来月の日米2+2歴史的会談に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130928/k10014881121000.html
来月の日米2+2歴史的会談に
9月28日 10時31分
来月、東京で開かれる日本とアメリカの外務・防衛の閣僚協議について、アメリカ政府の高官は国務長官と国防長官の2人が出席する日本での協議は初めてだとして、アメリカにとって日本の重要性を示す歴史的な会談になると強調しました。
これは、アメリカ国防総省の高官が27日、記者団に対して述べたものです。
この中で、高官は「日本は経済と安全保障の分野で主導的な役割を果たしており、日米同盟は歴史的に見ても最高潮に達している」と述べて日米同盟を高く評価したうえで、さらに強化していくことに意欲を見せました。
そのうえで、来月3日、東京で開かれる外務・防衛の閣僚協議、いわゆる「2+2」について、「国務長官と国防長官の2人がそろって出席する協議が日本で開かれるのは初めてで、歴史的な会談だ」と述べ、アメリカにとって日本の重要性を示す歴史的な会談になると強調しました。
今回の協議では、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題や、日米防衛協力の指針、いわゆるガイドラインの見直し、さらに北朝鮮のミサイル発射に備えて、日本に配備する高性能レーダーなどについて話し合う見通しです。
ケリー国務長官とヘーゲル国防長官は、2日、それぞれの政府専用機で日本に到着し、翌日、岸田外務大臣と小野寺防衛大臣との閣僚協議に臨むことになります。
米「強い日本を支持」
アメリカホワイトハウス国家安全保障会議のメデイロス・アジア上級部長は27日、ニューヨークで記者会見し、来月、東京で開かれる日本とアメリカの外務・防衛の閣僚協議について、「強固な同盟関係を確認するため、日本と緊密に協力できることを楽しみにしている」と述べました。
そして「同盟関係をよりよくするための日本の取り組みはすべて歓迎する」と述べたうえで、協議でまとめられる共同宣言の中に「アメリカは強い日本を支持する」ということばが盛り込まれることを明らかにしました。
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