無料ブログはココログ

許すな!憲法改悪・市民連絡会

« 東京社説:原発災害の賠償 誠心誠意を心掛けよ | トップページ | 「命懸けて。逃げても逃げ切れぬ」  前首相の東電訓示 »

2011年9月 9日 (金)

「武器使用緩和」が波紋=前原氏発言、政府に戸惑い

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011090800888
「武器使用緩和」が波紋=前原氏発言、政府に戸惑い

 民主党の前原誠司政調会長が国際平和維持活動(PKO)での自衛隊の武器使用基準緩和に言及したことについて、政府・与党内で8日、「具体的に承知していない」(一川保夫防衛相)と戸惑う声が上がった。前原氏が根回しをした形跡はなく、同氏の思いとは裏腹に、緩和に向けた論議はかえって難しくなったとの見方も出ている。
 前原氏は訪問先のワシントンでの講演で「自衛隊のPKO活動への参加実績は、他の主要国と比較して十分な水準とは言えず、改善の余地がある」と指摘。「法的側面の課題を解決する必要がある。自衛隊とともに行動する他国軍隊を急迫不正の侵害から防衛できるようにすることだ」と述べ、武器使用基準緩和に向けた法改正の必要性を訴えた。
 基準緩和は前原氏の持論。野田政権で政調会長の権限が強化されたこともあり、政府内では「前原氏は党内論議をリードしたいのだろう」(外務省筋)とみられている。
 前原氏の発言に対し、一川防衛相は8日、「現地に派遣された自衛隊の意見を踏まえ、どういうルールが現場で対応しやすいのか、国民の理解が得られるのか、よく詰めた方がいい」と、緩和に慎重な考えを表明。外務省幹部も「唐突すぎる。反対派を勢いづかせかねない」と懸念を示した。
 実際、菅政権下で発足した外務、防衛両省などによる「PKOの在り方に関する懇談会」は、武器使用基準の緩和を提言する方向で一時調整したものの、国内の根強い慎重論を踏まえ、今年7月の中間報告では結論を見送った経緯がある。
 前原氏の発言を、自民党の石破茂政調会長は「方向性としては極めて正しい」と評価し、前原氏が民主党内の論議を主導することに期待を示した。しかし、安全保障政策は民主党の「アキレスけん」で、議論を始めれば党内を二分するのは確実。重いテーマだけに「前原氏に調整できるのか」(政府関係者)とその手腕を疑問視する声も漏れている。(2011/09/08-20:49)

« 東京社説:原発災害の賠償 誠心誠意を心掛けよ | トップページ | 「命懸けて。逃げても逃げ切れぬ」  前首相の東電訓示 »

「国内情勢」カテゴリの記事