北朝鮮非難声明見送り=砲撃事件で対立解けず―安保理
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101220-00000022-jij-int
北朝鮮非難声明見送り=砲撃事件で対立解けず―安保理
時事通信 12月20日(月)9時33分配信
【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は19日、緊急会合を開き、北朝鮮による韓国・延坪島砲撃事件後、緊迫化する朝鮮半島情勢について協議した。声明で北朝鮮を名指し非難するかをめぐり、日米などと中国の溝は深く、交渉は難航。同日中の声明発表を見送った。
協議は20日以降も続くが、関係国の対立を解き妥協点を見つけるのは困難とみられる。
安保理筋は「(日米など)大多数の国が北朝鮮の行為を非難する言葉を入れなければならないと考えている」と指摘。一方、中国は砲撃事件への明確な言及に反対しているという。
会合開催を要請したロシアは、目下の緊張緩和に焦点を当て、韓国、北朝鮮双方に最大限の自制を求める声明案を提示。これに対し、英国が北朝鮮を非難する表現を盛り込んだ声明案を示し、関係国が妥協点を模索した。ロシアは北朝鮮に対する厳しい文言を受け入れる方向で態度を軟化しているもようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101220-00000017-jij-int
射撃訓練きょう実施=午前11時~正午有力―北朝鮮反発、高まる緊張―韓国・延坪島
時事通信 12月20日(月)8時15分配信
【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部は20日、北朝鮮の砲撃を受けた延坪島と周辺海域での射撃訓練を同日中に実施することを明らかにした。午前か午後かは気象条件次第としているが、聯合ニュースは午前11時から正午の間が有力と報じた。地元当局によると、延坪島などの住民に避難命令が出され、避難が始まった。
北朝鮮は訓練に強く反発し、武力的対抗措置を警告しており、朝鮮半島西方の黄海では緊張が高まっている。
南北の対立が激化する朝鮮半島情勢をめぐっては、国連安全保障理事会が緊急会合を開き、緊張緩和に向けた協議を続けている。
韓国軍は、訓練を先送りすれば韓国側が黄海の軍事境界線と定め、北朝鮮が認めない北方限界線(NLL)が無効化しかねないと判断。北朝鮮の威嚇に屈服しない強い姿勢を示し、軍の威信を回復するためにも訓練実施を決めたもようだ。
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