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2011年8月 7日 (日)

首相決意も見えぬ道筋 異例の広島「脱・原発依存」宣言

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011080702000045.html
首相決意も見えぬ道筋 異例の広島「脱・原発依存」宣言

2011年8月7日 朝刊

平和記念式典であいさつする菅首相=6日午前、広島市中区の平和記念公園で

 菅直人首相は六日、広島市での原爆死没者慰霊式・平和祈念式で「原発への依存度を引き下げ『原発に依存しない社会』を目指す」と表明した。被爆地での「脱・原発依存」宣言は首相の強い決意の表れともいえるが、退陣表明した首相が道筋をつけるのは容易でない。 (三浦耕喜)

 日本政府は唯一の被爆国として、核兵器の廃絶を目指してきた。歴代首相は毎年、この式典で犠牲者を追悼するとともに、核兵器のない世界の実現を訴えた。その一方で、原発については核の平和利用として推進してきた政府の方針から、首相があいさつで触れることはなかった。

 しかし、福島第一原発事故を受け、原子力の「安全神話」は崩壊。広島市の松井一実市長は平和宣言で、事故による放射能の脅威に触れ、国にエネルギー政策の早急な見直しを求めた。首相が追悼式典で原子力政策に言及するのは異例なだけに、政府内には慎重論もあったが、最後は首相が押し切った。

 ただ、首相のあいさつには、先月十三日の記者会見で表明した「将来は原発がなくてもやっていける社会を実現する」というような“原発ゼロ”の表現はなく、政府のエネルギー・環境会議がまとめた「減原発」路線にとどまった。首相は式典後の記者会見で「私の発言と政府の方針は方向性で一致している」と政府方針として進める考えを強調した。

 今後、実現に向けては、原発の依存度を低減していく工程表づくりや代替エネルギーの確保など課題が山積。そもそも、退陣表明した首相が長期的な課題で指導力を発揮できるかという問題もある。

 式典に出席した自民党の谷垣禎一総裁は記者団に「難しい事柄はトップリーダーの断固たる決意がなければなかなか進まない。今の菅首相には限界がある」と指摘。公明党の山口那津男代表も広島市での記者会見で「遠い将来の政策を縛るようなことを退陣表明した首相が口にするのは無責任だ。説得力に乏しい」と述べた。

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