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2013年4月30日 (火)

論戦・憲法:/1 96条、先行改正に懸念 船田元・自民党憲法改正推進本部長代行

自民党内にも矛盾はあるということではあるが、船田という人物は、中山太郎譲りで、こういうことを言うからかえって怖い存在だろう。

http://mainichi.jp/select/news/20130430ddm005010125000c.html
http://mainichi.jp/select/news/20130430ddm005010125000c2.html

論戦・憲法:/1 96条、先行改正に懸念 船田元・自民党憲法改正推進本部長代行

毎日新聞 2013年04月30日 東京朝刊
 ◇船田元(ふなだ・はじめ)自民党憲法改正推進本部長代行

 ??憲法改正の要件を緩和する96条改正の議論が活発化しています。参院選の争点にすべきですか。

 ◆発議要件を現在の衆参各院の総議員の「3分の2以上」の賛成から「過半数」に引き下げることについて、私はもう多くを言うつもりはないが、2分の1だと一般法とあまり変わらない。私としてはもう少し議論したかった。参院選の争点には挙げざるを得ない状況になっている。過半数への引き下げを党の公約にすることはまず間違いない。

 ??96条だけを先行改正すべきではないとの意見があります。

 ◆1回目の改正を96条だけで先行して大丈夫なのかという心配はある。改正のハードルを下げて、何をどう変えるのかという当然の疑問が国民の間に湧き上がってくるだろう。少なくとも何を改正しようとしているのかを国民に提示することが必要だ。環境権など比較的国民に賛成してもらいやすい改正を96条に抱き合わせて提示するほうが無難だ。96条のみだと、国民投票で反対意見の方が多くなるかもしれないし、投票率も低くなるかもしれない。

 ??96条改正原案を参院選前に国会へ提出することは難しいでしょうか。

 ◆党内や与野党で議論がまとまっておらず、政治的に無理だ。
 ◇改憲の全体像、各党が提示を

 ??憲法改正には衆参各院の3分の2以上の賛成が必要ですが、他党との連携についてどう考えますか。

 ◆民主党が憲法改正に最後までついて来るかは疑わしい状況になっている。日本維新の会やみんなの党は96条改正に前向きだが、憲法改正の全体像を明確に示していない。96条改正だけのパーシャル連合では、国民からは、うさん臭く見えてしまう。どう変えたいのか示していただかないとなかなか難しい。公明党とは話し合いを密にやって、できればわれわれと同じ歩調でついてきてほしいという強い思いがある。

 ??憲法によって国民が権力者を縛るという立憲主義の考え方があるが、自民党の改正草案では「国民の責務」を強調している面があります。

 ◆権力を縛るのが本来の憲法だ。立憲主義の原則からすれば、国民にそのような制限を加えるのは、憲法論議ではこれまでご法度だった。しかし、日本国憲法下の六十数年間の歴史をひもとくと、個人の権利の主張が非常に強くなり、権利と権利がぶつかり合ったときにどう調整するのかが非常に難しくなってしまった。公の秩序よりも個人の権利が優先されている。憲法改正によって公、公益にもう少し重きを置かないといけない。憲法の規定にその要素を入れることはある程度認められるべきだと考えている。

 ??草案は自衛隊を国防軍に改称するとなっていますが。

 ◆議論した方がいいと思っている。ちょっと激しいので、もう少し柔らかく自衛軍程度から始めた方がいいのではないか。

 ??草案の24条には「家族は、互いに助け合わなければならない」と書かれている。憲法にここまで書く必要がありますか。

 ◆憲法でそこまで書いていいのか、私自身も完全にストンと落ちてはいない。憲法が国民一人一人について口出しするのは問題があり、さらに議論する必要があると思っている。【聞き手・仙石恭】=つづく

     ◇

 憲法改正論議が本格化している。主要各党で議論の中心的役割を担う党幹部に憲法改正について聞いた。

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