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2011年2月12日 (土)

ロシア「四島返還、展望ない」=菅外交一段と手詰まり

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011021100430
ロシア「四島返還、展望ない」=菅外交一段と手詰まり

 【モスクワ時事】11日の日ロ外相会談で、前原誠司外相は行き詰まった北方領土交渉の打開を目指したが、議論は平行線に終わった。北方四島を「われわれの領土」と言い切るロシア側は「日本が過激なアプローチを取るなら平和条約交渉は展望がなくなる」と警告。両国間の信頼回復も難しい状況で、日本側の手詰まり感は強い。
 「良い雰囲気で会談したかったが、残念ながらそうならなかった」。ラブロフ外相は冒頭からいきなり、日本側の対応に強い不満を表明。会談を前に、領土問題をめぐり非難合戦を繰り広げた日ロ関係の冷却化をまざまざと映し出した。
 前原外相は会談後、「これまで合意された諸文書と法と正義に基づいて、交渉を続けることを確認した」と強調。平和条約締結後の歯舞、色丹両島引き渡しを明記した日ソ共同宣言や、四島の帰属問題を解決するとした東京宣言などを念頭に置いたものだが、文書名には言及しなかった。ロシア側が有効性の確認を避けているためだ。
 領土問題の存在自体を認めなかった冷戦期の旧ソ連を思わせる厳しい対応は、ここ数年で領土交渉が大幅に後退したことを示すものだ。前原外相は会談前、「ロシアとの信頼関係を高めたい」と意欲を示したが、菅直人首相が7日の北方領土返還要求全国大会で、昨年11月のメドベージェフ大統領の国後島訪問を「許し難い暴挙」と非難したことで、ロシア側は激しく反発。「信頼関係を築く」との基本線は早々と崩れてしまった。
 さらに、首相発言は、前原外相には「寝耳に水」(周辺)。4日後の外相会談に向け、首相が北方領土大会でどんなメッセージを発するのか、事前に意思統一すら図っていなかった。これには民主党内からも「首相の発言からおかしくなった。とんちんかんな対応だ」(中堅)と批判の声が上がった。
 一方のロシア。メドベージェフ大統領は、就任当初こそ領土問題解決に積極姿勢を示したものの、日本の首相の頻繁な交代などで「交渉意欲を失った」(日ロ関係筋)とも言われる。首相発言を受けた9日には「ロシアの不可分の領土」とまで言明した。
 政府内では「再選の懸かる大統領選を来年に控え、ますます強硬になる」(外務省幹部)と、交渉進展に悲観的な見方は強まる一方だ。(2011/02/11-22:45)

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