効や、日銀総裁人事をめぐる混乱で福田康夫首相の指導力を問う声が高まったことに加え、後期高齢者医療(長寿医療)制度の説明不足などが響いたとみられる。
 不支持の理由(複数回答)では「期待が持てない」が同2.4ポイント増の30.2%でトップ。これに「リーダーシップがない」27.4%、「政策が駄目」16.5%などが続いた。
 不支持は、20歳代を除くすべての年代で前月よりアップし、30歳代では初めて6割を突破。40歳代から60歳代までの各年代で5割を超えた。男女別では男性56.5%、女性48.0%だった。

2008年4月15日 (火)

読売調査でも内閣支持率最低を記録

 本日発表された読売新聞社が12、13日に面接方式で実施した全国世論調査によると、福田内閣の支持率は30・0%(3月調査比3・9ポイント減)、不支持率は58・4%(同4・4ポイント増)だった。記事の冒頭で、面接調査と、電話方式の調査の結果に表れる違いも説明されている。支持率は昨年9月の内閣発足以降、面接調査では最低を記録した。支持率は、変化がより強く出る傾向がある電話方式による緊急調査(4月1、2日実施)では28・0%まで落ち込んでいる。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080116-907457/news/20080414-OYT1T00449.htm
内閣支持率30%、前月より3・9ポイント減…読売調査

 読売新聞社が12、13日に面接方式で実施した全国世論調査によると、福田内閣の支持率は30・0%(3月調査比3・9ポイント減)、不支持率は58・4%(同4・4ポイント増)だった。

 支持率は昨年9月の内閣発足以降、面接調査では最低を記録した。

 支持率は、変化がより強く出る傾向がある電話方式による緊急調査(4月1、2日実施)では28・0%まで落ち込んでおり、低落に歯止めはかかっていない。

 該当者不明の約5000万件の年金記録について、政府は3月末までに約1000万件の持ち主を特定した。この問題で政府の対応を評価する人は「大いに」と「多少は」を合わせて35%で、評価しないと答えた人(「あまり」「全く」の合計)の63%が上回った。民主党は舛添厚生労働相の問責決議案を参院に提出する構えを示しているが、厚労相は辞任すべきだと思う人は12%に過ぎず、辞任する必要はないという答えが84%に上った。

 ガソリン税の暫定税率を政府・与党が4月末にも復活させる方針を示していることには賛成が30%、反対が61%となった。ただ、暫定税率がどうあるべきかについては「暫定税率を続け、幅広い目的に使う」42%、「道路整備に使う」9%で、維持すべきだとの考えが5割を超えた。「廃止する」は40%だった。

 【調査方法】▽調査日=4月12、13日▽対象者=全国有権者3000人(250地点、層化2段無作為抽出)▽方法=個別訪問面接聴取法▽回収1753人(58.4%)
(2008年4月14日22時52分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080116-907457/news/20080414-OYT1T00589.htm
与党支持層に「福田離れ」、民主にも厳しい評価…読売調査

 読売新聞社の面接方式による全国世論調査で、福田内閣の支持率が発足以来最低を記録したのは、特に与党支持層で「福田離れ」が進んだためだ。

 自民支持層の内閣支持率は64・7%(3月調査比6・7ポイント減)、不支持率は28・4%(同6・9ポイント増)となった。公明支持層の支持率は3月の6割強が約5割に目減りし、不支持率は3割強から4割に増えた。

 福田首相はガソリン税を巡る問題で、来年度からの道路特定財源の一般財源化などを提案した。この問題で首相が指導力を発揮したと思うかどうかを聞いたところ、「そう思う」は全体で23%(「どちらかといえば」を含む)に過ぎず、「そうは思わない」が72%に上った。与党支持層も冷ややかで、「そう思う」との答えは自民支持層で43%(「そうは思わない」53%)、公明支持層で3割強(同7割弱)と少数だった。

 ただ、内閣支持率の低迷が民主党の追い風になっているわけではない。ガソリン税を巡る首相の提案を拒否した小沢代表の対応については「評価する」(「大いに」「多少は」の合計)は33%で、「評価しない」(「あまり」「全く」の合計)の62%が大きく上回った。政党支持率は自民の30・6%(3月調査比2・5ポイント減)に対し、民主は17・4%(同0・2ポイント減)で横ばいだ。

 民主党は早期の衆院解散・総選挙を求めているが、次の衆院選の時期について「できるだけ早く行う」と答えた人は23%にとどまった。「今年7月のサミット後」20%、「今年中」22%、「任期満了までに」24%を合わせると、「サミット後」は6割を超え、同党の戦略は国民の支持を得てはいないようだ。さらに、望ましい政権の枠組みを聞いたところ、最も多かったのは「現在の自民党と公明党の連立政権」20%で、「自民党と民主党を中心とする連立政権」19%、「与野党を再編した新しい枠組みの政権」18%が続き、「民主党を中心とする野党の連立政権」は16%に過ぎなかった。
(2008年4月14日23時06分  読売新聞)

2008年4月13日 (日)

雑記(35)福田は封建領主以下の感覚

以下は「共同通信」が報じたことである。
 
首相主催の「桜を見る会」が12日午前、東京の新宿御苑で開かれ、暖かい日差しの中で、約1万人の招待客が満開の八重桜を楽しんだ。福田首相はあいさつで「こんな桜ばかりのような日本にしたい。政治と行政をしっかりさせるのが私の役割」と強調。ただ「まあ、いろいろありますよ。物価が上がるとか、しょうがないことはしょうがないのだから、耐えて工夫して切り抜けていくことが大事だ」とも述べた。

