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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2012年5月22日 (火)

産経【風を読む】論説委員長・中静敬一郎 まず憲法前文の改正審査を

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120522/plc12052207420006-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120522/plc12052207420006-n2.htm

【風を読む】論説委員長・中静敬一郎 まず憲法前文の改正審査を
2012.5.22 07:41 (1/2ページ)

 衆院憲法審査会が24日から、現行憲法を章ごとに改正の必要があるか審査する。まず第1章の「天皇」から入る。

 平成19年に設置された憲法審査会が初会合を開いたのは4年余りあとの昨年11月だ。これまでは選挙年齢などを論じ、実質審議に入ろうとしなかった。それだけに具体的な改正事項を論じることは歓迎したい。

 だが、第1章の前には憲法の精神をうたう「前文」がある。ここから論じ合うことで、いかなる国を目指すのかがはっきりしてくる。最重要課題に手を付けないようでは「仏作って魂入れず」である。

 前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」は、他者依存の憲法を象徴している。自らの国を自らで守るという独立国の精神は見当たらない。

 前文には「主権」の記述も2つある。1つは「主権が国民に存する」。もう1つは「この法則(政治道徳の法則)に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる」。

まるで主権が他人事(ひとごと)のように扱われている。これらは憲法制定当時、日本が占領されていたためだが、昭和27年4月28日の主権回復以降60年間も「不磨の大典」にしてきた。恥ずかしく、かつ情けない。

 新たな憲法前文に求められているのは、国家の正常化であり、自立自存の心構えなどであろう。国民の共同体としての国家も明確にすべきだ。日本の国柄をいかに盛り込むかも大きな課題だ。本紙の「国民の憲法」起草委員会は「日本国民が胸を張れる」前文作りを進めている。

 自民党が先月27日にまとめた憲法改正草案の前文は「日本国は長い歴史と固有の文化を持ち…」「国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り」とうたった。目指すべき国家像や国柄はそれぞれ違いがある。それらを論じ合い、国民が納得する方向性を示すのが国権の最高機関たる国会の使命であり、責任である。

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