尖閣に自衛隊出動も=領海侵入に「毅然対応」-野田首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012072700339
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012072601001
あくまで理論的可能性=尖閣への自衛隊出動-藤村官房長官
藤村修官房長官は27日午前の記者会見で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)やその周辺の領海への不法侵入行為に対し、自衛隊を出動させる可能性に触れた野田佳彦首相の国会答弁について、「あくまで理論的可能性として言及したとの理解だ。中国へのけん制といった指摘は当たらない」と述べた。
藤村長官は「(首相は)答弁の中で中国との戦略的互恵関係を深化させる考えをきちんと表明している」とも語り、日中関係を重視する姿勢を強調した。
また、森本敏防衛相は27日の会見で「海上保安庁や警察だけで対応できない場合は、自衛隊の活動が法的に確保されている。従来の方針が変わったわけではない」と指摘した。
首相は26日の衆院本会議で、尖閣諸島などへの不法侵入に関し「必要に応じて自衛隊を用いることを含め、政府全体で毅然(きぜん)として対応する」と表明した。(2012/07/27-11:17)
尖閣に自衛隊出動も=領海侵入に「毅然対応」-野田首相
野田佳彦首相は26日午後の衆院本会議で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の周辺で中国船の領海侵入が相次いでいることに関し、「尖閣諸島を含むわが国の領土領海で周辺国による不法行為が発生した場合は、必要に応じて自衛隊を用いることを含め、政府全体で毅然(きぜん)として対応する」と表明した。中国の動きをけん制する狙いとみられるが、自衛隊出動に言及したことで中国側が反発を強める可能性もある。楠田大蔵氏(民主)の質問に対する答弁。
尖閣をめぐっては、東京都の購入計画に続き、首相も国有化する方針を表明。一方、領有権を主張する中国は「核心的利益」と主張し、中国の漁業監視船による領海侵入が続くなど、緊張が高まっている。こうした領海侵入には海上保安庁を中心に対応に当たっているのが現状だ。
首相は答弁で、尖閣について「わが国固有の領土であることは歴史的にも国際法上も疑いなく、現にこれを有効に支配している」と重ねて強調。その上で「自衛隊も周辺海域の警戒監視活動をしっかりと行っている。引き続き関係省庁が連携して万全の体制で警備に当たる考えだ」と述べた。
政府による尖閣国有化方針については「さまざまなレベルでさまざまな接触をし、総合的に検討している」と述べ、東京都や地権者などとの協議を続けていることを明らかにした。(2012/07/26-22:10)
http://www.asahi.com/politics/update/0726/TKY201207260681.html
尖閣問題「自衛隊の活用も」 首相、本会議で答弁
野田佳彦首相は26日の衆院本会議で、「尖閣諸島を含め領土、領海で周辺国による不法行為が発生した場合は、必要に応じて自衛隊を用いることも含め、毅然(きぜん)として対応する」と述べた。今月の中国の漁業監視船による領海侵入などを念頭に、通常の警備にあたる海上保安庁に加え、自衛隊による対応に言及した。
民主党の楠田大蔵氏が「中国に尖閣諸島が不法侵入された場合の自衛隊や政府の対応は」と質問したことに答えた。首相は「危機管理態勢を整え、外交努力を含めそのような事態を未然に防ぐことが重要」とも語った。
米軍新型輸送機オスプレイについては「沖縄配備はアジア・太平洋地域での日米同盟の抑止力の向上につながり、我が国の安全保障上極めて重要だ」と説明。日本での飛行前に安全性を確認すると述べる一方、配備の意義を強調した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012072701001435.html
尖閣に自衛隊出動もと防衛相 中国船侵入で
2012年7月27日 10時45分
森本敏防衛相は27日午前の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島周辺で中国船の領海侵入が相次いでいることに関し「海上保安庁や警察が対応できない場合、自衛隊が活動することは法的に確保されている」と述べ、尖閣への自衛隊出動もあり得るとの見解を示した。
野田佳彦首相も26日の衆院本会議で「尖閣諸島を含むわが国の領土、領海で不法行為が発生した場合は、必要に応じて自衛隊を用いることを含め、政府全体で毅然と対応する」と述べていた。
森本氏は「従来の方針が変わったのではない。法的枠組みに照らした、当然の措置だ」と強調した。
(共同)
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