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2012年2月10日 (金)

基地再編合意:米新国防戦略が転機

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120210k0000m010109000c.html
基地再編合意:米新国防戦略が転機

 日米両政府が8日共同発表した米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設と在沖縄米海兵隊のグアム移転などのパッケージの「切り離し」は、アジア太平洋を重視する米国が新国防戦略を発表した機会をとらえ、日本の外務省、米国務省の外交ルートが主導して進めてきた。一方、外務省に主導権を奪われた防衛省からは不満の声も出ている。【朝日弘行、横田愛】
 ◇防衛省、外務主導に不満

 「パッケージを外そうと思います」。玄葉光一郎外相は昨年12月14日、5日後のクリントン米国務長官との会談をにらみ、野田佳彦首相に「切り離し」の具体案を伝えた。「その方向で進めてください」。首相の了承を得た玄葉氏は、日米外相会談でクリントン氏に「互いの困難を克服する方策を考えましょう」と協議開始を提案し、クリントン氏も受諾した。

 切り離しの提案は初めてではない。昨年3月に当時の北沢俊美防衛相が、グレグソン米国防次官補(当時)に「沖縄の負担軽減を先行させるべきだ」と提案したが、グレグソン氏は瞬時に表情を変え「パッケージに一つでも穴を開けたら大変なことになる。ばかなことを言うな」と一蹴した。玄葉氏も、10月に沖縄県の仲井真弘多知事から切り離しを求められた時には「無理です」と言わざるを得なかった。

 転機は、オバマ米大統領が新国防戦略を打ち出した昨年11月。外務、国務両省は「新戦略に沿った在日米軍再編計画の見直しもあり得る」とみて、事務レベルで検討を開始した。米側は現行案維持派のグレグソン氏が3月で退任。国務省のキャンベル国務次官補らが主導権を握るようになっていた。

 12月には米上下両院が12会計年度(11年10月~12年9月)のグアム移転予算の全額削除を決定。米国が壁にぶち当たったタイミングで、玄葉氏が改めて米側に切り離しを持ちかけた。この間、防衛省は一川保夫防衛相(当時)が参院で問責決議を受けるなど混乱が続き、協議の詳細は防衛相に伝えられなかった。

 玄葉氏が米国との協議を公表した3日以降、防衛省の政務三役の一人は協議内容について「米国の言い値ばかりだ」と猛反発。北沢氏は8日の民主党防衛部門会議で「外務省だけで物事が進むのか。昔のように外務省の下請けになるのは許せない」と怒りをぶちまけた。

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