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2011年11月11日 (金)

中国軍拡に対応 空・海戦闘一体 米が対中新部局

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20111111100.html
中国軍拡に対応 空・海戦闘一体 米が対中新部局
2011年11月11日(金)08:00

 ■高官「南シナ海脅威、座視しない」

 【ワシントン=古森義久】米国防総省が中国の軍拡に対応して「エア・シーバトル(空・海戦闘)」と呼ばれる新たな対中戦略の構築と、そのための特別部局の新設を決めたことが9日、明らかとなった。この戦略は中国軍が米軍を標的に新兵器や戦術を開発していることへの抑止として、中国側の主要拠点への空と海からの攻撃能力の大幅な増強などを主体としている。この新戦略により米中両国間の安全保障関係は新時代に入るともいえる。

                   ◇

 国防総省の複数の高官が同日、背景説明の形で一部報道陣に明らかにした。同説明によると、米軍は中国人民解放軍の最近の、米空母を主目標とする対艦弾道ミサイル開発や、米側軍事衛星を標的とする衛星破壊兵器実験、一連のサイバー攻撃などに対応するとともに、とくにアジアでの有事に米軍部隊の介入を阻む中国の「接近阻止」作戦を重視し、アジアでの米側の空・海の戦力を強化、積極的な攻撃能力を高める方針を決めた。

 「空・海戦闘」戦略の具体的内容としては、(1)中国側の新型対艦ミサイルを破壊するための空・海軍共同作戦(2)米軍用衛星の機動性向上(3)中国側「接近阻止」部隊への空・海両軍共同のサイバー攻撃(4)有人無人の新鋭長距離爆撃機の開発(5)潜水艦とステルス機の合同作戦(6)海・空軍と海兵隊合同による中国領内の拠点攻撃(7)空軍による米海軍基地や艦艇の防御強化-などの準備や推進が提示された。

 オバマ政権のパネッタ国防長官やクリントン国務長官はすでに、イラクやアフガニスタンの米軍が削減された後はアジア・太平洋に戦力の新たな力点をおく方針を公表していたが、今回の説明はその具体的な目的や内容を明らかにしたことになる。米軍の対中「空・海戦闘」という新概念はすでに今年夏ごろから固まっていたが、オバマ政権全体としての中国への配慮から発表が延期されてきたという。

 今回の国防総省高官の説明でも、その種の配慮から当初は「中国」という国名をあげないままの解説となったが、報道陣の「この戦略の対象となる国は中国以外にあるのか」という質問に、高官の一人はないことを認めた。他の高官は「この新戦略は、中国の新鋭攻撃用兵器が南シナ海や黄海の航行の自由を脅かすことへの懸念から生まれ、米側が単に中国のそうした動きを座視はしないという意思表示だ」と述べた。

 別の米側高官は、「この新戦略は米国の対中軍事態勢を東西冷戦スタイルへと変える重大な転換点となる」とも強調した。

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