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2013年6月20日 (木)

中国意識した欧州歴訪=安倍首相「価値観外交」前面に

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013061901025
中国意識した欧州歴訪=安倍首相「価値観外交」前面に

 【ダブリン時事】安倍晋三首相は19日(日本時間同)、英国での主要国首脳会議(サミット)をはじめとする欧州歴訪の主要日程を終えた。日本の首相として初めて、ポーランドなど東欧4カ国(V4)との首脳会談に臨んだほか、アイルランドを公式訪問。首相はこれまでと同様、台頭する中国を強く意識した「価値観外交」を展開した。
 「普遍的価値を共有する国との連携を深めることができた」。首相は19日、ダブリンのアイルランド首相官邸前でケニー首相との共同記者会見に臨み、歴訪の成果として、中国とは相いれない自由や民主主義といった価値観の共有を挙げた。
 首相は昨年12月の就任早々、沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張して日本への圧力を強める中国に対し、「向こうが降りるまで、私は中国の周りをぐるぐる回る」と外務省幹部に宣言した。価値観を同じくする国々と連携して中国に対抗しようというもので、アイルランド訪問もその一環だ。
 中国の習近平国家主席は、副主席当時の昨年2月にアイルランドを訪問。翌3月にはケニー首相が訪中し、欧州連合(EU)の対中武器禁輸解除に前向きな表現を盛り込んだ共同声明を発表した。日本外務省幹部によれば、安倍首相が今回、アイルランド訪問を決めたのは、中国との間にくさびを打ち込む狙いがあったという。
 東欧にも中国の影がちらつく。昨年4月、当時の温家宝首相がポーランドを訪問。インフラやハイテク分野で100億ドルの特別融資枠を設け、5億ドルの中・東欧投資協力基金も創設する方針を伝えたとされる。これに対し、安倍首相はV4首脳との会談後に発表した共同声明で、「普遍的価値の共有」を打ち出した。「中国との差別化だ」。政府関係者は首相の意図をこう説明した。
 先の米中首脳会談で、オバマ大統領は日本政府の働き掛けを踏まえ、尖閣諸島問題に相当の時間を割き、中国の自制を求めたとされる。だが、日中両首脳が緊張緩和に向け直接対話する見通しは立たない。中国への対抗意識が先に立つ首相の外交姿勢は、冷え込んだ日中関係を修復するどころか、さらに悪化させる危険性をはらんでいる。(2013/06/19-22:10)

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