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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2012年8月17日 (金)

領土で攻勢許す民主政権=日米にきしみ、見透かす中韓

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012081600837
領土で攻勢許す民主政権=日米にきしみ、見透かす中韓

 領土をめぐる中国や韓国、ロシアの「攻勢」に、民主党政権はなすすべがない。韓国大統領による初の竹島訪問に続き、香港民間団体の活動家が尖閣諸島に上陸。中韓両政府の対日強硬姿勢の延長線上にある挑発行為と言え、民主党政権が掲げた「アジア外交強化」が破綻しつつあることは否めない。きしむ日米同盟関係を見透かして、周辺国が既成事実を積み上げようとしている格好だ。
 「政権交代以降の3年間で韓国、中国、ロシアとの関係は最悪の状態になっている。同盟国の米国との信頼関係も崩れつつある」。竹島や尖閣の問題を受けて自民党が16日、急きょ開いた会合で茂木敏充政調会長がこう切り出すと、出席者からは民主党外交への批判が相次いだ。
 同党は2009年衆院選マニフェスト(政権公約)で、中韓との関係強化を前提に「東アジア共同体の構築を目指し、アジア外交を強化する」と打ち出し、「米国外し」との印象を与えたことで米側の反発を買った。沖縄の米軍普天間飛行場移設問題でも既存の日米合意を一方的に見直そうとして信頼関係を損ね、修復は進んでいない。
 この間、民主党政権では首相が2度交代しただけでなく、外相、防衛相ともに4人が務め、外交・安全保障の不安定さを印象付けた。野党時代からの党内対立を背景に外交・安保の原則が確立されているとは言えず、場当たり的な対応が日米同盟を弱体化させ、結果として「中韓ロの侮りを招いている」(外交筋)との批判は根強い。
 韓国の李明博大統領は日本政府の中止要請を振り切って10日に竹島訪問を強行。中国は7月の野田佳彦首相の尖閣国有化表明以降、漁業監視船を尖閣周辺の日本領海内に繰り返し侵入させた。15日に尖閣に上陸した香港活動家の背後には、中国政府の意向があるとも指摘される。ロシアも7月にメドベージェフ首相が北方領土の国後島を訪れ、日本政府の抗議にひるむ様子もない。
 周辺国が強硬姿勢をあからさまにする転機になったのが、10年9月に尖閣周辺海域で起きた中国漁船衝突事件だ。海上保安庁は巡視船に体当たりさせた中国人船長をいったんは公務執行妨害で逮捕・送検したものの、沖縄地検は「日中関係を考慮した」として起訴せずに釈放。「即時無条件釈放」を求めた中国の圧力に屈する形になったことで、「日本は押せば折れる」と受け取られた。
 野田政権は天皇陛下に謝罪を求めた李大統領発言に抗議し、尖閣に不法上陸した香港活動家に対しても「厳正に対処」することで、「弱腰」との評価を返上しようと躍起だ。政権奪還を目指す自民党も「配慮に重きを置いた外交を反省を込めて見直す」(安倍晋三元首相)と意気込むが、日本外交の立て直しは容易ではない。(2012/08/16-20:10)

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