普天間移設 野田首相、強行しない方針2011年11月22日
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普天間移設 野田首相、強行しない方針2011年11月22日
【東京】野田佳彦首相は21日の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場移設問題について「強権的に進めるべきでない。地域の理解を得ていくことが大事だ」と述べ、地元の理解が得られない場合は県内移設を強行しない考えを示した。一方で、一川保夫防衛相は、名護市辺野古への移設に伴う環境影響評価の評価書について、県議会が全会一致で提出に反対する意見書を決議したことについて、「厳しい意見があるのは承知しているが、これからも年内に提出できるよう準備を進めていく」と述べ、12月にも評価書を提出する方針を示した。山内徳信議員(社民)に答えた。
野田首相は「基地を新たにどこかに造る場合には、強権的に造るべきでない。もしそういうことがあるなら、地域の皆さんの理解を得ていくことが大事だ」と述べた上で「強制的に何かを行うことは望ましいはずがない。仮に建設する場合は、地域の理解というプロセスをたどらなければならない」と明言した。
一方で、一川防衛相は、県議会が評価書を提出しないよう決議した意見書について「防衛省にも要請に来たことは承知しているが、これからも年内提出の準備を進める。節目節目にはしっかりと説明をし、理解を求めていく」と述べた。
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