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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2011年6月10日 (金)

今こそ「4つのテーブル」を 森喜朗元首相

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20110609042.html
今こそ「4つのテーブル」を 森喜朗元首相
2011年6月9日(木)08:00

(産経新聞)

 ■(1)復興・原発対策(2)一体改革(3)選挙制度(4)憲法

 6月2日の内閣不信任決議案は可決されると思ったんだけどな。いやいや鳩山由紀夫前首相はお坊ちゃまだな。詰めが甘いよ。脱脂綿で包まれたお内裏さまのような美しさなのかな。

 5月31日夜、鳩山さんは公邸で菅直人首相に退陣を迫ったでしょ。実は僕が強くアドバイスしたんだよ。同じ日に超党派のポリオ根絶議連でたまたま隣同士になったから「首相に会った方がいいよ。あなたにはちゃんと話をする資格があるし、責任もある」ってね。

 だって菅さんは28日にベルギー・ブリュッセルの内政懇で「帰国したら代表経験者とお話ししたい」とおっしゃったでしょ。ところが鳩山さんに何の連絡もなかったそうだ。菅さんは会う気などさらさらなかったんだな。小沢一郎元代表にもある人を通じて「会うべきだ」と伝えたんだけど、こっちは全然その気なし。会えば不信任案に同調する大義になるのにね。逆に鳩山さんは2度も会う必要なんてなかったんだよ。

 本当はもう2週間早くやるべきだったな。19日に不信任案を出してほしいってシグナルもあったしね。間延びしたから民主党の中堅・若手は執行部に「首相は絶対に解散するぞ」「野党になる覚悟はあるのか」と脅されて怖がっちゃった。

 ◆石破発言は最低だよ

 でもまあ、否決は否決でしょうがないじゃない。おかげで猛烈なボディーブローが効いているでしょ。「めでたさも中くらいなり」って感じかな。結局、菅さんは早ければ今月中、遅くても8月には辞めなきゃならなくなる。テレビに「被災者が苦しんでるのに政局をやってる場合か」とずいぶん批判されたけど国民のみなさんも「菅さんではダメだ」と分かったはずですよ。何も動かないんだから。これ以上政治空白を作ってはいけない。

 自民党の谷垣禎一総裁、石原伸晃幹事長、逢沢一郎国対委員長は腹を固めてからは本当によくやったと思いますよ。それに比べて石破茂政調会長の発言はなんだ。不信任案否決後に「誤った情報に踊らされて高揚したのは間抜けだった」と言ってたでしょ。これは最低ですよ。谷垣さんに任命されて党三役をやっているんじゃないんですか。そういうことは政調会長を辞めてから言うべきでしょ。

 でもね。僕は天佑(てんゆう)だと思っているんです。衆院で300議席を占める民主党が「力を貸してほしい」と言ってきているんだから絶好のチャンスじゃないですか。今こそ懸案事項を各党で話し合う「4つのテーブル」を置くべきなんだ。

 1つは「震災復興・原発事故対策」、2つ目は「税と社会保障の一体改革」、3つ目は「選挙制度」。そして4つ目は「憲法」。別に大連立にこだわらなくてもよい。超党派協議でもいいんだ。とにかくこの4つのテーマをみんなで真剣に議論し、1年ならば1年と期限を区切って結論を出すことが大切なんですよ。

 1つ目と2つ目は言わずもがな。3つ目の選挙制度も最高裁大法廷が「違憲状態」だと判断したんだから待ったなしですよ。僕は3人区を基調とした中選挙区制に戻すべきだと思ってるけどね。だって小選挙区制が何をもたらしましたか。国会議員の質の劣化だけだ。そのために日本の国力まで落ちてしまった。

 この4つの懸案にキチッと結論を出して2年後の参院選を迎えないといけない。のんびりしている余裕はないよね。

 ◆前原氏か野田氏が無難

 菅さんに大幅延長なんてさせたらダメですよ。退陣を先送りする理由をつけられるだけだ。延長してもごく短期間にとどめ、7月上旬には民主党に次の代表をきっちり選んでもらう。まあ、前原誠司前外相か、野田佳彦財務相あたりが無難だと思うけど。考え方はしっかりしているし、自民党や公明党とも思想が近い人だからね。そして次の代表が各党としっかり協議して新しい枠組みを作り、速やかに臨時国会を開かなければならない。

 一昨年の政権交代直後にこの「単刀直言」で何と話したか覚えているかな。「民主党は見た目より強固なのは小沢、鳩山、菅の3氏がトライアングルをがっちり固めているからだ。このコアを崩さなければ…」と言ったよね。今回の不信任案でトライアングルは完全に崩れた。3氏とも力を半減させてしまった。

 そうであるならば民主党はこれからどうなるのか。「戦国時代」でしょ。仙谷由人官房副長官の「仙谷」ではないよ。まあ彼は度胸があるし、野心もある。キーマンであることは間違いないけどね。やっと自民党が攻勢をかける時がやってきたんじゃないかな。(石橋文登、赤地真志帆)

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