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2013年7月 1日 (月)

「安倍カラー」は封印=歴史認識でのぞく本音【13参院選】

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013063000233
「安倍カラー」は封印=歴史認識でのぞく本音【13参院選】

 安倍晋三首相は昨年末の就任以降、経済最優先の立場を取り、歴史認識に関する政府見解の見直しなど「安倍カラー」の強い政策は基本的に封印した。ただ、内閣支持率の上昇につれ、タカ派的な国家観が時折、顔をのぞかせた。参院選で勝利した場合、第1次内閣で掲げた「戦後レジームからの脱却」を目指す路線を再び進む可能性は否定できない。
 首相は就任前の2012年9月、自民党総裁選候補の共同記者会見で、従軍慰安婦問題への旧日本軍の関与を認めて謝罪した1993年の河野洋平官房長官談話について「強制連行を事実上証明する資料はなかった。子孫の代に不名誉を背負わせるわけにはいかない」と述べ、否定的な見解を示した。
 だが、今年1月の所信表明、2月の施政方針両演説では河野談話に言及せず、国会答弁でも「(菅義偉)官房長官による対応が適当だ」として自らは見直しに関与しない考えを強調してみせた。過去の植民地支配と侵略を認めて謝罪した95年の村山富市首相談話についても、「歴代内閣の立場と同じだ」と踏襲する意向を示した。

 ◇集団自衛権先送り
 第1次内閣で設置した集団的自衛権行使容認に向けた有識者懇談会は2月に再開したが、会合はそれきり開かれていない。本格的な議論は参院選後に先送りする方針だ。憲法改正の発議要件を定めた96条の先行改正についても、世論の理解が進んでいないとみるや、必ずしもこだわらない姿勢を示している。
 政権を安定軌道に乗せるには参院選勝利が必須。それまでは、国民の関心が高い景気回復を優先し、賛否が分かれる歴史認識などに関する持論は抑えた方が得策との判断からだ。実際、「安全運転」に努めた結果、内閣支持率は経済の好転にも後押しされ、6割前後の異例の高さを維持している。
 もっとも首相の「地金」が露呈し、外交問題に発展した場面もある。4月の国会では、村山談話について「そのまま継承しているわけではない」と答弁。中韓両国は要人往来を中止するなどして反発した。ミサイル発射の構えを示す北朝鮮に対し、中韓との連携が求められた時期だっただけに、連立相手の山口那津男公明党代表からも「(中韓両国との)関係改善を損なうことがないような配慮が重要だ」と苦言を呈された。

 ◇靖国参拝なら中韓反発
 参院選後の焦点は、首相が終戦記念日の8月15日に靖国神社を参拝するかどうか。4月の春季例大祭の際は、祭具の真榊(まさかき)を奉納して参拝は見送ったが、インタビューなどでは「第1次政権の時に行けなかったのは痛恨の極み」とも語っている。仮に参拝すれば、中韓との関係が一段と冷え込むことは避けられない。(2013/06/30-16:40)

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