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2012年4月14日 (土)

大飯再稼働政府方針決定 

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012041490071340.html
大飯再稼働政府方針決定 

2012年4月14日 07時13分

関西電力大飯原発の再稼働について協議する関係閣僚会合に臨む野田首相 =13日午後、首相官邸で(久野功撮影)
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 野田佳彦首相と枝野幸男経済産業相ら関係三閣僚は十三日夜の会合で、関西電力大飯(おおい)原発3、4号機(福井県おおい町)の安全性と必要性が確認できたとして再稼働を認める方針を決めた。枝野氏が会合後の記者会見で明らかにした。周辺自治体からは安全面で懸念の声が強まっているにもかかわらず、政府は北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルを発射した日に、再稼働方針の決定に踏み切った。 

 枝野氏は十四日、福井県を訪れ、西川一誠知事、おおい町の時岡忍町長らに説明する。理解が得られたと判断すれば、あらためて関係閣僚会合を開き、再稼働を最終決定する。

 ただ、滋賀県や京都府に加え、関電の筆頭株主である大阪市の橋下徹市長らは政府に慎重な対応を求めている。十分な安全対策を置き去りにするかのような政府の姿勢に反発を強めており、協議が難航するのは確実だ。

 枝野氏は再稼働を最終決定する時期について「七月以降に猛暑が来る可能性があるので、それまでに理解いただければありがたい」と述べた。

 この日の協議では、二基が新たな安全基準を満たしていることを最終確認。さらに再稼働しなければ、二〇一〇年並みの猛暑だった場合、今夏に最大二割以上の電力供給が不足するとする関電の見通しについても、専門家の検証を受けないまま再稼働は必要と結論づけた。

 枝野氏は記者会見で「地元はじめ国民から一定の理解を得ないと再稼働はしない。理解を得られるよう最大限努力する」と強調。理解が得られない場合は、関電管内の企業や家庭に一〇年夏の最大電力に比べ「20%プラスアルファの節電をお願いする」と述べた。

 首相と枝野氏らは北朝鮮がミサイル発射を予告した初日の十二日も協議。枝野氏は同日の会合終了後、「さらに議論する必要がある」と結論を持ち越し、会合を重ねる姿勢を強調していたが、十三日の会合は一時間足らずで終わった。

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