もんじゅ廃炉へ、30年代に原発ゼロ…政府原案
「2030年代に稼働ゼロ」だと。「廃炉」じゃないんだ。お手盛りの規制委員会をつくっておいて、「その確認を得たものは再稼働」するんだと。駄目だ、駄目だ、必要なことは「廃炉を決断すること」だろ。私たちの課題は「追いつめる運動」をつくることだ。(高田)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120912-00000681-yom-pol
もんじゅ廃炉へ、30年代に原発ゼロ…政府原案
読売新聞 9月12日(水)15時6分配信
政府が14日にもまとめる「革新的エネルギー・環境戦略」の原案がわかった。
将来の原子力発電の比率について、民主党の提言を踏まえ、「2030年代に原発稼働ゼロ社会を目指す」ことを掲げるとともに、日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の実用化を事実上、断念する方針を盛り込む方向だ。
政府は12日、原案をもとに関係閣僚会議を開き、最終案の策定に向けた協議を行った。原子力協定を結ぶ米国に政府関係者を派遣し、米国の反応を見極めたうえで最終決定する。
原案では、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、原発に依存しない社会の実現に向け、〈1〉(原発の)40年運転制限制を厳格に適用する〈2〉原子力規制委員会の安全確認を得たもののみ再稼働する〈3〉原発の新設・増設は行わない――ことを基本原則とした。
もんじゅについては、使用済み核燃料から出る廃棄物を減らすための研究炉とした後に、廃炉とする方向で調整している。
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