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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2012年5月28日 (月)

海自訓練、問題ない=官房長官

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012052800365
海自訓練、問題ない=官房長官

 藤村修官房長官は28日午前の記者会見で、2010年の環太平洋合同演習(リムパック)で、海上自衛隊の護衛艦が米豪軍とともに標的の強襲揚陸艦を砲撃、撃沈していたことについて、「訓練参加国が戦術技量向上のために、時間をそれぞれに区切って順次個別に射撃訓練を行ったものだ。何か集団的に行っているというわけではない」と述べ、憲法解釈で禁じている集団的自衛権行使には当たらず、問題ないとの考えを示した。
 藤村長官は「共通の敵対目標として想定したり、共同して射撃訓練を実施したりしたという事実はないと聞いている」と語った。(2012/05/28-12:18)


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2012052700099
海自、米豪と演習で強襲艦撃沈=多国間武力行使で憲法抵触の恐れ-10年7月

 【ワシントン時事】米ハワイ沖で2010年7月に実施された環太平洋合同演習(リムパック)で、海上自衛隊の護衛艦2隻が米、オーストラリア軍と共に標的の強襲揚陸艦(全長約180メートル、約1万9000トン)=退役=を砲撃、撃沈していたことが27日、分かった。日米豪の計6隻の艦船が艦隊を組み順次発射していた。
 参加国が共通の敵対目標に対して武力行使するもので、憲法の専門家からは訓練内容は自国を守るための個別的自衛権の範囲を超え、憲法解釈で禁じられている集団的自衛権行使に抵触するのではないかとの指摘も出ている。政府見解では、集団的自衛権行使を前提にした自衛隊の訓練は認められていない。 
 リムパックは1971年からほぼ隔年で実施されている太平洋最大級の多国間軍事演習。「リムパック2012」が今年6月29日から行われ、海自も参加する。
 米海軍と豪軍によると、演習は「撃沈訓練(Sinking Exercise)」と名付けられ、10年7月10日にハワイ沖で約9時間にわたり実施された。演習は5部構成で、まず米豪カナダの艦艇が連携して、対艦ミサイルを標的の強襲揚陸艦「ニューオーリンズ」に発射。第2波で米豪の航空機がミサイルを上空から撃ち込んだ。
 さらにB52戦略爆撃機がレーザー誘導爆弾を投下。最後に海自護衛艦「あけぼの」とイージス艦「あたご」の2隻と米豪の計6隻が縦列で航行。米イージス艦の砲撃開始後に「あけぼの」が76ミリ速射砲を、次いで「あたご」が127ミリ速射砲を発射した。
 米海軍によると、演習のシナリオは「あけぼの」と「あたご」、米・豪艦艇が「約2000ヤード(約1800メートル)の間隔の縦列を組み、撃沈まで東から西に向けて射撃」となっていた。米の記録では日米の砲撃の時間帯が重なった場面もあった。「ニューオーリンズ」は砲撃開始から約40分後の午後6時11分(現地時間)に沈没した。
 防衛省の海上幕僚監部は当時、リムパック参加に当たり、多国間の「海賊対処訓練」に初めて参加すると発表していた。(2012/05/27-15:33)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2012052700101

「海自リムパック」関係・識者談話

◇個別的自衛権の範囲超える
 水島朝穂早稲田大法学学術院教授(憲法学)の話 自衛隊が環太平洋合同演習(リムパック)に参加してから約30年になるが、この間、演習の想定や内容をめぐって国会で解釈上、集団的自衛権を禁じた憲法との整合性が議論されてきた。
 政府は一貫して、「集団的自衛権の行使に抵触しない」「防衛省設置法の『所掌事務の遂行に必要な教育訓練』の範囲内にある」という説明を繰り返してきた。
 2010年のリムパックで自衛隊が実施した「射撃訓練」の実態は、多国間の撃沈訓練の一部を構成しており、自国を守るために武力を行使する個別的自衛権の範囲内と説明するには無理がある。参加国が共通の敵対目標に対して、直接武力行使するもので、極めて軍事色が強い。
 軍事演習には特定の国や地域を対象にした基本的な作戦想定があり、それに基づき参加部隊が連携して行動することを目的にしている。撃沈訓練はロシアや中国を仮想敵国にしたものではないか。政府はリムパックの訓練想定から内容まできちんと情報開示すべきだ。(ワシントン時事)
水島朝穂(みずしま・あさほ)(2012/05/27-15:35)

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