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2011年9月 2日 (金)

金権政治打破が原点=保守自任、攻撃的な言葉も-野田新首相

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011090100804
金権政治打破が原点=保守自任、攻撃的な言葉も-野田新首相

 野田佳彦新首相は保守政治家を自任する一方で、「非自民」を自らの行動原則としている。ただ、野党時代の主張が、現実の政権運営では必ずしも通らないことも感じ始めているようだ。過去の著書や国会での発言から、野田氏の政治家像を探った。
 「10代の後半から非自民という気持ちがあった。原点はやはり田中金脈であり、この国の金権風土を直したい」。野田氏は2年前の政権交代直前に出版した著書でこう語っている。実際、早大在学中には、金権体質を批判して自民党を飛び出した河野洋平氏らによる新自由クラブで、ボランティアでのビラ配りなどに携わった。
 安全保障政策は、集団的自衛権を認め、新憲法制定を唱えるなど「保守」そのもの。これは、自衛官の父を持つ家庭に育ち、厳しい訓練風景を間近で見てきた「原体験」から来ている。
 政策面では自民党と大差はないが、「金権体質」でないもう一つの保守政党をつくることが、政治家を目指した原点だ。新自由クラブのブームが去り、河野氏らが自民党に復党すると大いに失望。これを他山の石として、「私はあくまでも非自民を貫いて、もう一つの保守政党をつくろうとしてきた。私の意地であり矜持(きょうじ)なのだ」と強調している。
 こうした事情から、田中角栄元首相の秘蔵っ子だった小沢一郎元代表とは民主党内では距離を置いてきた。2003年に小沢氏率いる自由党と合併した際「モーニング娘。に天童よしみが入ってきた、という感じ。何とも言い難い違和感があった」と率直に振り返っている。
 野田氏の売りは駅頭でのつじ説法で鍛えた演説。ユーモアを交え、時には極めて攻撃的な言葉も繰り出す。05年1月、衆院本会議の代表質問で、軍部の反対を押し切って軍縮条約に調印した浜口雄幸元首相を引用し、改革断行への決意を示した当時の小泉純一郎首相に対し、「逃げて、ぼかして、隠して、開き直るあなたとは違う」と批判。結びでは、自民党をシロアリ、民主党を働きバチにそれぞれ例え、「だからこそ今、政権交代が必要だ」と訴えた。
 野田氏は、民主党代表選への出馬の意向を固めてから、自民党との大連立に積極発言を繰り返したが、07年の大連立騒動では強硬に反対。著書でも「(自民党は)連立相手の生き血をすすって、相方をダメにする魔性がある」と断じている。また、自民党政権の末期、安倍内閣以降、1年で次々と首相が代わると「民意の裏付けのない政権が国のかじ取りをし続けるということでいいはずがない」と、即時解散を求めていた。ねじれ国会の下、野田氏は低姿勢で自民、公明両党に協力を求めるが、過去の発言との整合性を問われることになりそうだ。(2011/09/01-20:01)

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