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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2012年2月23日 (木)

ホルムズ海峡封鎖されたら 自衛隊の活動は

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012022302000026.html
ホルムズ海峡封鎖されたら 自衛隊の活動は
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2012年2月23日 朝刊

 核開発疑惑が強まるイランが欧米の制裁に対抗してペルシャ湾のホルムズ海峡を封鎖する事態をにらみ、政府は海上自衛隊が派遣できるか検討を始めた。同海峡は日本にとって原油輸入の大動脈であり、封鎖されれば経済的に大打撃を受けるためだ。

 Q ホルムズ海峡はなぜ重要なのか。

 A イランやクウェート、サウジアラビアなどに囲まれたペルシャ湾とアラビア海の間にあり、湾岸諸国が産出する原油輸送の要衝だからだ。

 Q 日本が湾岸諸国から輸入する原油も通るのか。

 A 日本向け原油の八割以上、液化天然ガス(LNG)の二割弱が同海峡をタンカーで通過する。東日本大震災後、火力発電の比重は高まっている。輸送路が断たれれば、ガソリン価格などの高騰だけでなく、深刻な電力不足に陥るだろう。

 Q イランはどうやって封鎖するつもりなのか。

 A ペルシャ湾に艦船を配備したり、海峡内に機雷を敷設することが想定される。そうなるとタンカーは安全に航行できない。

 Q 安全確保に自衛隊を使うわけか。

 A ホルムズ海峡は世界全体が輸入する原油の二割が通過する。アフガン戦争などと同じく政府は「米国が日本に協力を求めてくるのは確実」(防衛省幹部)とみている。

 Q 自衛隊がタンカーを護衛するのは可能か。

 A 自衛隊法に基づく「海上警備行動」を発令すればできる。実際、アフリカのソマリア沖で日本の船舶を海賊から守るため海自を派遣した実績がある。ただ、今回の相手は弾道ミサイルも持つイラン軍で、戦闘に巻き込まれる危険がある。反撃すれば、憲法が禁じる海外での武力行使にあたる可能性がある。一触即発の緊張が高まる中、防衛省は「今でもペルシャ湾に入ることさえできない」(幹部)と慎重だ。

 Q 機雷の除去はどうか。

 A 可能だ。自衛隊法で認められている。湾岸戦争後、ペルシャ湾に海自の掃海艇を派遣したことがある。ただ、機雷の除去は紛争終了後か停戦後でなければならない。

 Q なぜか。

 A イランが設置した機雷を交戦中に取り除く作業は「イランへの敵対行為」(政府関係者)として、海外での武力行使に当たる可能性があるからだ。

 Q ほかに自衛隊ができることは。

 A 武力行使に当たらない範囲で他国の艦船に給油や給水を行う後方支援活動も検討課題だ。それには根拠となる特別措置法が必要だ。米軍などによるアフガン攻撃の際は、テロ特措法を制定してインド洋で多国籍軍の艦船に給油した。ただ、「ねじれ国会」では法案の成立に時間がかかりそうだ。

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