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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2010年12月25日 (土)

沖タイ社説:[高江ヘリパッド]暗闇に乗じて基地建設

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-12-24_13115/

[高江ヘリパッド]暗闇に乗じて基地建設

2010年12月24日 08時57分                   
(26時間43分前に更新)

 暗がりの中で米軍のヘリパッドを造るのは、よほどおかしな光景だ。

 沖縄防衛局は22日、北部演習場の一部返還に伴い、東村高江区で進めているヘリコプター着陸帯建設工事を再開した。住民の反対をかわすように、午前6時すぎから約2時間で建設現場への進入路にフェンスを設置、重機や資材を運び入れた。

 米軍普天間飛行場の県外移転を訴える仲井真弘多知事の要望は無視された格好だ。米軍ヘリは今後もやんばるを飛び続ける、という強固な意思表示だからだ。

 政府側の言い分は、広大な北部訓練場の過半を返還するためのヘリパッド移転工事であり、これも県民の負担軽減だから「甘受」すべきだ、ということだろう。

 機能集約で面的縮小は得られるだろうが、質的な負担軽減になるのだろうか。高江区の住宅地をヘリが低空飛行することが懸念されている。

 そもそもヘリパッドを移すことが日本の安全保障にどれほどの意味があるというのか。もちろん使用者の海兵隊が必要だと言っているからだろうが、日本政府はどれほどその必要性を認識しているのか。知っているなら、ぜひ教えてもらいたい。

 税金を使う公共工事を早朝に強行する政府のなりふり構わないやり方が怖い。

 住民はヘリが夜間に低空飛行する問題などを指摘している。防衛局は米軍に生活、自然環境に配慮するよう申し入れると繰り返す。その約束が実効性を伴わないことを県民は知っている。

 例えば23日の天皇誕生日。土日や祝日に米軍は軍用機飛行を自粛する日米間の取り決めに反して、普天間周辺で軍用機が飛んでいた。おそらくクリスマス休暇の今週末は静かになるだろう。結局、彼らの都合でしかなく、住民の要望は二の次だ。

 防衛施設行政は県民の信頼を得るに至っていない。早朝の抜き打ち工事が亀裂をさらに深くする。この先、政府は普天間の名護市移設も強行しかねない、と心配するのは杞憂(きゆう)だろうか。

 折しも仲井真知事が東京での全国知事会で安保の応分負担を訴えた日の工事再開にメッセージ性を感じてしまう。負担軽減はあくまでも機能集約であって、基地の重圧は減らないという現実を突きつけられた気がする。

 いま那覇地裁でこの問題が裁判になっている。工事に反対する住民が通路に立ちふさがることの禁止を防衛局が求めている。

 裁判所は、裁判になじまないケースだと和解を促してきた。裁判長は「北部訓練場の返還計画が問題の根本で、計画の是非は政治の判断」と指摘している。

 米軍の都合が優先される現状では、政治は思考停止に陥っている。海兵隊を沖縄に置き続けることやヘリパッドを移転しなければならないことの是非を政府は語らない。「沖縄のため」という恩着せがましい言い訳だけだ。

 裁判所の指摘に対し、政府は暗闇の工事強行という不気味な行為で返答した。

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-12-25_13152/

住民抗議で作業中断 東村高江区ヘリパッド
テント損壊後も続行
社会

2010年12月25日 09時42分                   
(2時間0分前に更新)

 【東】米軍北部訓練場の一部返還に伴うヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の移設工事が再開された東村高江区で、沖縄防衛局職員らは24日午前9時半ごろ、建設予定地の進入路から機材を運び入れ、本格着工に向けた環境調査を実施した。

 進入路前では前夜、米軍のものとみられるヘリのホバリング(空中静止)の強風で反対派住民が使うテントが損壊したこともあり、住民らは前夜の被害状況を確認せずに作業を始める防衛局側に強く抗議した。防衛局は約2時間後の同11時15分ごろ、工事を打ち切った。 

 沖縄タイムス社の取材に対し、防衛局は同日の作業について「動植物の調査・現状確認など環境モニタリング調査」と答えた。ホバリングによる被害には「米側に照会中だが、まだ回答を得られていない」と述べるにとどめた。

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