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2011年7月11日 (月)

君塚総監、日本記者クで会見 速度重視で統合運用 被災地の生活 要望ある限り支援

http://www.asagumo-news.com/news.html

君塚総監、日本記者クで会見 速度重視で統合運用 被災地の生活 要望ある限り支援

 君塚栄治東北方総監は7月4日、東京・千代田区の日本記者クラブで記者会見し、自衛隊統合任務部隊(JTF)の指揮官として臨んだ東日本大震災での部隊運用や活動実績、米軍との共同対処、今後の見通しや教訓などについて語った。日本記者クラブに現役の高級幹部が招かれたのは、軍事情勢や装備などの研究会を除くと今回が初めて。
 制服姿で会見に臨んだ君塚総監は、被災地に入った各部隊がそれぞれ「がんばろう!東北」「がんばろう!岩手」などのステッカーをヘルメットに貼って活動したことについて、単に物資を届けたり食事を提供するという物質的な支援ではなく、被災者と一緒に頑張ろうという精神的な意味合いからだと、持参のヘルメットを指して述べた上で、JTFの編成や人命救助、行方不明者の捜索、瓦礫の除去や道路啓開、給水・給食・入浴など生活支援の実績を詳しく説明。
 最大時10万6000人に及んだ大部隊の統合運用については、「全体の調整に当たる組織を強化し、現場の部隊はそれぞれ陸海空の中で動かすという"ゆるやかな統合"をめざした」「1人の指揮官に権限を与えたことは、何よりも速度が大事な救援活動にとって非常によかったと思う」などと述べた。
 米軍の「トモダチ作戦」については、「次々と任務を追加することで、米軍の持てる能力を120%使い切ることができた。彼らも非常によく任務をこなしてくれた。かつてない最高の日米共同のオペレーションと思う」と高く評価した。
 一方、過酷でしかも長期にわたる救援活動に従事した隊員の精神的なケアでは「(心理カウンセラーなどの)資格を持った隊員が派遣部隊を巡回したり、戦力回復センターで相談に応じて隊員のストレスに対処した。悲惨な現場で受けるストレスとは逆に、もっと何かやれたのではないかという無力感から来るストレスや、あるいは現場に行かせてもらえなかったというストレスもある」と語った。
 JTFは7月1日付で編成を解かれたが、東北方面隊などによる被災3県での活動は終わっていない。
 今後の見通しについて君塚総監は、原発災害の福島で20~30キロ圏に残っている病人などを万一の際に避難させるための態勢と共に、「現在行っている給食と入浴支援は、自治体とよく調整して、ニーズがある限り続ける。自立も大事なので、入浴施設ならレンタルをすすめたり、給食も順次、民需に譲っていく方向だが、撤退が目的ではない」と述べ、今後も生活支援を継続していく、とした。

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