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2012年9月 6日 (木)

産経連載【私と憲法】(1)作家・井沢元彦氏 テロが「想定外」という欠陥

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120905/plc12090520500019-n1.htm

【私と憲法】(1)作家・井沢元彦氏 テロが「想定外」という欠陥
2012.9.5 20:48 (1/2ページ)
 世の中には憲法を守ることが絶対に正しいと確信している護憲論者の方々がいる。「国家が大義のために国民を死地に赴かせることがあってはならない」ということには私も賛成だが、平和憲法を絶対守れということになると、公海上で日本の船がシージャックされたり、テロリストが日本を襲った場合、軍隊を持ってはいけない憲法の規定上、それらを軍隊の派遣によって解決してはいけないということになってしまう。それでは国民を守るという、国家の一番基本的な使命に反するのではないか。最大の問題は今の憲法が侵略やテロを「想定外」にしていることだ。これでは欠陥憲法と言わざるを得ない。

 護憲論者の方々は戦後、平和憲法を守ってきたから日本は平和だったとおっしゃる。しかしこれは科学的・合理的に考えてみると変な話だ。私はよく銀行の例えで説明するのだが、ある頭取が「ウチの銀行は戦後一度も強盗に入られたことがない。わが社には物事を絶対に暴力で解決しないという社則があって、それを守ってきたからだ」と言ったとしたら、頭がおかしいと思うのが普通だろう。

日本人は平和ということを抽象的・理想的に考えすぎる傾向がある。軍事力の均衡の上に平和が成立するという現実が明らかにあるわけで、それを日本人は頭から否定しがちだ。ゆえに護憲派の人たちは「日本国憲法に欠陥がある」と指摘する人を、倫理的に問題がある人として排除してしまう。これは護憲派の人が否定する戦前の日本人と同じ行動パターンだ。

 日本国憲法を外国人が素直に読んだとしたら、ないはずの軍隊が存在していて「これは何だ」ということになるだろう。とんでもない二枚舌に見えてしまう事態は解消しなければならない。現在の憲法が欠陥憲法であるのは明白で、速やかに改正する必要がある。

【プロフィル】井沢元彦

 いざわ・もとひこ 愛知県生まれ。早稲田大卒。TBS記者を経て、31歳で専業作家に。週刊ポスト連載の「逆説の日本史」は950回に達した。著書に「攘夷と護憲」「なぜ日本人は、最悪の事態を想定できないのか 新・言霊論」など。58歳。

 日本国憲法は連合国による占領下の昭和22年に施行されて以来、65年間改正されていない。国際情勢が激動している中、憲法は果たしてこのままでいいのか。各界で活躍する方々に、憲法への思いを聞いた。

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