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2010年12月 9日 (木)

「大連立」の動きか=菅・森会談で自民に波紋

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010120800948
「大連立」の動きか=菅・森会談で自民に波紋
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 自民党の森喜朗元首相が8日、菅直人首相と首相官邸で会談し、同党内に波紋が広がった。森氏は福田政権下の2007年秋に起きた民主、自民両党による大連立構想の仲介役。菅政権の苦境を踏まえ、実現に向け再び動きだしたとの見方が多いが、党内には反発も強い。
 会談は硫黄島での旧日本軍の遺骨収集をめぐって、森氏が首相に持ち掛けた。首相は記者団に「(遺骨収集に)超党派でしっかり取り組もうと互いに話をした」と説明したものの、「政局の話はしたか」との質問には答えなかった。
 自民党内では、わざわざ森氏が官邸に直接出向いて話す内容なのか、「極めて不自然」(幹部)との受け止めが多い。
 こうした中、森氏の動きとタイミングを合わせるかのように、自民党の谷垣禎一総裁が8日、07年の大連立に関与した渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長と会談した。党幹部によると、渡辺氏は席上、民主党との大連立を打診。同氏は7日に民主党の鳩山由紀夫前首相とも都内で会っており、大連立に動き始めたとみる向きがある。 
 当時、衆院選を控える民主党の反対で大連立は頓挫したが、今や自民党が野党となり、民主党が政権運営に苦しむ立場。自民党の閣僚経験者は「閣僚ポストが転がり込むなら、ベテラン議員を中心に批判は出ないかもしれない」と指摘、実現の可能性があるとみる。
 もっとも、同党内では、民主党と全面対決し早期の衆院解散に追い込む「主戦論」が主流だ。山本一太参院政審会長は「長老中心による大連立は絶対にやってはならない」と反発。ベテランの一人も「今、大連立と言っても誰も付いてこない」と話す。
 大連立の場合、参加が取り沙汰される公明党も「押せば倒れるような民主党政権の状況だ。好ましいことではない」(幹部)と否定的だ。(2010/12/08-23:41)

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