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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2012年10月29日 (月)

朝雲寸言2012/10/25付

http://www.asagumo-news.com/f_column.html
朝雲寸言2012/10/25付

 広島・江田島の海上自衛隊幹部候補生学校。自習室には日本海軍からの伝統で、自らの行動を省みる「五省」が掲げられている。候補生たちは毎日、それを読み上げながら1日を振り返る。
 海自創設60周年を祝う10月14日の観艦式。野田首相は自衛隊員へのメッセージとして五省を読み上げ、「一層奮闘努力せよ」と締めくくった。日露戦争で東郷平八郎・連合艦隊司令長官が、日本海海戦を前に訓示した言葉である。
 昨秋の航空観閲式でも、野田首相は日本海海戦に勝利した連合艦隊の解散の辞から、「兜の緒を締めよ」という言葉を隊員たちに贈っている。東日本大震災で自衛隊への国民の信頼が高まったことに満足するな、という思いだったのだろう。
 どうやら首相は「坂の上の雲」がお好きらしい。式典を伝えるメディアは「五省」や「奮闘努力」といった旧海軍時代の言葉が使われたことに注目していたが、観艦式で最大のメッセージを発したのは米海軍ではなかったか。
 式典では観閲官である野田首相が乗る護衛艦「くらま」の前を、受閲艦艇部隊が単縦陣で航行する。そのしんがりを務めたのが、横須賀基地が母港の米イージス巡洋艦「シャイロー」だった。
 艦橋には第7艦隊司令官の乗艦を示す青地に金の三つ星の旗。首相に対し司令官自らが最敬礼する姿には、同盟の強さと連帯を内外に示すと共に、「日本よしっかりしろ」というメッセージが込められていたと思う。

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