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2012年6月16日 (土)

大飯原発3、4号機 政府が再稼働決定 福島第1原発事故後初

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120616-00000535-san-soci

大飯原発3、4号機 政府が再稼働決定 福島第1原発事故後初

 政府は16日午前、野田佳彦首相と関係閣僚による会合を官邸で開き、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を決定した。昨年3月の東京電力福島第1原発事故後、原発の再稼働決定は初めて。5月5日に国内の原発全50基が停止した「原発ゼロ」は終わることになる。

【フォト】原子力規制組織の変化

 大飯3、4号機の再稼働決定で、8月は全国で最も厳しい14・9%の電力不足に陥るとみられていた関電管内の電力需給は、ほぼ解消される。

 野田首相は会合で「自治体の理解を得た今、4大臣として3、4号機を再起動することを政府の最終判断とする」と述べ、大飯の再稼働を正式に表明した。

 16日午後には、大飯原発内の「緊急事態応急対策拠点施設(オフサイトセンター)」に特別監視態勢が立ち上がり、関電も再稼働の準備に着手する。

 福井県の西川一誠知事は関係閣僚会合に先立って行われた野田首相らとの会談で、「原発の意義と重要性が理解されることが大事だ」と述べた。

 政府は、大飯の再稼働の準備状況を見ながら、関電管内で求める15%の節電目標(平成22年夏比)の引き下げなど電力需給対策を再検討する。ただ、2基ともフル稼働に達するには6週間程度かかるため、7月2日からの節電期間には間に合わない見通し。梅雨明け後の電力需要の急増などに備え、計画停電の準備は続ける。

 大飯3、4号機以外の原発の再稼働については、9月末までに発足する原子力行政を一元的に担う「原子力規制委員会」で検討していくことになる。ただ、原発の新たな安全基準作りが思うように進んでいないため、大飯以外の再稼働は見通しが立っておらず、全国的な電力不足の長期化は今後も続きそうだ。

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco&k=2012061600137
大飯再稼働、最終決定=原発事故後初、来月4日にも発電-福井知事、政府に同意表明

 政府は16日午前、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を最終決定した。西川一誠福井県知事が野田佳彦首相らと首相官邸で会談し、国による一層の安全対策が約束されたとして再稼働に同意する考えを表明。政府はこれを受け、首相と枝野幸男経済産業相ら関係3閣僚による会合を開催、首相が「大飯3、4号機を再稼働することを政府の最終的な判断とする」と運転再開を決断した。
 昨年3月の東京電力福島第1原発事故後、定期検査で停止している国内の原発の運転再開決定は初めて。
 関電は同日中に運転再開作業に着手。早ければ7月4日に大飯3号機の発電を開始し、続いて同月20日にも大飯4号機の発電も開始する計画だ。これにより、5月上旬から続く国内全原発の停止状態が約2カ月で終了することになる。
 西川知事は閣僚会合に先立って行われた首相らとの会談で、大飯原発の安全性向上や地域経済支援など8項目の要望を伝えた上で、「国の安全確保への一層の努力と支援が約束されたので、関西の生活、産業の安定のために(再稼働に)同意する」と表明。首相は「知事の決断に深く感謝する」と謝意を述べた。
 西川知事はまた、「(原子力)発電は引き受けたが、使用済み燃料までは引き受けられない」と指摘。同席した枝野経産相が「(使用済み核燃料の)中間貯蔵施設のための体制を抜本強化する」と政府として対応を検討する考えを伝えた。平野博文文部科学相は、福井県など日本海側の海底断層調査を来年度から始めると説明した。(2012/06/16-13:00)

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