なんという言いぐさか。「こんな桜ばかりのような日本にしたい」という福田康夫首相の美学あるいは価値観の貧困さへの批判はとりあえずおいといて、いまは日本社会は閉塞感ばかりで花など咲けない状態である。
なかでも大きな問題は福田首相の以下のような発言なのである。「まあ、いろいろありますよ。物価が上がるとか、しょうがないことはしょうがないのだから、耐えて工夫して切り抜けていくことが大事だ」という。このほんとうに政治の最高責任者の他人事のような発言に、現局面が象徴されている。「物価があがるのはしょうがない。しょうがないことは耐えてくれ」だと。年金問題、後期高齢者の保険、ガソリン税特定財源問題、諸物価の高騰、貧困と格差問題、労働現場の諸問題、防衛省の諸問題、これほど社会に政治がらみの問題が累積しているのである。これが「まあ、しょうがないと思って耐えてくれ」ですまされようとしている。もとはといえば、この問題は「痛みに耐えて改革を!」などと叫んだ小泉内閣以来の自民党政治の問題である。小泉が言った「痛み」に、わたしたちはいま、十分に味あわされている。福田康夫に「耐えて、工夫して」などといわれなくても、庶民はとっくに「工夫して耐えている」。問題はそれが限界状態なのだ。
 この無責任首相の下で、給油新法再議決、立川反戦ビラ有罪の最高裁判決、映画「靖国」上映中止問題、鳩山法相下での死刑実行の頻発、などなど、社会に閉塞感が蔓延しつつある。
 庶民に「工夫して耐えよ」とは封建時代の殿様並みの政治のいうことであろう。こんな無責任首相を筆頭とした福田内閣をなんとしても打倒しなければならない。(高田)

2008年4月 7日 (月)

毎日新聞調査・内閣支持率危険水域に

本日の毎日新聞の調査発表である。各紙、軒並みに内閣支持率続落で、「危険水域」にはいったという論評が続いている。福田内閣の危機である。それにしても民主の支持も高まっていない。(高田)

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080407ddm001010022000c.html
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080407k0000m010085000c.html
内閣支持率:6ポイント下落、24% 不支持57%--毎日新聞世論調査
 ◇「指導力疑問」増え
 ◇ガソリン、再可決反対64%

 毎日新聞は5、6両日、電話による全国世論調査を実施した。福田内閣の支持率は3月の前回調査比6ポイントダウンの24%で、昨年9月の政権発足時以来最低を更新。前回初めて半数を超えた不支持率もさらに6ポイント増えて57%となった。3月で期限が切れたガソリン税などの暫定税率を元に戻すため、租税特別措置法改正案を衆院で再可決する政府・与党の方針に対しては、反対が64%で、賛成の32%を大きく上回った。

 福田康夫首相にとって非常に厳しい数字で、首相の政権運営が今後さらに困難になることが予想される。

 内閣支持率は政権発足直後の57%から昨年12月に33%まで下落、その後は横ばいが続いていた。不支持率は発足時の25%から毎回増加しており、支持率と不支持率の数字が政権発足直後と今回でほぼ逆転した。

 支持理由で目立ったのは「首相に安定感を感じるから」が前回比14ポイントダウンの23%になった点。暫定税率失効や日銀総裁人事などへの首相の対応が不安定に映っているようだ。不支持理由では、前回大幅に増えた「首相の指導力に期待できないから」がさらに5ポイントアップ、45%になった。

 暫定税率の期限切れは「歓迎している」が53%で、「避けるべきだった」が43%。与党との協議に応じなかった民主党の対応は「評価する」が28%にとどまる半面、「評価しない」が68%に上っており、民主党にも厳しい世論が浮かび上がった。

 首相が道路特定財源を09年度から一般財源化する方針を示したことには「今年度からすべきだ」が45%で最多。「評価する」は30%、「道路に限定したままの方がよい」は19%だった。10年間59兆円の道路整備中期計画を5年間に短縮し見直す方針には「内容が不十分」が71%だった。【高山祐】
 ◇20・40代「福田離れ」

 内閣支持率を年代別に見ると、20代と40代の「福田離れ」が顕著だ。20代、40代の支持率はともに昨年9月の56%から18%に下落。40代男性は56%から15%になり、ほぼ4分の1にまで落ち込んだ。

 支持政党別では、自民支持層、公明支持層の支持はそれぞれ61%、47%で、いずれも政権発足後最低を更新。与党支持層にも離反が広がりつつあることがうかがえる。

 「支持政党はない」と回答した無党派層の支持率も46%から12%に落ち込んだ。


内閣支持率:福田政権「危険水域」に

 毎日新聞が5、6日に実施した全国世論調査(電話)で、内閣支持率は下落傾向に拍車がかかった。政府・与党が目指す租税特別措置法改正案の再可決には反発が強く、道路特定財源の09年度からの一般財源化を柱とする福田康夫首相の新提案への評価も低いことが浮き彫りになった。「福田政権は『危険水域』に入った」。与党内には危機感が広がった。【中田卓二】

