無料ブログはココログ

許すな!憲法改悪・市民連絡会

« 米軍思いやり 総額維持 特別協定5年に延長 | トップページ | 半島有事、自衛隊派遣を=平沼氏 »

2010年12月15日 (水)

思いやり予算で日米合意 同盟関係修復に配慮

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010121502000039.html
思いやり予算で日米合意 同盟関係修復に配慮

2010年12月15日 朝刊

 日米両政府は十四日、来年度以降の在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)の総額について今後五年間にわたり現行水準を維持することで正式合意した。政府は当初、削減の可能性を探っていたが、朝鮮半島情勢の緊迫化の中、米軍普天間飛行場問題をめぐり傷ついた日米同盟関係を修復するためには米側に配慮せざるを得ないとの判断があった。

 北沢俊美防衛相は十四日の会見で「日米ともに厳しい財政状況の中で同盟の趣旨を理解するなら、総額維持は妥当だ」と強調した。

 総額維持を後押ししたのは日本周辺での安全保障環境の悪化だった。三月には韓国軍哨戒艦沈没事件が発生。十一月には北朝鮮が韓国を砲撃、三回目の核実験実施もささやかれている。中国とは尖閣諸島沖の漁船衝突事件で対立し、ロシアはメドベージェフ大統領が北方領土を視察した。

 思いやり予算について民主党は野党時代、基地従業員の労務費のうち、ゴルフ場など娯楽性の高い施設の従業員給与負担を批判。政権交代後も昨年の事業仕分けでやり玉に挙がっていた。

 だが、北朝鮮や中国などの動向を受け、政府は日米同盟関係の重要性を再確認。思いやり予算の交渉では、娯楽性の高い施設の従業員の労務費や光熱水費を削減したが、削減額分を提供施設整備費に上乗せして増額し、総額を確保した。

 思いやり予算は一九九九年をピークに削減され、特に提供施設整備費は五分の一にまで縮減。米軍基地内の施設は既に十分に整備されているとの指摘もある。民主党の「無駄削減」の方針と矛盾すると批判されるおそれもあるが、菅政権としては、これ以上の外交迷走批判を回避するためにも、米側を怒らせない判断に傾いた。

« 米軍思いやり 総額維持 特別協定5年に延長 | トップページ | 半島有事、自衛隊派遣を=平沼氏 »

日米関係」カテゴリの記事