無料ブログはココログ

許すな!憲法改悪・市民連絡会

« 雑記(255)キンモクセイの香り | トップページ | 尖閣巡り「都知事『戦争辞さず』」 前原氏、明かす »

2012年10月13日 (土)

【国際】中日関係に理性を 声明起草 中国人作家語る

10日の本ブログに「東京よ、お前もか」というコメントを付けて、東京新聞の報道を紹介した。前日の朝日の報道と同様に、中国の崔さんらの声明が、日本の市民のアピールを受けて出されたという経過を無視したからだ。私は東京新聞に抗議し、説明もした。そのせいかどうかはわからないが、東京新聞は立派に10日の記事の弱点をフォローしてくれた。評価したい。いまは勇気ある崔さんたちに不当な攻撃が起きていることを憂慮する。(高田)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012101302000095.html

【国際】中日関係に理性を 声明起草 中国人作家語る

2012年10月13日 朝刊

11日、北京市内で取材に答える崔衛平氏=佐藤大撮影
写真

 【北京=佐藤大】沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐって日中関係が緊張する中、「中日関係に理性を取り戻そう」と呼び掛ける声明を起草し、インターネット上で発表した作家崔衛平氏(56)が十一日、本紙の取材に応じ「社会に理性的な声を広げたかった。領土争いを民間交流に影響させてはいけない」と声明に込めた思いを語った。

 崔氏は、中国共産党の一党独裁廃止を求めた声明「〇八憲章」の署名者の一人で、公安当局に一時拘束された経験がある。

 崔氏は、反日デモの際に発生した破壊・放火行為にショックを受け、作家の大江健三郎氏らによる声明「『領土問題』の悪循環を止めよう!」に刺激されたことから、声明を準備したと説明。公安当局の監視の目がある中、中国の伝統行事「中秋節」(九月三十日)の集まりを利用して、作家の知人ら五人ほどと文案を練ったという。

 崔氏は「暴力的行為をしたのはほんの一握りで、ほとんどの人は理性的な考え方をしているのに、皆沈黙していた。理性的な声を集め、皆に見てもらいたかった。暴力的な中国の印象は、中国の本当の姿ではない。ネット上では政府と異なる意見も多い」と述べた。

 既に六百人以上の署名が集まったことについて崔氏は「すばらしい」と評価し「中国で署名をするということは、とてもデリケートなこと。声明の内容に賛成していても、署名できないという友人もいる」とした。一方で反対意見も多く寄せられ「売国奴」などとの中傷もあるという。

 崔氏は、尖閣問題の背景に歴史問題があるとし「もちろん暴力行為に賛成しないが、暴力行為をしない人の中にも(戦争を原因とした)恨みを抱いている人がいる。日本人にはそこを理解してほしい。皆にこの問題に向き合ってほしい」と注文。「互いに近づき、互いに理解すれば恐れはなくなる。日本と中国はこんなに近いのだから、友好的な関係を築くべきだ」と希望を託した。

<声明「中日関係に理性を取り戻そう」> 声明は10項目で、崔氏ら作家や学者らが今月4日にネット上に発表。尖閣問題をめぐる武力衝突に危機感を示して「『棚上げ』が賢明」と主張した。一方で、反日デモの暴徒化による破壊行為や日本関係の書籍の販売制限を批判。「大勢の日本人が戦争を謝罪し、和平構築に向け努力を続けてきた」として戦後の日本の平和への歩みを評価し、両国の民間交流による相互理解を呼び掛けている。声明に賛同する作家や芸術家、学者、学生らが署名し、600人を超えている。

« 雑記(255)キンモクセイの香り | トップページ | 尖閣巡り「都知事『戦争辞さず』」 前原氏、明かす »

民衆の運動」カテゴリの記事