“大量破壊兵器拡散阻止”の訓練
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120617/k10015885011000.html
“大量破壊兵器拡散阻止”の訓練
政府は、大量破壊兵器の拡散を阻止するため、放射性物質を輸送している疑いの強い貨物機が領空に侵入したことを想定し、貨物機を着陸させて検査を行う訓練を、オーストラリアや韓国なども参加して、来月、北海道で初めて行うことになりました。
訓練は、核兵器などの大量破壊兵器やミサイルが拡散するのを阻止するため「国際社会が連携する必要がある」として、9年前から行われています。
今回は日本が主催し、オーストラリア、韓国、シンガポールが参加して、来月3日から5日まで北海道で行われます。
訓練では、放射性物質を輸送している疑いが強い民間の貨物機が、日本の領空に侵入したという想定で、航空自衛隊のF15戦闘機2機を発進させ、警告を行って千歳基地に着陸させることにしています。
そして、新千歳空港では、警察や税関の職員が貨物を検査し、機体から降ろす訓練も行われ、各国の検査チームも参加するということです。
こうした訓練が日本で行われるのは初めてで、外務省は「アジア太平洋地域を中心に大量破壊兵器の拡散阻止に向けた協力を強化したい」としています。
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