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2011年3月18日 (金)

水投下決行「重大な決意」 菅首相 効果確証ないまま

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011031802000027.html

水投下決行「重大な決意」 菅首相 効果確証ないまま

2011年3月18日 朝刊

 自衛隊がヘリによる福島第一原発3号機への水の大量投下に踏み切ったのは、菅直人首相が「重大な決意」で指示したからだ。放射線にさらされる隊員の安全、作戦の効果ともに、確証が得られないまま決行した。事態が緊迫の度を増す中、首相は「最後のとりで」と自衛隊に頼った格好だ。 (金杉貴雄)

 北沢俊美防衛相は十七日の作戦終了後の記者会見で、使用済み核燃料が過熱する3号機に触れ、「今日が限度だという判断をした」と述べた。裏返せば、一日でも早く使用済み核燃料を冷却しなければ、放射性物質が大量に漏れ始めかねない状況ともいえる。

 首相が北沢氏に自衛隊ヘリによる水の投下を持ち掛けたのは十五日午後。北沢氏は「それが本当にプラスになるのか。その前に東電がやるべきことがあるのではないか」と、記者団に不満を漏らしていた。

 首相はあくまでもやる気だった。状況は日ごとに深刻になり、世論の批判の矛先は東電にとどまらず、政府に向かっている。手をこまねいているよりは、自身の決断でできることは何でもすると、腹を固めていたのだ。

 首相から何度となく説得された北沢氏は十六日午後、防衛省幹部に「首相から重大な決心を伝えられた。首相も『最後のとりでは自衛隊』という気持ちで私に直接訴えている」と説明した。作戦の責任者である折木良一統合幕僚長には「一度は必ず実行するという強い意思を持ってくれ」と指示した。

 十六日夕には、指令を受けた大型ヘリコプター二機が水投下のため原発に向かったが、上空で測定した放射線量が高く、機長が危険と判断して断念。十七日朝も状況に変化はなかったが、首相と北沢氏は「それを繰り返していたら成果が上がらない」(北沢氏)とゴーサインを出した。

 ただ、隊員の安全に配慮し、高い位置から水を投下したため、冷却効果がどの程度あったのかは不明だ。ヘリコプターに続き、十七日夜には消防車五台で地上からも放水した。首相の指示による総力戦が展開された。

2011年3月18日 朝刊

 自衛隊がヘリによる福島第一原発3号機への水の大量投下に踏み切ったのは、菅直人首相が「重大な決意」で指示したからだ。放射線にさらされる隊員の安全、作戦の効果ともに、確証が得られないまま決行した。事態が緊迫の度を増す中、首相は「最後のとりで」と自衛隊に頼った格好だ。 (金杉貴雄)

 北沢俊美防衛相は十七日の作戦終了後の記者会見で、使用済み核燃料が過熱する3号機に触れ、「今日が限度だという判断をした」と述べた。裏返せば、一日でも早く使用済み核燃料を冷却しなければ、放射性物質が大量に漏れ始めかねない状況ともいえる。

 首相が北沢氏に自衛隊ヘリによる水の投下を持ち掛けたのは十五日午後。北沢氏は「それが本当にプラスになるのか。その前に東電がやるべきことがあるのではないか」と、記者団に不満を漏らしていた。

 首相はあくまでもやる気だった。状況は日ごとに深刻になり、世論の批判の矛先は東電にとどまらず、政府に向かっている。手をこまねいているよりは、自身の決断でできることは何でもすると、腹を固めていたのだ。

 首相から何度となく説得された北沢氏は十六日午後、防衛省幹部に「首相から重大な決心を伝えられた。首相も『最後のとりでは自衛隊』という気持ちで私に直接訴えている」と説明した。作戦の責任者である折木良一統合幕僚長には「一度は必ず実行するという強い意思を持ってくれ」と指示した。

 十六日夕には、指令を受けた大型ヘリコプター二機が水投下のため原発に向かったが、上空で測定した放射線量が高く、機長が危険と判断して断念。十七日朝も状況に変化はなかったが、首相と北沢氏は「それを繰り返していたら成果が上がらない」(北沢氏)とゴーサインを出した。

 ただ、隊員の安全に配慮し、高い位置から水を投下したため、冷却効果がどの程度あったのかは不明だ。ヘリコプターに続き、十七日夜には消防車五台で地上からも放水した。首相の指示による総力戦が展開された。

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