 租特法改正案は3月で期限が切れたガソリン税などの暫定税率を盛り込む。送付から60日が経過した後も参院が採決しない場合は否決とみなし、衆院で再可決、成立させることが可能になる。政府・与党は60日が経過する4月29日以降、再可決して暫定税率を復活させる方針だ。

 しかし、世論調査では64%が再可決に「反対」と回答。さすがに自民支持層では「賛成」57%、「反対」39%だったが、公明支持層では「反対」が49%で、「賛成」の48%をわずかに上回った。与党支持層にも暫定税率復活や強引な国会運営への抵抗感が強いことがうかがえる。

 一方、首相が新提案を打ち出したのは3月27日。道路特定財源の一般財源化のほか、(1)道路整備の中期計画を10年から5年に短縮したうえで見直す(2)暫定税率のあり方を年末の税制抜本改正時に検討する--なども盛り込んだ。

 政府・与党は新提案を事態打開への「切り札」と位置づけるが、世論の見方は厳しい。

 一般財源化提案に対し、内閣支持層の47%は「評価する」と答えたものの、民主党の主張である「今年度から一般財源にすべきだ」との回答も31%。公明支持層では「今年度からの一般財源化」が47%とトップで、全体平均の45%も上回る数字となった。

 中期計画見直しにはさらに冷ややか。内閣支持層でも「内容が不十分」が47%に上り、「評価する」の41%を上回ったほか、自民支持層の53%、公明支持層の60%も「不十分」と答えた。

 しかし、民主党に「追い風」が吹いているわけでもない。租特法改正案をめぐり、民主党が政府・与党との協議に応じなかったことに対して「評価しない」との回答が、民主支持層でも42%だったほか、無党派層では72%に上った。

2008年4月 6日 (日)

共同調査も、福田内閣支持26%に急落

共同の世論調査を報じた東京新聞の記事である。支持率続落、この間の各調査とも2割台である。
新政権については、民主党中心が自民党中心を上回っている。政権交代の願望である。共産支持が公明支持を上回っているのも特徴だ。(高田)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008040690070936.html
ガソリン再議決反対64% 福田内閣支持26%に急落

2008年4月6日 07時09分

 共同通信社が四、五の両日に実施した緊急電話世論調査で、福田内閣の支持率は26・6%と、政権発足後最低だった三月の前回調査から6・8ポイント急落、初めて30%を割り込んだ。最近の内閣では、安倍晋三首相が退陣表明した直後の25・3%(昨年九月)に近い水準で“危険水域”に突入した形。「不支持」は59・6%で、初めて半数を超えた前回から、さらに9・0ポイント上昇した。

 一方、失効している揮発油税などの暫定税率を元に戻すため、税制改正法案を衆院で再議決する与党の方針には反対が64・4%を占め、賛成は26・2%だった。福田康夫首相は国民の反発を覚悟して再議決に踏み切るのか、厳しい判断を強いられることになる。

 首相が表明した道路特定財源の一般財源化には59・5%が賛成したが、暫定税率に関しても52・2%が「必要ではない」と回答。一般財源化と暫定税率廃止を掲げる民主党への支持が浮き彫りになった形だ。

 内閣を支持しない理由では「首相に指導力がない」が32・5%と最多。「経済政策に期待が持てない」は24・0%で6・2ポイント増え、日銀総裁人事をめぐる混乱などが影響しているとみられる。

 約五千万件の「宙に浮いた」年金記録に関する政府の対応では「公約を守った」との評価が19・1%にとどまったのに対し、「公約違反」との声は63・9%に上った。ただ、舛添要一厚生労働相については83・8%が「辞めなくてもよい」とした。

 支持する政権の枠組みでは「民主党中心」が39・8%(2・5ポイント増)で、「自民党中心」の32・9%(5・6ポイント減)を上回った。望ましい次期衆院選の時期は「七月の日本でのサミット後、今年後半」が37・0%と最も多く、次いで「来年九月の任期満了」が26・6%だった。

 政党別支持率は、自民党が27・6%と4・0ポイント下落した一方、民主党は3・0ポイント上昇し25・7%となった。ほかは公明党2・5%、共産党4・1%、社民党1・4%、国民新党0・3%、新党日本は支持回答がなかった。「支持政党なし」は36・8%で1・5ポイント増えた。

(東京新聞)

2008年4月 4日 (金)

内閣支持率23・8%と産経の調査

読売の調査が支持率28%と書いたら、これより低いのが本日の産経の世論調査だ。まさに危険水域である。この調子では福田は政権を投げ出すしかなくなりそうだ。(高田)

「暫定税率・一般財源化」は歓迎も…首相支持率は危険水域に近く 産経・FNN世論調査
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080404/plc0804041151007-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080404/plc0804041151007-n2.htm
産経新聞社がFNN(フジニュースネットワーク)と合同で2、3の両日実施した世論調査で、福田康夫首相が打ち出したガソリン税などの道路特定財源の来年度からの一般財源化について、「賛成」とする回答が63・9%と6割以上に達したことが4日、明らかになった。「反対」の回答は21・9%にとどまっており、「一般財源化」に世論の支持が広がっていることが分かった。

 一方、福田康夫内閣の支持率は23・8%と、前回調査の28・7%よりも4・9ポイント下げ、福田政権の支持率過去最低を更新した。政権維持の危険水域とされる20%は目前で、不支持率も前回の52・2%より6・8ポイント上がり、59・0%と6割近くに達した。

