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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2011年10月23日 (日)

憲法審査会始動 「改憲原案」提出も可能に

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011102302000043.html
憲法審査会始動 「改憲原案」提出も可能に

2011年10月23日 朝刊

 衆参両院の憲法審査会が設置から四年以上経過して、ようやく初開催された。今後の憲法論議はどう進むのか。  (清水俊介)

 Q 憲法審査会の仕組みと役割は。

 A 位置づけは国会の他の常任委員会と同じ。憲法に関する調査を行ったり、憲法改正の原案を審議する。前身の憲法調査会は調査だけが目的だったが、憲法改正原案を国会に提出できるようになったのが最大の特徴だ。審査会の手続きなどは「規程」で定められ、委員は衆院五十人、参院四十五人となっている。

 Q 設置の経緯は。

 A 改憲に意欲的だった安倍政権が二〇〇七年五月、改憲手続きの根拠法となる国民投票法を成立させ、同年八月の臨時国会で設置された。

 Q 設置から初開催まで、ずいぶん時間がかかった。

 A 当時与党だった自民、公明両党は、拙速だと反発する野党を押し切って、国民投票法の採決を強行した。それまで与野党間では憲法調査会の議論は行われていたが、野党は一切協力しなくなった。〇七年参院選で民主党が圧勝し、自公は過半数割れしたため、議論の機運も一気にしぼんだ。

 国民投票法は成立から三年後の昨年五月に施行され、実際に改憲手続きが可能となったが、民主党は政権交代後も憲法審査会の委員選任を拒み続けた。

 Q なぜ今国会で急に動きだしたのか。

 A 昨年の参院選で民主党が惨敗し「ねじれ国会」になったことが大きい。自公は憲法審査会を動かすよう求め、民主党は国会運営上の理由から「応じざるを得ない」と軟化した。ただ、決して憲法を改正しようという機運が高まったわけではない。

 Q 論議の見通しは。

 A 民主党は委員の選任には応じたものの、〇五年に「憲法提言」をまとめて以降、ほとんど党内論議をしていない。改憲に反対する共産党や社民党は「東日本大震災からの復興が急務の時に、改憲の議論は必要ない」と主張している。

 憲法のあり方をめぐっては、護憲派から改憲派まで幅広い立場の意見を十分に聞く必要がある。与野党対立で審査会始動が遅れた経緯もあるから、議論は慎重に進められていくだろう。審査会の委員からは「まずは、今まで国会で議論された内容を勉強し直すことだ」との声が出ている。

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