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2011年3月11日 (金)

[日米局長級協議]こんな時に「辺野古」か

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-03-10_15250/

[日米局長級協議]こんな時に「辺野古」か
政治

2011年3月10日 09時30分                        
(27時間46分前に更新)

 日米の「同盟深化」に向けた局長級協議が10日、東京で行われる。

 同会議出席のため来日したキャンベル米国務省次官補が成田空港で口にしたのは、メア氏発言に対する米政府としての謝罪だった。沖縄ではグリーン在沖米総領事が記者会見し、前任者の発言について陳謝した。

 表では「沖縄の負担軽減に努めたい」と口当たりのいいことを言い、裏では「(沖縄の人は)ごまかしとゆすりの名人」だと、こきおろす。

 メア米国務省日本部長の発言は、およそ外交官とは思えないような、偏見と思い込みに満ちたものだった。

 メア氏は、在日米大使館に勤務していた時に普天間移設問題にかかわり、今でも米国務省日本部長として日本との交渉にあたっている。日米関係の前線に立つ人のこのような発言は、交渉当事者としての適格性を疑わせるものであり、とうてい看過できない。

 メア氏も局長級協議に参加する予定だったが、沖縄の反発を考慮して参加を取りやめたという。当然だ。

 「同盟深化」に向けた話し合いの中で、日米の外務・防衛当局は、米軍普天間飛行場の移設問題についても取り上げるつもりなのだろうか。

 ゲーツ国防長官は、滑走路の配置や工法などについて「春先までの問題の決着を望む」との意向を明らかにしているが、このような状況の中で、県民感情をまったく無視して、辺野古移設に向けた詰めの作業を強引に進めるつもりなのだろうか。

 外国人からの献金問題で辞任した前原誠司氏の後任外相に松本剛明氏が就任した。

 キャンベル次官補は10日に松本外相に会い、陳謝する予定だという。

 メア氏発言を受けて松本外相は、局長級協議に臨む日本側担当者にどのような指示をだすのだろうか。松本外相の姿勢が問われる。

 1995年の米兵による暴行事件以来、実に多くの政治家や官僚が「失言・暴言」や「仕事の行き詰まり」などのために、その職から去った。

 村山富市首相も鳩山由紀夫首相も、それが唯一の理由ではないが、基地問題で行き詰まった揚げ句の退任だ。米太平洋軍の最高幹部も米兵による暴行事件をめぐる失言で飛ばされた。

 なのに、普天間問題は合意から15年たっても、何一つ進んでいない。

 なぜなのか。その理由を虚心に問うことが大切だ。

 沖縄の戦後史や基地問題をめぐる沖縄の現状をより深く理解すればするほど、辺野古移設が無理のある理不尽な計画であることがわかる。

 無理な計画を、金をちらつかせて、無理矢理、地元に認めさせようと、日米両政府は文字通りあらゆる手を尽くしてきた。

 しかし、長く普天間問題を担当してきた守屋武昌氏(元防衛事務次官)の強引さも、メア氏の硬直した姿勢も、問題解決につながらなかった。

 メア氏発言は、これまでのような強引なアプローチでは普天間問題が解決できないことを教えている。

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