 3月末で期限切れとなった道路特定財源の暫定税率については、「継続してもよいが、期間や税率などを見直すべきだ」との回答が前回調査(2月)と同数の58・1%と依然、6割近くにのぼった。「復活して継続させるべきだ」とする回答の9・8%を大きく上回っており、「このまま廃止すべきだ」とする回答も29・4%と3割近くに達した。暫定税率の見直しを求める世論は強そうだ。

 与党側が、今年度分の暫定税率維持のため4月末にも検討している、憲法の規定に基づく衆院での再議決についても「反対」が50・6%と過半数に達し、「賛成」は31・4%にとどまった。

また、政府与党が暫定税率を再議決した場合、野党側が福田首相の問責決議を可決する構えであることに「賛成」と回答したのは45・4%で、「反対」の36・5%を8・9ポイントも上回っており、暫定税率を含む福田政権の政策や政権運営に対し、国民のフラストレーションはかなりたまってきているようだ。

2008年4月 3日 (木)

内閣支持率28%に


本日の読売新聞の報道である。内閣支持率が3割を切って、28%になった。(高田)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080402-OYT1T00625.htm
「道路」一般財源化58%賛成、民主対応59%評価せず
世論調査・支持率

 ガソリン税など道路特定財源にかかわる暫定税率の期限が切れたことを受け、読売新聞社は1、2の両日、緊急全国世論調査(電話方式)を実施した。

 導入から半世紀以上がたつ道路特定財源の一般財源化について、賛成する人は58%で、反対の28%を大きく上回った。支持政党別に見ると自民支持層の57%、民主支持層の65%が賛成しており、こうした一般財源化の実現を求める声の広がりは、今後の与野党協議にも影響しそうだ。

 2009年度から道路特定財源を廃止し、一般財源化することを柱とした福田首相の提案については、評価する人は「大いに」と「多少は」を合わせて53%となり、評価しないとの答え(「あまり」「全く」の合計)は36%だった。民主支持層の51%も評価すると答え、支持政党のない無党派層も49%が評価した。

 首相の提案について、民主党は08年度からの一般財源化を譲らず、暫定税率も即時廃止を求めて受け入れなかった。こうした対応を評価する人は30%にとどまり、「評価しない」が59%を占めた。

 暫定税率の期限切れに伴いガソリン価格が下がることを良かったと思う人は56%で、「そう(良かったと)は思わない」の31%より多かった。与党が税制関連法案を衆院の3分の2以上の賛成で再可決し、ガソリンの暫定税率を復活させることについては賛成が27%、反対が57%となった。

 ◆内閣支持率は28%

 読売新聞社が電話方式で実施した緊急全国世論調査によると、福田内閣の支持率は28・0%で3割を下回り、不支持率は57・7%となった。

 自民支持層の内閣支持率は61・6%、不支持率は26・7%だった。公明支持層では4割強が内閣を支持した。民主支持層では内閣不支持率が85・6%に達した。支持政党のない無党派層では、支持率は16・5%にとどまり、不支持率は63・3%に上った。

 政党支持率は自民が27・3%で、民主は22・9%だった。

 次の衆院選比例選での投票政党を聞いたところ、民主は29%で、自民の26%をやや上回った。面接方式に比べて今回のような電話方式の調査では、民主支持の数値が高く出る傾向が反映したと見られる。

 次期衆院選の望ましい時期については「今年7月のサミット後に行う」「できるだけ早く行う」各25%、「2009年9月の任期満了までに行えばよい」23%、「今年中に行う」22%となった。「できるだけ早く」を除く7月のサミット後に行うことが望ましいとの意見が約7割を占めた。
(2008年4月2日22時12分  読売新聞)

2008年4月 2日 (水)

政府危機の進行と各勢力の合従連衡

産経紙の記事である。安倍政権崩壊以来、衆参与野党逆転状況の下で、日本の政治は深刻な政府危機が続いている。政府危機の状況の下では各政治勢力のこうした合従連衡が盛んになるのは避けられない。これぞ政府危機の深刻さの照明でもある。これが各種政治に影響するので、私たちとしてもこうした動きを無視するわけにはいかない。動向を注視しておこう。(高田)

超党派活動再び活発化 環境では小池擁立の布石?
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080401/stt0804012023012-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080401/stt0804012023012-n2.htm
揮発油(ガソリン)税の暫定税率を失効に追い込んだ民主党の小沢一郎代表が早期解散に向けて気勢を上げる中、自民、民主両党などの超党派活動が再び活発化した。環境、外交、拉致などテーマはさまざまだが、参加議員が今後の政局の流動化をにらんでいることは間違いない。

 中川秀直元幹事長は1日、国会内で議員連盟「京都議定書目標達成議員連盟」(略称・もくたつ議連)を発足させた。自民、公明両党の議員約60人が入会し、30人が出席。会長に中川氏、幹事長に小池百合子元環境相、会長代理に浜四津敏子公明党代表代行、小泉純一郎元首相が名誉顧問に就任した。

 1日から京都議定書の実行期間に入ったことに合わせての議連発足だが、中川、小池両氏は3月23~24日に訪中したばかり。自民党内では「次期総裁選で中川氏は麻生太郎前幹事長の対抗馬として小池氏を擁立するための布石ではないか」(自民中堅)との見方も強い。

