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2013年12月15日 (日)

日・ASEAN:対中国巡り温度差…特別首脳会議共同声明

http://mainichi.jp/select/news/20131215k0000m010049000c.html

日・ASEAN:対中国巡り温度差…特別首脳会議共同声明

毎日新聞 2013年12月14日 21時44分(最終更新 12月14日 23時05分)

 日・東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議の共同声明には、中国による東シナ海上空の防空識別圏設定を受け、日本が重視していた「飛行の自由」の尊重が盛り込まれた。しかし、ASEANは中国との対立は望んでおらず、中国を繰り返し非難する日本とASEANの温度差が垣間見える会合となった。

 「一方的な行為により東シナ海、南シナ海の現状を変えようとする動き、自由な飛行を基礎とする国際航空秩序に制限を加えようとする動きが見られる。恐らく、多くのASEANの首脳も懸念を共有している」

 安倍晋三首相は会議終了後、首相官邸で記者会見し、こう強調した。中国の姿勢を批判したうえで、ASEAN諸国も同調しているとの印象付けを狙った。

 日本政府は、11月23日の中国による防空圏設定を受け、外務省幹部を12月初め、議長国のブルネイや、中国寄りとされるカンボジアに派遣。共同声明に防空圏に関する文言を何とか入れようと水面下で動いてきた。14日の会議終了後、政府高官は「入れたい要素は盛り込めた」と語った。

 だが、会議の共同議長を務めたブルネイのボルキア国王は共同発表の際、「飛行の自由」には触れなかった。実際には、共同声明は「飛行の自由などで表現に機微な部分があった」(日本政府関係者)のが実態で、文言の調整は会議の直前までもつれた。

 ASEANは中国との間で南シナ海の領有権問題を抱え、中国による南シナ海の防空圏設定を警戒している。ただ、経済的に最大の貿易相手国として中国への依存を強めており、大半の加盟国は中国との協調路線を重視している。このため日中対立による地域の不安定化は望んでおらず、中国への対立姿勢を崩さないフィリピンは加盟国のなかでは孤立気味といえる。

 中国は2020年までにASEANとの貿易額を2.5倍の1兆ドル(約103兆円)に増やす目標を掲げ、共存共栄をアピール。ASEANは9月、南シナ海問題で法的拘束力のある「行動規範」策定に向けた協議を始めたが、中国に配慮した形で進められている。

 インドネシアのユドヨノ大統領は13日、東京都内で講演し、首相の安全保障政策を支持する一方、中国との関係改善を求めた。ASEAN外交筋は「日本は中国を恐れているように見えるが、東南アジアは日米中の共存を願っている」と語った。【吉永康朗、バンコク岩佐淳士】

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