「原発ゼロ、国益にかなわない」 経済同友会が意見書
http://www.asahi.com/business/update/0808/TKY201208080473.html?ref=reca
「原発ゼロ、国益にかなわない」 経済同友会が意見書
経済同友会は8日、政府が示した原発依存の割合の3選択肢について、意見書をまとめた。中長期的には依存度を一定水準まで下げる「縮・原発」が望ましいとしつつ、2030年に原発を0%とする案は「採るべき道筋ではない」と否定した。15%案と20~25%案には言及しなかったが、原発の必要性は打ち出した。
長谷川閑史代表幹事は記者会見で「日本が原発をやめようにも、海外には原発があり増設もされる。より安全性の高い原発の建設に貢献する必要があり、いまの段階で原発ゼロを選ぶのは国益にかなわない」と述べた。
政府は8月末までに結論を出す方針だが、同友会は決定を急がないように要望。経済や国民生活の観点から、いまは「原発ゼロ」が難しいと国民に納得してもらう努力をするよう迫った。
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