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2011年4月14日 (木)

東日本大震災:支え合う「吉里吉里人」 独立精神で復旧

井上さん、もって瞑すべし、ですね。(高田)

http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110414k0000e040018000c.html
東日本大震災:支え合う「吉里吉里人」 独立精神で復旧
会議で意見を出し合う災害対策本部のメンバーたち=岩手県大槌町吉里吉里の吉里吉里小で2011年4月8日、高木香奈撮影

 東日本大震災で被害を受けた岩手県大槌町の中心部から東約3キロの地に、太平洋に面した約780世帯の集落がある。東北地方の寒村が政府から分離独立する姿を描いた故・井上ひさしさんの小説「吉里吉里(きりきり)人」を機に町おこしをして注目された吉里吉里地区。今回の震災でも住民の手で道路を復旧させたり、自衛隊のヘリコプターを誘導して患者を搬送するなど「独立精神」で避難生活を支え合っている。

 8日午後4時半、約130人が避難していた町立吉里吉里小の教室で、震災翌日から続く災害対策本部の定例会議が始まった。住民の中から選ばれた食料、医療など各班の班長ら10人が集まり、現状報告や救援物資の分配方法を話し合った。「行政を待っていたら、いつまでたっても復旧しない」。本部長の東谷寛一さん(67)が声を上げ、参加者は深くうなずいた。

 震災で吉里吉里地区は約90人が死亡・行方不明になり、町中心部への国道はがれきで寸断された。元消防団長の東谷さんら住民たちは「このままでは孤立してしまう」と不明者を捜しながら重機で国道や町道のがれきを数日で撤去。コンビニエンスストア店主の協力で、在庫のパンや飲料水を救援物資として住民に配布した。

 患者やけが人への対応も早かった。地区で防災のため準備した発電機を使い医療用の電源を確保。さらに重傷者や透析患者を運び出すため、地元の特別養護老人ホーム「らふたぁヒルズ」施設長の芳賀潤さん(46)が、吉里吉里中学校の校庭にライン引きでヘリポートを示す「H」の文字を大きく書き、それを見た自衛隊のヘリコプターが着陸。患者を順次搬送してもらった。

 住民によると、震災5日後に地区に入った自衛隊員たちは「ここまで自力で復旧させるとは」と片付けたがれきの様子に驚嘆したという。町職員たちも「あそこは住民の結束力が強く、まさに独立国」とたたえる。東谷さんは「昔からのつながりがあるからこそ、住民主体で復旧できた。住民が希望が持てるような施策を早く打ち出してほしい」と話している。【山川淳平、高木香奈】

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