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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2011年2月 8日 (火)

第14回許すな!憲法改悪・市民運動全国交流集会in大分&日出生台

第14回全国交流集会は2011年2月5~6日、大分県大分市と同日出生台演習場において、14都府県約100名の市民の参加において開かれ、大きな成功を収めました。5日は大分市で、沖縄から高良鉄美さんを招いて集会を開催し、翌日は折からの米海兵隊演習に抗議し、ゲート前で開かれた地元「草の根の会」の集会に参加しました。写真と集会決議文、首相への抗議文を掲載します。(高田)

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「第14回 許すな!憲法改悪・市民運動全国交流集会in大分&日出生台」決議

2011年2月5~6日、私たちは憲法の改悪に反対し、第9条をはじめとする憲法の3原則を生かし、実現するための市民運動全国交流集会を大分県大分市と日出生台で開催しました。

今回で14回目を数えるこの全国交流集会は、1990年代から今日まで、憲法改悪に反対する全国の草の根の市民運動の連携と共同を形成する上で、重要な役割を果たしてきました。この全国交流集会は、出発当時、各地に分散していた無党派の草の根の市民運動が、緩やかに連携し、改憲の流れに抗していくうえでの貴重な足場となりました。以後、各地の市民運動は共同して、反戦平和、憲法改悪反対の運動を強め、アフガニスタン・イラク戦争反対をはじめとする反戦運動、「九条の会」運動、「9条世界会議」の成功などのために積極的に努力してきました。

これまで、この全国交流集会は東京、大阪、広島、沖縄などで開催してきましたが、今回は米軍の実弾砲撃訓練が行われている日出生台演習場のある大分県ではじめて開催しました。

大分開催にあたっての私たちの問題意識は「沖縄・日出生台から日本のいまが見える」と題した集会のタイトルにはっきりと現れています。

 一昨年の政権交代に際して、沖縄の米軍普天間基地を「最低でも県外」と公約した民主党政権は、その後、変節を重ね、名護市の辺野古に移設するという日米合意を結びました。沖縄の人びとの積年の願いを逆手に取り、辺野古に最新鋭の新基地をつくるという暴挙と、沖縄の米海兵隊の県道104号線越え実弾砲撃演習を日出生台、東富士、北富士、王城寺原、矢臼別などに分散移転すると称してはじめた実弾演習を、なし崩し的に拡大強化する手口は、極めて似通ったものです。

普天間基地の撤去、米軍基地の縮小・撤去は沖縄の島ぐるみの総意です。ここ日出生台でも長期にわたる住民の皆さんによる米軍訓練の縮小廃止を求める粘り強い運動がつづいています。

にもかかわらず、この住民の願いを無視して、米軍は2月7日から実弾演習を行おうとしています。全国交流集会に参加した私たちは地元の皆さんと共に、この米軍実弾砲撃演習に強く抗議し、中止を求め、以降、実態を全国で報告し、抗議の運動を強めることを決意しました。

この集会を通じて、あらためて、私たちは沖縄や日出生台の置かれている状況と問題が、決して現地だけの問題ではなく、日本に住む私たち全体の問題であり、アジアと世界の平和に直結する問題にほかならないと考えました。私たちは、いまあらためて第9条をはじめとする日本国憲法と日米安保体制のあり方を問い直し、普天間基地撤去、辺野古新基地建設反対、日出生台演習場のすみやかな縮小廃止を主張し、「基地はどこにもいらない」と叫びたいと思います。

折しも、昨年末には「新防衛大綱」が策定され、北東アジアにおける中国や北朝鮮を仮想敵視した南西重視戦略、米・日・韓の軍事的連携強化の方向がとられようとしています。沖縄や日出生台はそのなかに組み込まれつつあります。菅首相はこの6月にも米国を訪問し、オバマ大統領との間で新たな日米共同宣言を出し、戦争を遂行する「日米同盟」の強化を確認しようとしています。いま始まった国会では、憲法改悪のために「憲法審査会」を始動させる動きも出ています。

今後、私たちはそれぞれの地域で運動を強化しながら全国的な連携を強め、改憲と戦争への動きに抗し、各国の人びととも手をつないで平和と人権のアジアの実現をめざしていくことを、本集会の名において確認します。

2011年2月5日~6日
第14回許すな!憲法改悪・市民運動全国交流集会in大分&日出生台参加者一同

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内閣総理大臣菅直人殿
日出生台・米海兵隊実弾砲撃訓練に抗議します

大分県日出生台で明2月7日から13日まで実施予定の米海兵隊の実弾砲撃訓練に反対する私たちは、演習場ゲート前に集まって抗議集会を開いています。
沖縄のキャンプ・ハンセンで行なわれていた「県遺1104号線越え実弾砲撃訓練」の分散移転だったはずなのに、近年、米軍の勝手な都合で訓練内容はどんどんエスカレートしています。日本政府はそれを無条件に容認し、地元住民に「理解」を強要してきました。
その政府の姿勢は民主党政権になっても少しも変わらず、私たちは深い失望に打ちのめされています。鳩山由紀夫前総理から菅総理・あなたに交代されて、私たちは再び希望を持てるかも知れないと期待しました。しかし、あなたは私たちの、いや多くの国民の期待をみごとに裏切って米国の忠実なしもべに徹しています。あなたの長い政治家としての道のりが、こんなところに行き着くものだったのかと思うとあきれ果ててしまいます。
在日米軍再編や沖縄米軍の訓練移転など、急遠に日本全土米軍基地化が進行しています。それはアフガニスタンやイラクの戦争状況が泥沼化していることに起因するのであって、決して日本の安全保障のためではないことは明らかです。米国が強引に始めた戦争のために、私たちの大地や空や海が壊され、汚され、引き裂かれ、そして私たちが戦争加担者になってしまっている現状をよく見てください。日本の政治家たちが口をそろえて言う「米国との強いきずなが唯一わが国の生きる道だ」という愚かでゆがんだ呪縛からこの国を解放してください。
私たちは、先の戦争で大きな大きな犠牲を払って、武力を行使することの愚かさを知り、平和で穏やかな暮らしが何ものにも優る幸せであることを知りました。その幸せを恒久的なものにするために平和憲法が作られたはずです。
圧倒的な軍事力によって世界を支配しようとする米国にひたすら寄り添い、その片腕としての役割を進んで担おうとする日本政府の一貫した姿勢は、平和憲法を踏みにじり、「平和憲法を持つ国民」としての私たちの尊厳を踏みにじり、先の戦争で無念の死を強いられた多くの人々のその「いのち」をも踏みにじるものです。決して許されない、許してはならないことです。
その許されない状況を許し続けてきた国民の負うべき責任の一つの形として、今、日出生台演習場ゲート前で私たちは米海兵隊実弾砲撃訓練に「NO!」の声をあげています。平和への揺るがない思いを持った者たちが確かにこの大地に集っている、その事実が必ず平和な世界を作る一歩となると信じます。
日出生台・米海兵隊実弾砲撃訓練に抗議し、訓練の中止を要求します。
全ての基地が撤去され、私たちに平和で穏やかで静かな暮らしが戻ってくる、その日まで私たちは何度でも何度でもここに来て声をあげます。
静かで平和な日出生台を! 基地のない日本を! 戦争のない世界を!
2011年2月6日
日出生台・米海兵隊実弾砲撃訓練抗議集会参加者一同

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