 小池氏は「議定書の『出発の日』にガソリン値下げという逆の流れとなり、このままでは日本は世界に支離滅裂なメッセージを出してしまう。集まった人数が多くてこの部屋も温暖化しているようですね」とにこやかにあいさつ。小泉氏は姿を顔を見せなかったが、中川氏は「次は必ず出席するように申し上げたい」と自信を見せた。

 議連は今後も賛同者を募るが、「政局的な憶測を呼ばないように」(関係者)するため民主党とは連携しない方針。温暖化対策をめぐっては安倍晋三前首相が3月5日に勉強会「クールアース50懇話会」を発足させたばかり。安倍氏は麻生氏と連携を強めており、環境問題で「麻生VS小池」の図式が浮かび上がったともいえそうだ。

 一方、自民党の加藤紘一元幹事長は1日、外交などの超党派勉強会「ビビンバの会」の第2回会合を国会内で開き、梅原猛国際日本文化研究センター名誉教授が哲学的な見地から日本のナショナリズム論について講演した。

 3月26日の初会合の出席者は15人だったが、今回は自民党から山崎拓元副総裁、海部俊樹元首相、石原伸晃前政調会長、民主党から鳩山由紀夫幹事長、仙谷由人元政調会長、公明党から東順治元国対委員長ら67人が出席した。
あまりの盛況ぶりに加藤氏も「まさかこんなに集まるとは…」と上機嫌。「この会は中川昭一元政調会長や平沼赳夫元経産相らとは違い、『偏狭なナショナリズムはダメだ』という流れの勉強会だ」と述べ、中川昭一氏らの「真・保守政策研究会」を強く牽制(けんせい)、この会を軸に「リベラル勢力の再結集」を狙うホンネをちらつかせた。

 超党派の「拉致議連」(会長・平沼赳夫元経産相)も1日、国会内で総会を開催。13日で期限切れとなる対北朝鮮経済制裁の延長に加え、北朝鮮への渡航・輸出の全面禁止などの追加制裁を求める決議を「家族会」「救う会」と連名で採択した。

 自民党から中川昭一氏ら、民主党から松原仁衆院議員ら保守色の強い議員約40人が参加。拉致問題に特化した議連ではあるが、政府が北朝鮮に対し融和姿勢に転じることがあれば、「保守勢力の再結集」の核となる可能性もある。

「満身創痍。福田康夫です。」?

本日2日の朝日の記事である。
福田首相のメルマガは私も読んでいるが、読者の「不満」が強まっているというのは注目に値する。しかし、この「満足度」というのはどういう方法で調べるのだろう。メルマガの主催者が調べるとすれば、相当に主催者のバイアスがかかってしまうのではないか。それでいて不満度が48%にもなったというのなら、相当のことだ。大体に於いて、福田首相のメルマガ読者というのが、世論の平均値を表すとは思えない。私のように批判的角度の読者もいるにはいるだろうが、全体として、支持者が多いのは当然のことだろう。そのなかの半数近くが不満を表明するというのは相当なことだ。無責任の極みを示している桝添厚労相にしても、石破防衛相にしても、更迭が当然の閣僚を擁護しつづける首相の支持が落ちるのは当然だ。これでガソリン税を衆院で再議決する気かね。(高田)

http://www.asahi.com/politics/update/0401/TKY200804010368.html
「満身創痍。福田康夫です。」? メルマガも不満が上回る

2008年04月01日20時51分

 福田首相の本音が垣間見える「福田内閣メールマガジン」が、このところ精彩を欠いている。一時8割に迫った読者の満足度は40%に下落。3月に入り、初めて「不満」が「満足」を上回るなど、読者の「福田離れ」が進んでいる。

 内閣メールマガジンは小泉元首相が創刊。福田内閣にも引き継がれ、その特徴は「○○○。福田康夫です。」というタイトルだ。毎週木曜日に配信。内閣広報室によると部数は約152万。

 首相就任1カ月を前にしたメルマガは「試練の連続。福田康夫です。」。インド洋での海自補給艦の給油量取り違え問題やC型肝炎の感染者リスト放置問題など「防衛省も厚労省も、どうしてこんなことになってしまったのか。長年政治に携わってきた一人として責任を痛感します」。

 同室の調べだと、この回の読者の「満足」「やや満足」をあわせた満足度は79%。「不祥事への率直な感想は好印象を受けた」「総理の人柄が分かるにつれ、親しみと期待が膨らみます」と好意的な意見が多かった。

 昨年11月、民主党の小沢代表との党首会談で「大連立」が不発に終わった直後は「ひたすら国民のためを思い。福田康夫です。」。「公開の場で、お互いが主張を繰り返すだけでは、何も決まりません。建前抜きで本音の話し合いを行う場があってもよいのではないか」と、「密室批判」に反論した。

 1月に補給支援特措法を衆院での再可決で成立させても「丁寧に、ねばり強く、話し合う。福田康夫です。」。「こういう政治情勢だからこそ、話し合うことによって、よりよい結論を出すことも可能」とあくまで対話路線を続けると宣言した。

 イージス艦の衝突事故などで政権運営が厳しさを増すなか、3月に入ると「『きぼう』の第一歩。福田康夫です。」。日本初の有人宇宙施設「きぼう」の建設など明るい話題を載せたが、読者からは「総理の信念や統率力の欠如は問題、即刻退陣すべし」と辛口のコメントが相次いだ。

