無料ブログはココログ

許すな!憲法改悪・市民連絡会

« 中国大使にロック氏指名へ=貿易重視で商務長官起用―米大統領 | トップページ | メア発言:奥縄2紙社説 »

2011年3月 8日 (火)

前原外相辞任 2プラス2開催困難 日米同盟冷却化、一段と

6月末の菅訪米と日米首脳会談が難しいと言うことで設定した「2+2」までもダメだとしたら、米国の対日不信は極度に高まる。さて日米政府は、どういう対策をとるのか。目がはなせない。(高田)
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20110308126.html
前原外相辞任 2プラス2開催困難 日米同盟冷却化、一段と
2011年3月8日(火)08:00

 前原誠司前外相の辞任を受け、政府内では5月上旬の外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)の開催は困難との見方が強まってきた。2プラス2で同盟深化に向けた「共通戦略目標」を策定することを主導してきたのは前原氏だったからだ。旗振り役の退場で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題に続き日米同盟のさらなる冷却化は避けられそうにない。(半沢尚久)

 昨年9月の外相就任後、こと対米交渉に限れば前原氏の思惑通りに運んできた。クリントン米国務長官と対中脅威認識で一致をみるなど「前原外交は軌道に乗った」(民主党幹部)との評価も得つつあった。

 前原氏は鳩山由紀夫前首相が混乱を引き起こした普天間問題という「負の遺産」を清算するだけでなく、同盟の再活性化を志向した。哨戒艦撃沈事件と延坪(ヨンピョン)島砲撃を踏まえ、朝鮮半島での緊急事態への備えを強化するため「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)改定の必要性を唱えたのはその象徴だった。

 それが布石となり、普天間問題を日米協議の中心テーマから外すことにも成功した。1月の日米外相会談で共通戦略目標の策定方針で合意した背景には前原氏の存在が大きかった。同じころ、官房長官が仙谷由人氏から枝野幸男氏に交代したのを機に、普天間問題でも発言権を増す。

 名護市辺野古に滑走路2本を配置するV字案と、滑走路を1本に減らすI字案のうち、前原氏は2プラス2までにV字案に絞り込むよう主張。これにゲーツ米国防長官も「今春遅くまでに(決着を)」と歩調を合わせ、前原プランは日米間の既定路線となった。

 日米両政府は10日に都内で安全保障高級事務レベル協議(SSC)を開き、共通戦略目標の合意文書のとりまとめ作業を加速させる方針だった。前原氏が辞任したため、協議に暗い影を落とすのは必至だ。

 民主党は外交・安保分野の人材難で、官邸筋は「後任外相に政策判断を委ねられない」と語る。V字案への絞り込みに反対し米側の不興を買った北沢俊美防衛相も代役は務まりそうにない。

 米側は前原氏の辞任で菅直人政権の崩壊が早まるのではと神経質になっているという。共通戦略目標の文言を詰めても発出できる見通しは乏しく、「早晩、米側は日米協議の中断を通告してくる」(防衛省幹部)との指摘も出ている。

« 中国大使にロック氏指名へ=貿易重視で商務長官起用―米大統領 | トップページ | メア発言:奥縄2紙社説 »

日米関係」カテゴリの記事