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2012年8月 5日 (日)

産経【主張】日米防衛相会談 対中共同行動を強めたい

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120805/plc12080503210001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120805/plc12080503210001-n2.htm

産経【主張】日米防衛相会談 対中共同行動を強めたい
2012.8.5 03:21 (1/2ページ)[主張]

 訪米した森本敏防衛相はパネッタ国防長官との会談で、住民の安全に配慮しつつ新型輸送機MV22オスプレイの配備を進める方向で一致するとともに、中国の軍事的台頭を踏まえ「日米防衛協力のための指針」の再改定に向けた見直し協議に入る方針で合意した。

 両相が防衛協力指針の見直しで一致したのは、中国の強引な海洋進出や尖閣諸島周辺の挑発的行動を念頭に置いた判断で、極めて妥当といえる。中国の軍拡により日本周辺の安全保障環境は急速に悪化しつつあり、指針の見直しやオスプレイ配備が求められるのもそのためだ。

 とりわけオスプレイの導入は、沖縄を拠点とする米海兵隊の能力や日米同盟の抑止力を高める上で不可欠であり、中国に備える観点からも緊急性が高い。日米が協力して安全性を確保しつつ、配備を着実に進めてもらいたい。

 会談では、パネッタ氏が「オスプレイの安全性には強い自信がある」と強調、10月運用開始という計画の実現に日本政府の協力を求めた。森本氏は訓練飛行などで安全への配慮を要請し、米側も4、6月の墜落事故の調査報告を月内にまとめると約束した。

 一方、パネッタ氏が防衛協力指針の見直しを提起し、森本氏が応じたのは、中国の異様といえる軍拡に伴い、「東アジアの安保環境の急速な変化に対応するため日米防衛協力のあり方の検討が必要」との認識が双方にあるからだ。

 防衛指針は平成9年、朝鮮半島情勢の緊迫化を受けて改定されたが、今日のような中国の台頭は想定しておらず、尖閣沖の漁船衝突や最近の中国公船による領海侵犯の頻発といった事件もなかった。新たな情勢に日米で備えるのは当然であり、速やかに見直し協議を進める必要がある。

 オバマ政権は既に中国への備えを軸とした新国防戦略を発表、日本も4月の日米首脳会談や在日米軍再編見直しを通じて動的防衛力の強化などに着手した。

 だが、より具体的な共同対処行動のあり方などは進んでいない。在沖海兵隊の装備・能力の飛躍的拡大につながるオスプレイ配備でもつまずいているのが現状だ。

 森本氏は今回、オスプレイに試乗し、普天間飛行場の移設推進でも一致した。中国への備えを防衛相だけに任せず、野田佳彦首相が先頭に立って進めてほしい。


http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120804/plc12080423010008-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120804/plc12080423010008-n2.htm

「同盟刷新」にオスプレイの壁、日米防衛相会談 首相の危機感薄く
2012.8.4 23:00 (1/2ページ)
3日、ワシントン郊外の国防総省で、日米防衛相会談に臨むパネッタ米国防長官(防衛省提供・共同)

3日、ワシントン郊外の国防総省で、日米防衛相会談に臨むパネッタ米国防長官(防衛省提供・共同)

 森本敏防衛相の訪米は、民主党政権発足後、ぎくしゃくしてきた日米同盟の刷新に向けたスタートラインに立つためだった。「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」の見直し合意は成果といえる。とはいえ、オスプレイへの地元の反対は強く、同盟刷新の壁として立ちはだかる現状に変わりはない。

 「非常に内容の濃い会談だった。日米同盟を方向づける重要な約束が話し合えた」。森本氏はパネッタ国防長官との会談後の記者会見で、こう強調した。

 森本氏の想定する同盟刷新のベクトルは、軍事的に台頭する中国をにらんだ抑止力と対処能力の向上に向いている。尖閣諸島を含む南西諸島や周辺海域での有事、不測の事態に備えた協力の強化が根幹だ。

 対中シフトの実現には、米軍普天間飛行場へのオスプレイ配備は欠かせない。

 オスプレイは「沖縄の離島防衛に重要」(パネッタ氏)と位置付けられている。普天間に配備中のヘリコプターCH46が旧式化して運用面の危険性が出てきた事情もある。米海兵隊の分散やグアムの戦略拠点化も、スピードが速く航続距離も長いオスプレイがなければ実現は難しい。

米政府は森本氏のオスプレイ試乗を機に、普天間配備への理解が進むことを期待している。

 「私は何度もオスプレイに乗った。(戦地の)アフガニスタンと同様、ワシントンからニューヨークなど(大都市)の上空も飛んだことがある」

 パネッタ氏は共同記者会見でこう述べ、安全性に自信を示し、10月から普天間で本格運用する計画を堅持する考えを示した。

 野田佳彦首相は森本氏の任命時、「サポートして仕事ができる環境をつくっていきたい」と語ったが、オスプレイ問題では批判の矢面に立たせたままだ。森本氏は帰国後、早期に沖縄を訪ね、試乗の結果を説明して理解を求める意向だが、事態打開の見通しは立っていない。

 「オスプレイをめぐる混乱に中国がほくそ笑んでいる」(自衛隊幹部)ことへの首相の危機感はあまりに乏しい。(ワシントン 佐々木類、半沢尚久)

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