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2011年1月 7日 (金)

前原外相の講演要旨

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011010700052
前原外相の講演要旨

 【ワシントン時事】前原誠司外相が6日午後(日本時間7日未明)に行った講演要旨は次の通り。
 〔日米同盟深化〕1960年の日米安保条約締結から50年がたった。2011年はこれからの半世紀を切り開く新たな日米同盟の元年と位置付けられる。日米関係も新しい同盟へと深化を遂げることが必要だ。
 〔アジア太平洋〕アジア太平洋は不安定かつ不確実な要素をはらんでいる。北朝鮮は国際社会に対する挑発の度合いをエスカレートさせている。アジアの新興国の台頭も資源争奪を背景にした緊張関係を生じさせている。また、一部の諸国に見られる不透明な軍事費の増大は地域の緊張を高める潜在的な要因となっている。
 アジア太平洋地域は新しい秩序を形成していくべきときにある。覇権の下ではなく、協調を通じてアジア太平洋地域全体を発展させることが各国の長期的利益と不可分一体であるとの基本的な考え方に立ち、新しい秩序を形成すべきだ。
 中国やインドなどの台頭著しい新興国も国際社会の共通利益を見据え、新しい秩序に建設的に関与することがカギを握る。特に中国が国際社会と協調しつつ平和的に発展することは日米両国の利益であり、中国がアジア太平洋における新しい秩序の中で果たす役割を注目している。
 〔日米の役割〕日米同盟はアジア太平洋地域の公共財として死活的に重要だ。日米に課せられた最優先事項は新しい秩序形成に全面的かつ全力で取り組んでいくことだ。
 環太平洋連携協定(TPP)はアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)実現に向けた重要な一歩だ。日本と米国という経済大国が参加した枠組みが実現すればその意義は大きく、私はこれを日米関係強化の一環としても位置付けている。菅直人首相の先般の会見の発言からすると、6月くらいまでには結論をということになる。
 守ってきたはずの農業がどんどん疲弊している。結局は先細りになるなら、大胆な農業改革をやると同時に、日本の強みを生かしていくためのより自由な貿易体制を目指し、日本再生の起爆剤とすることが必要だ。
 〔普天間問題〕揺るぎない日米同盟が必要不可欠。昨年、日米間で米軍普天間飛行場移設問題をめぐり足並みが乱れた。地元沖縄の理解を得る努力が問題解決には不可欠だ。移設を進める間に日米同盟の機能を損なう事態を招かないようにすることが重要。そのためには日米双方が知恵を出し合い、粘り強く取り組んでいくことが大事だ。(2011/01/07-05:15)

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