 日銀総裁人事や道路特定財源問題で民主党との対立が深まると、余裕を失ったかのように、「日銀総裁問題。福田康夫です。」「道路財源問題。福田康夫です。」と題名も即物的に。「日銀総裁問題」の号で、戦前、軍部に屈せず軍縮を主張した浜口雄幸元首相の「唯一正道を歩まん」との言葉を引用しつつ、「拒否権を振りかざし、時間切れに追い込むような態度だけでは政治の責任は果たせない」と民主党を批判したが、読者の不満度は46%と過去最高を記録した。

 「ねじれ国会」に傷つき、支持率も低迷。次号のタイトルは「満身創痍(そうい)。福田康夫です。」?(今村尚徳)

2008年3月18日 (火)

福田内閣「支持」34%に下落、発足以来最低に…読売調査

内閣支持率の世論調査で、読売でも同様の結果が出ている。
これほど支持率が下落しても、福田康夫首相は他人事のように装い、政権に執着している。しかし、この道の先には「のたれ死に」しかないことは昨日のブログで書いたとおりである。
読者の皆様には同じような資料を掲載することに疑問を持たれるかも知れないが、掲載を始めると、煩わしいことではあるが、資料としては掲載せざるをえないので、ご容赦を。(高田)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080317-OYT1T00777.htm
福田内閣「支持」34%に下落、発足以来最低に…読売調査
世論調査・支持率

 読売新聞社が15、16日に実施した全国世論調査(面接方式)によると、福田内閣の支持率は33・9%(2月調査比4・8ポイント減)に下落し、不支持率は54・0%(同3・2ポイント増)に増えた。支持率は今年1月調査以降続落し、内閣発足以来、最低を記録した。

 内閣を支持しない理由を二つまで挙げてもらったところ「政治姿勢が評価できない」が48%で最も多く、「経済政策が期待できない」の38%、「安定感がない」の27%が続いた。

 海上自衛隊イージス艦と漁船との衝突事故への政府の対応は「適切ではなかった」が74%を占めた。

 ガソリン税の税率を暫定的に上乗せすることを、法律の期限が切れる3月末以降も「続ける方がよい」と答えた人は27%(2月調査比2ポイント減)、「やめる方がよい」は64%(同2ポイント増)となった。暫定税率を維持するという政府・与党の主張に理解は進まず、イージス艦事故の対応への不満などが重なり、内閣支持率を押し下げたようだ。

 ただ、暫定税率を維持する政府提出の税制関連法案に関しては、与野党は修正に向けて歩み寄り、合意すべきだと思う人が63%(同3ポイント増)に達し、「そうは思わない」は29%(2ポイント減)だった。与野党に妥協を求める意見が強まった。

 日銀総裁人事で、民主党が、政府提示の武藤敏郎副総裁昇格案を不同意としたことなどについて聞いたところ、同党の対応を「評価する」と答えた人は「大いに」と「多少は」を合わせて25%にとどまり、「あまり」「全く」を合わせた「評価しない」は59%に上った。民主支持層では「評価する」が47%、「評価しない」が40%だった。

 こうしたことを受け、政党支持率は自民が33・1%(同0・5ポイント増)で横ばいだったが、民主は17・6%(同2・4ポイント減)に低下した。
(2008年3月17日23時48分  読売新聞)

2008年3月17日 (月)

不支持、初めて50%超す 内閣支持は発足後最低

本日の東京新聞が共同の調査を報告している。各メディアの調査同様、支持率は続落である。このひょうたんなまずのようなつかみ所のない無責任な福田康夫内閣に世論は嫌気がさしているのだ。
このままでは福田内閣は解散もできず、のたれ死にコースを進むことになる。安倍居抜き内閣の閣僚交代で人気挽回を図ろうとする内閣改造の道もあるが、ここまで福田康夫の人気が落ちている下では、その効果はたかが知れたもの。石破防衛相を中谷か小池に替え、桝添厚労相を誰かに替えても、人気があがりそうもない。民心は肝心の福田に嫌気がさしているのだから。
前任者の安倍のように、政策上、にっちもさっちもいかなくなって政権を投げ出すということすらあり得る情勢になってきた。こんな内閣に自衛隊海外派兵恒久法などに手をつけさせるわけにはいかない。(高田)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008031601000473.html
不支持、初めて50%超す 内閣支持は発足後最低

2008年3月16日 18時12分

 共同通信社が15、16両日に実施した全国電話世論調査で、福田内閣の支持率は33・4%と2月の前回調査から2・2ポイント下落、政権を発足させて以来最低になった。「不支持」は前回より6・1ポイント上昇して50・6%となり、初めて半数を超えた。支持率の低落傾向に歯止めがかかっていないことが明らかになり、福田康夫首相の政権運営は厳しさを増しそうだ。

 ガソリン1リットル当たり約25円を上乗せしている揮発油税の暫定税率に関しては、3月末の期限切れ後は「延長しない方がいい」が61・0%と2月調査より3・9ポイント上昇、「延長した方がよい」は2・3ポイント減り29・3%だった。

