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2011年3月26日 (土)

<東日本大震災>「震災孤児」把握進まず 沿岸部に集中

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110326-00000051-mai-soci

<東日本大震災>「震災孤児」把握進まず 沿岸部に集中

毎日新聞 3月26日(土)15時0分配信
 東日本大震災で両親が死亡したか行方不明になっている「震災孤児」について毎日新聞が調べたところ、25日現在、被害の特に大きかった岩手、宮城、福島の東北3県で22人確認された。95年1月の阪神大震災では68人の孤児が報告されているが、死者・行方不明者が阪神を大きく上回る今回は、被害状況の判明とともに大幅に増えるのは確実だ。子を預かった親戚が被災者というケースも想定され、早急な実態調査と支援策の確立が求められる。【まとめ・小泉大士】

 3県の教育委員会や学校、避難所の関係者らに、この春卒業する高校生以下の孤児の把握状況を尋ねた。

 その結果、25日現在、岩手県では山田町、大槌町、釜石市、陸前高田市で計9世帯10人▽宮城県では女川町、東松島市、七ケ浜町、名取市、山元町で計10人▽福島県ではいわき市で1世帯2人の孤児が確認された。いずれも津波に襲われた沿岸部に集中している。

 3県とも児童相談所の職員が避難所を回るなどして調査を進めているが、津波の被害が極めて大きかった岩手県陸前高田市をはじめ大船渡市、宮城県気仙沼市、石巻市などでは被害の全容そのものが判明しておらず、調査が進んでいない。

 岩手県は、今後多くの孤児が確認される恐れが強いとして、県里親会に打診し、既に一部から里親の了承を得ている。児童養護施設の活用も検討している。宮城県も調査と並行して孤児を保護する準備を進めている。

 兵庫県によると、阪神大震災で片親を亡くした18歳未満の遺児は400人。両親とも失った孤児は68人だった。

 県児童課の竹内良二課長は「阪神大震災は早朝の発生だったので、親子が一緒に死亡するケースが多かった。今回は津波による沿岸部の被害が甚大で、さらに昼過ぎの発生だったこともあり、高台の学校にいて子どもだけが助かったというケースも多いのではないか」と話し、遺児や孤児が今後大幅に増える恐れを指摘した。

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