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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2012年9月 1日 (土)

朝雲寸言2012/8/30付(同盟漂流)

http://www.asagumo-news.com/f_column.html
朝雲寸言2012/8/30付

 「日米関係は50年前に戻ってしまった」。そう嘆いたのは、1993年に訪米した宮沢喜一首相だった。空港に出迎えるはずの大統領は姿を見せず、首脳会談でも対日貿易赤字の解消ばかりが議論となった。
 盛んに「同盟漂流」という言葉が使われたが、冷え込んだ日米関係を尻目に、韓国は90年代半ば、自国領と主張する竹島に本格的な灯台や桟橋を次々と建設、強引に実効支配を推し進めていった。
 日米関係が悪化すると何が起きるのか――。領有権をめぐる動きはその一例に過ぎないが、今回もまた、韓国大統領の竹島上陸に続き、香港の活動家らによる尖閣・魚釣島上陸を許してしまった。
 とりわけ尖閣諸島のケースは、2年前に中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突する事件があり、先月には3隻の漁業監視船が領海侵犯するなど、中国は挑発をエスカレートさせていただけに、離島を無防備のまま放置してきた政府の責任は重い。
 早急に取り組むべきは、領土を守るための領域警備態勢を強化し、普天間基地の移設問題で亀裂が入った日米関係を立て直すことしかない。何より、米国(米軍)の存在がなければ自国を守ることができないという日本の弱さを自覚することだ。
 米国の知日派がまとめた第3次アーミテージ・ナイ報告が、15日に公表された。「日米同盟は漂流の時にある」という衝撃的な書き出しで始まるが、今の日本に同盟の劣化を嘆いている余裕などない。

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