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2011年1月16日 (日)

米軍、アジアにシフト=中国を強く意識-日米韓同盟の強化加速・ゲーツ長官歴訪

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011011500262
米軍、アジアにシフト=中国を強く意識-日米韓同盟の強化加速・ゲーツ長官歴訪

 【アンドルーズ空軍基地(米メリーランド州)時事】ゲーツ米国防長官は14日、日中韓3カ国歴訪を終えた。中国とは軍事交流を再開し、胡錦濤国家主席の訪米前に関係修復の地ならしをした。一方、日本と韓国では米軍の抑止力を強調。日米韓の同盟強化を加速させるとともに、北朝鮮や中国の軍事力を念頭にアジア重視を明確にした。こうした姿勢はゲーツ長官が策定中の「世界規模の米軍配置の見直し」(GPR)に反映される。
 「(北朝鮮の挑発に)日本は米韓と肩を並べて対応した。日米韓は連携を深め続ける」-。ゲーツ長官は日本滞在最終日の講演で、朝鮮半島安定化のために、日米韓が戦略的に協力することの重要性をにじませた。
 講演では「在日米軍が駐留しなければ、中国は近隣諸国にさらに強引に(権利を)主張するだろう」と踏み込み、在日米軍が中国への抑止力を担っていることを鮮明にした。その約3時間後には韓国に飛び、金寛鎮国防相、李明博大統領と立て続けに会談。金国防相には「堅固な米韓同盟で、新たな北朝鮮の挑発を阻止する」と強調した。
 韓国・釜山には、原子力空母カール・ビンソンが11日に寄港。その前日には、同空母機動部隊のイージス艦が五島列島沖で日本の海上自衛隊と合同演習を実施しており、米側は長官歴訪に合わせ、日韓への抑止力提供を演出した。
 ゲーツ長官は米中軍事交流について、「中国の軍事力に疑問があるからこそ、中国も同様の疑問を米国に対して持っている。だからこそ健全な対話が必要だ」と語る。ただ中国軍部は、長官滞在中にステルス戦闘機の試験飛行を実施し、制空権でも米国と張り合う姿勢を見せつけた。梁光烈国防相は、ゲーツ長官が提案した核やミサイルの透明性を高める戦略対話の提案に回答を保留した。
 米中国防相会談翌日の中国英字紙チャイナ・デーリーは「戦略的信頼の必要性」と題した社説で、米国の台湾への武器売却や、米軍による東シナ海や南シナ海での「激しい偵察活動」を挙げ、ゲーツ長官訪問だけで「米中軍事交流が順調に進むとみるのはあまりに楽観的」とくぎを刺した。
 ゲーツ長官は今回の日米防衛相会談で、「米軍の存在を北東アジアで維持し、東南アジアでは強化する。航海の自由を守っていく」と述べた。国防総省は今後大幅な予算削減に踏み切るが、長官は前原誠司外相との会談で、アジア関係は削減しない方針を伝えた。
 こうした発言はGPRを踏まえたものだ。GPRでは、欧州駐留米軍の抑止力のニーズが減少する一方で、米軍の優位性を揺るがしかねない中国を意識し、海軍を中心にアジアシフトを打ち出す。また、中国の強引な領有権主張や活発化する海軍の活動を懸念するインドやベトナム、インドネシア、マレーシアなどとの関係を強化し、同盟国の日韓豪を含めた「中国包囲網」を念頭に置く見通しだ。
 ゲーツ長官は4月にも、GPRを国家安全保障会議(NSC)に報告し、オバマ大統領が最終的に決定する。(2011/01/15-18:02)

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