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2011年1月23日 (日)

南北対話再開へ 主導権を狙う北 金正恩氏の“外交力”誇示も

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110123-00000104-san-int

南北対話再開へ 主導権を狙う北 金正恩氏の“外交力”誇示も

産経新聞 1月23日(日)7時57分配信
 【ソウル=加藤達也】韓国政府は北朝鮮から提案された高官級軍事会談のための予備会談の日程を来月中旬とする方向で調整に入った。韓国側は南北対話再開の前提条件として哨戒艦撃沈事件や延坪(ヨンピョン)島砲撃に関しての謝罪などを求めているが、北朝鮮がこれらへの見解を明らかにするとしたため、とりあえず会談に応じることにしたもようだ。

 ◆呼びかけ加速

 北朝鮮の意図をめぐり韓国の情報筋などは、韓国を会談の場に引き出すことで、国際社会に対して北朝鮮が朝鮮半島の融和に向け主導権を握っていることを示し、国内向けには金正日総書記の後継者である金正恩氏の“外交力”や“国際的指導力”を誇示する狙いがあるとみている。

 北朝鮮は今年に入り南北対話に向けた呼びかけを加速させている。

 元日恒例の「新年共同社説」では「南北間の対決状態を一日も早く解消すべきだ」と主張。5日には朝鮮中央通信が「あらゆる問題を協議する」とする朝鮮労働党や政府などの「連合声明」を報道。韓国側に軍事挑発への謝罪などを求めず、「無条件」で対話に応じるよう要請していた。

 韓国側は、北朝鮮の一連の対話要求を「偽装平和攻勢」(対北交渉筋)と受け止め警戒。北朝鮮に「(撃沈や砲撃などの)挑発防止措置の協議」を逆提案し、静観していた。

 だが、米国と中国が先の首脳会談で、北朝鮮の核問題解決に向け南北対話を重視することで合意。これを受け、北朝鮮は対話攻勢をさらに強め、20日には金永春人民武力相が韓国の金寛鎮国防相に南北高官級軍事会談の開催を提案してきた。

 韓国政府内には依然として、予備会談を含めた一切の対北対話について「昨年の2件の軍事挑発に対する謝罪が先だ。対話要求に安易に応じるべきではない」とする強硬論が多く、世論やマスコミ論調も「軍事挑発に謝罪などの誠意が必要」との原則を貫く李明博大統領の姿勢を依然、支持している。

 ◆成果なしか

 一方で韓国政府内には「対話要請を放置すると核問題解決に向け国際社会での存在感を失いかねない」との不安感も生まれはじめている。北朝鮮側はこうした韓国側の事情を熟知したうえで軍事会談を提案してきたとみられる。

 予備交渉について、韓国の政府系研究機関は「北朝鮮が謝罪する可能性は低く、実質的には成果なしの物別れに終わる」とみている。また「北朝鮮としては、米中などの大国が見守る中、韓国を対話のテーブルに引き出すだけでも、金正恩氏の対外折衝力や指導力を国内向けに見せつける意味がある」と分析している。

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