 政府が次期日銀総裁人事で元財務事務次官の武藤敏郎副総裁の昇格を提案したことには「妥当だ」「妥当でない」が40%前後でほぼ拮抗したが、今月19日に福井俊彦総裁の任期が切れた後の空席を避けるべきだとの回答は61・5%だった。
(共同)

2008年3月11日 (火)

NHK内閣支持38%不支持48%

NHKの世論調査でも他のメディアと同様の傾向がでた。38%の支持率というのは他とくらべて高いが、続落傾向は共通だ。この国では、安倍内閣辞任以来の政府危機が続いている。福田康夫首相は、安部政権の居抜き内閣を維持するのではなく、解散・総選挙を実行すべきだ。(高田)
http://www3.nhk.or.jp/news/2008/03/11/d20080310000128.html
内閣支持38%不支持48%
NHKは、今月7日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDDという方法で世論調査を行いました。調査の対象となったのは1755人で、このうち61%にあたる1071人から回答を得ました。それによりますと、福田内閣を「支持する」と答えた人は、先月よりも3ポイント下がって38%なのに対し、「支持しない」と答えた人は、1ポイント下がって48%となり、去年9月の政権発足以来、初めて「支持する」が40%を下回りました。福田内閣を支持する理由では、▽「ほかの内閣よりよさそうだから」が41%、▽「人柄が信頼できるから」が25%などとなった一方、支持しない理由では、▽「実行力がないから」が37%、▽「政策に期待が持てないから」が36%などとなっています。そして、通常国会の焦点の1つとなっている道路特定財源で、暫定的に高い税率をかけている「暫定税率」については、▽「維持すべき」が19%、▽「維持すべきでない」が39%、 ▽「どちらともいえない」が35%でした。また、道路特定財源全体を、使いみちを限定しない一般財源にすることについては、▽「賛成」が42%、▽「反対」が17%、▽「どちらともいえない」が34%でした。さらに、政府が今後10年間で最大59兆円をかけて全国の道路整備を計画していることについては、▽「妥当だ」が13%、▽「妥当でない」が52%、▽「どちらともいえない」が29%でした。そのうえで、暫定税率を維持するなどとした税制関連法案の参議院での採決時期では、▽「年度内に採決すべきだ」が22%、▽「年度内の採決にこだわるべきでない」が49%、▽「どちらともいえない」が22%でした。一方、海上自衛隊のイージス艦と漁船の衝突事故をめぐる政府の対応について質問したところ、▽「大いに評価する」が3%、▽「ある程度評価する」が25%なのに対し、▽「あまり評価しない」が42%、▽「まったく評価しない」が23%でした。また、石破防衛大臣が辞任すべきかどうか聞いたところ、▽ 「辞任すべきだ」が27%なのに対し、▽「辞任する必要はない」は64%でした。そして「辞任すべきだ」と答えた人に、その時期を尋ねたところ、▽「直ちに」が19%、▽「事故の対応に一定のめどがついた段階」が79%でした。また、今回の事故を受けて、防衛省に何がいちばん必要か質問したところ、▽「閉鎖的と指摘される体質の改善」が39%で最も多く、次いで▽「背広組と制服組の統合など組織の見直し」が29%、▽「規律の徹底」が14%、▽「政治のリーダーシップの強化」が9%となりました。衆議院の解散・総選挙の時期については、▽「サミットが終わったあと、ことし秋ごろまでに」が34%で最も多く、次いで▽「来年9月の任期満了まで行う必要はない」が29%、▽「平成20年度予算案が成立したあと、4月ごろに解散すべきだ」が14%、▽「来年の早い時期に」が11%でした。
    3月10日 19時38分

2008年3月 4日 (火)

朝日でも不支持が50%に

朝日の内閣支持率調査結果が出た。この間紹介したように、産経、毎日、朝日と軒並み支持率30%程度、不支持が半数か過半数という結果である。
福田康夫内閣、これでもその座にしがみつくのか。(高田)

http://www.asahi.com/politics/update/0303/TKY200803030557.html
道路特定財源、「一般財源に」59%に増 本社世論調査

2008年03月03日23時02分

 朝日新聞社が1、2の両日実施した全国世論調査(電話)によると、通常国会の焦点になっているガソリン税など道路特定財源をめぐる問題で、道路整備以外の目的にも使える一般財源にする考え方に「賛成」の人が59%にのぼった。「反対」は30%。福田内閣の支持率は32%(前回2月は35%)で昨年12月中旬に最低の31%を記録して以降、低迷が続いている。不支持率は50%(同46%)と初めて半数に達した。

  

  

 道路特定財源の一般財源化への賛成は、昨年12月初めの調査で46%だったが、2月の調査で54%となり、今回さらに増えた。自民支持層でも58%が賛成だった。国会での議論が進むにつれ一般財源化への支持が広がっている様子がうかがえる。

 ガソリン税の上乗せを10年間延長し道路整備に充てる政府の租税特別措置法案は衆院で可決され参院に送られたが、法案に「反対」は59%にのぼり、「賛成」の28%を大きく上回った。今後10年間に59兆円をかけて道路整備をする政府の計画に対しても、「計画通り進めるべきだ」は15%にとどまり、「計画より減らすべきだ」が71%を占めた。

 ガソリン税の問題では与野党が法案の修正で合意できるかどうかが焦点となるが、ガソリン税をめぐる問題で福田首相の姿勢や対応を「評価する」は18%と少なく、「評価しない」が66%と厳しい見方が示された。

