無料ブログはココログ

許すな!憲法改悪・市民連絡会

« 前原外相、14日訪韓で調整=半島情勢にらみ連携確認へ | トップページ | 「北朝鮮の挑発には強力な懲罰」韓国大統領が新年演説 »

2011年1月 3日 (月)

普天間、日米の火種に=対中ロ関係改善も課題-外交展望

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011010200048
普天間、日米の火種に=対中ロ関係改善も課題-外交展望

 2011年の日本外交は、引き続き日米関係が焦点となる。菅直人首相は春にもワシントンを訪れ、オバマ大統領との間で同盟深化の具体像を盛り込んだ共同声明を発表したい考え。しかし、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題は日米合意履行のめどが立たず、火種として残っている。中ロ両国との関係は停滞し、北朝鮮の新たな挑発行為も懸念されており、「菅外交」は前途多難と言えそうだ。

 ◇米は早期解決期待

 「期限を切ることはできない。米側も十分理解している」。首相は10年12月のインタビューで、普天間問題解決に期限を設ける考えがないことを重ねて強調した。
 首相は同年11月、横浜市で行った日米首脳会談で、安全保障を中心に、経済、文化、人材交流など幅広い分野で同盟を深化させることで一致。この際、首相訪米と共同声明取りまとめを提案したのは米側だった。日本政府は「訪米までの普天間問題決着を促した発言」(外務省幹部)と受け止めている。
 首相が決着の目標時期を明言しないのは、沖縄のさらなる反発を懸念してのことだ。普天間の「県外移設」を求める沖縄側の姿勢は固く、県内移設で地元の理解を得るのは極めて厳しい状況だ。
 前原誠司外相は1月6日からワシントンを訪問、首相訪米準備を本格化させる。クリントン米国務長官との会談で、共同声明の具体化に向け協議するが、「中身は白紙に近い」(外務省幹部)状態。首相が訪米時に普天間問題であいまいな説明を繰り返せば、米側の対日不信を再び招きかねない。

 ◇日中修復見通し立たず

 沖縄県・尖閣諸島沖での漁船衝突事件をきっかけに険悪化した中国との関係修復も重要課題だ。10年11月、横浜市で行われた首相と胡錦濤国家主席との日中首脳会談はわずか22分間。「長期的に安定した戦略的互恵関係の発展」を目指すことを確認するにとどまった。
 とりわけ、中国側が一方的に延期した東シナ海ガス田共同開発交渉は「再開の見通しも立っていない」(外務省幹部)。中国政府は、国内の反日感情が強い現段階で日本との関係改善に動くのは得策ではないと判断しているもようで、冷却期間はなお必要となりそうだ。
 ロシアでは、メドベージェフ大統領が同月、日本の反対を押し切る形で北方領土の国後島を訪問した。その後も北方四島を「ロシアの領土」と繰り返すなど、日本への強硬姿勢を崩していない。前原外相は近く河野雅治駐ロ大使を更迭して態勢を整えた上で、2月にもモスクワを訪問するが、菅政権が明確な対ロ外交戦略を描けなければ、手探りの対応を強いられる。
 北朝鮮がウラン濃縮活動を公表し、韓国に砲撃を加えた朝鮮半島情勢は依然、緊迫した状況が続いている。こうした中、日本は10年12月末で国連安全保障理事会非常任理事国の任期切れを迎えた。影響力が一段と低下するのは避けられず、米韓両国との連携強化は至上課題。日本人拉致問題の解決も展望は開けていない。(2011/01/02-15:25)

« 前原外相、14日訪韓で調整=半島情勢にらみ連携確認へ | トップページ | 「北朝鮮の挑発には強力な懲罰」韓国大統領が新年演説 »

「国際情勢」カテゴリの記事