 海上自衛隊のイージス艦と漁船の衝突事故を受け、石破防衛相の進退について聞くと、「辞任すべきだ」は34%で、「辞任する必要はない」が57%と過半数だった。防衛相が責任をとって辞めても原因解明や防衛省の体質などの問題が解決するわけではない、との見方が背景にあるようだ。

 「辞任すべきだ」と答えた人にその時期を聞くと「すぐに」は18%しかなく、「ある程度の事後処理をしてから」が80%だった。

 福田首相が「根底から見直す」とした防衛省の組織改革については、首相の指導力に「期待している」は32%、「期待していない」が60%だった。

 政党支持率は自民29%(前回30%)、民主21%(同24%)など。

2008年3月 3日 (月)

毎日世論調査:内閣不支持5割超 イージス艦対応が要因に

福田康夫内閣の支持率、低落。不支持、毎日調査でも過半数超える。これはイージス艦による事故の後の調査である。石破防衛相の辞任を巡る反応が面白い。被害を受けた漁民の家族などの言葉を巧みに利用し、振りまいて自己保身を謀った石破作戦の成果か。福田背水の陣内閣はこのままでは解散もできずにのたれ死にとなるしかないのだろうか。(高田)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080303k0000m010047000c.html
毎日世論調査:内閣不支持5割超 イージス艦対応が要因に
福田内閣の支持率の推移

 毎日新聞は1、2両日、電話による全国世論調査を実施した。福田康夫内閣の支持率は1月の前回調査比3ポイントダウンの30%で、昨年9月の政権発足以来最低を更新、不支持率は初めて半数を超える51%となった。イージス艦「あたご」と漁船の衝突事故を巡る政府の対応については、「評価しない」41%、「あまり評価しない」33%で、計74%が批判的にとらえていることが分かった。

 政権発足直後57%だった内閣支持率は昨年12月に33%に下落、その後も反転しない状況が続いている。これに対し、不支持率は一貫して上昇傾向にある。

 男女別では、男性の支持率が28%と3割を切り、不支持率は58%だった。不支持理由で「首相の指導力に期待できないから」が前回比11ポイント増の40%となったのが目立ち、イージス艦衝突事故などへの首相の対応が不支持増の要因になっていることがうかがえた。

 衝突事故への政府対応を好意的にとらえた回答は、「ある程度、評価する」19%、「評価する」2%だった。

 石破茂防衛相の責任に関しては「きちんと事故処理をした後で辞めるべきだ」が45%で最も多く、「直ちに辞任すべきだ」の4%と合わせ、辞任を求める意見が49%にのぼった。一方で「辞任するよりも再発防止に取り組むべきだ」が39%、「辞任論が出るのがおかしい」が8%で、石破氏の進退を巡る世論は二分された。

 3月末で期限が切れる揮発油(ガソリン)税の暫定税率を4月以降継続することには、「反対」が66%で、「賛成」の27%を大きく上回った。ただ、暫定税率の10年間維持を含む租税特別措置法改正案を与野党協議で修正することには、78%が「賛成」と回答、歩み寄りを促す世論が浮かんだ。10年間で59兆円を必要とする「道路整備の中期計画」に沿って道路整備を進めることには「賛成」19%、「反対」75%だった。

 政党支持率は自民26%(前回比2ポイント減)、民主23%(同1ポイント減)などだった。【西田進一郎】

毎日新聞 2008年3月2日 19時54分 (最終更新時間 3月2日 20時28分)

2008年3月 2日 (日)

重大さ変わらない/暴行事件・米兵不起訴

昨日に引き続いて、沖縄での米兵による少女強姦事件の告訴取り下げ問題を考えている。私たちがこれを考える材料として沖縄の地元紙2紙の記事と社説を紹介する。

少女よ、哀しかっただろう、悲しかっただろう、悔しかっただろう、怖かっただろう。何と人は信じられないものかと、不信でいっぱいだろう。あのとき、君は勇気を出して携帯で友を呼んだ。精一杯の抗議をしようとしていた。その心を踏みにじった社会に、君はいま絶望しているのだろうと思う。
しかし、幼い君に心を寄せるたくさんの大人たちがいることを見てほしい。あきらめないでほしい。23日、沖縄では県民大会が開かれる。こんなことがもうないようにと願って。幾度繰り返せばいいのか、と思いながら、私たちはあきらめずに抗議する、行動する。(高田)

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200803021300_01.html
重大さ変わらない/暴行事件・米兵不起訴
 「心が痛い。彼女が声を上げられる状況をつくれなくて申し訳ない」―。米兵による暴行事件の被害者が告訴を取り下げ、容疑者の二等軍曹が不起訴処分となったことに、高校生のころ県内で米兵から性暴力の被害を受けた女性(四十代)が一日、重い口を開いた。基地あるが故に構造的な暴力が繰り返される現実。「告訴を取り下げても事件の重大さは変わらない。基地をなくすことと、被害者の人権が守れる社会の仕組みがなぜ作れないのか…」。同じ痛みと苦悩を抱え、複雑な心情を吐露した。(くらし報道班・岡部ルナ)

 女性は二〇〇五年、性暴力被害を稲嶺恵一知事(当時)あての公開書簡で訴え、性犯罪と基地被害の実態を告発した。

 高校から下校途中