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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2010年12月22日 (水)

参院選、比例9ブロック案 選挙区は廃止 議長提示へ

http://www.asahi.com/politics/update/1222/TKY201012210477.html
http://www.asahi.com/politics/update/1222/TKY201012210477_01.html
参院選、比例9ブロック案 選挙区は廃止 議長提示へ
 7月の参院選で最大5倍の「一票の格差」を違憲とした東京高裁判決を受け、西岡武夫参院議長が格差を1.2倍以内に抑える抜本改革案をまとめたことがわかった。参院選で都道府県単位の選挙区を廃止し、非拘束名簿方式の比例区を全国9ブロックに分けて全議員を選出するという内容だ。22日に参院各会派に提示し、年明けの通常国会で法案成立を目指す考えだ。

 西岡議長は21日までに、改革案を参院各会派に非公式に打診した。ただ、選挙制度改革をめぐる各党間、議員間の意見には隔たりがあり、成案を得られるかは不透明だ。

 議長案の議員定数は、廃止する選挙区分をあわせ現行と同じ242を維持し、九つの比例区ブロックに割り振る。政党名と候補者名の投票の合算で各政党の当選者数をまず決め、政党内で得票が多い順に当選する「非拘束名簿式」をブロックごとに採用する。

 都道府県をどう分け、各ブロックにどう議員定数を割り振るかはなお最終調整を続けているが、中国と四国の計9県を一つのブロックにするなどして「一票の格差」を最大で1.2倍以下に抑える考え。議長案だけに、今後の改革論議のたたき台となる。

 参院の「一票の格差」をめぐっては東京高裁が11月、今夏の参院選を「違憲」と断じ、「著しい不平等状態が固定した観があり、憲法が許容する事態とは考えられない」と指摘。今月10日に広島高裁、16日には東京高裁の別の担当部と広島高裁岡山支部が「違憲状態」とするなど、厳しい判決が続いている。

 これを受けて、民主党内では比例代表を廃止し、選挙区を衆院比例と同じ全国11ブロックに分け、一票の格差を最大1.2倍以内に抑える抜本改革案が浮上していた。西岡議長の改革案は同じブロック制でも、比例代表の考え方を重視したのが特徴だ。

西岡議長は7日の記者会見で、2013年の次回参院選からの導入を念頭に「年内に(議長案の)方向性に基づいた作業に入れるかどうか議論をいただく」と強調。自らの抜本改革案を尾辻秀久参院副議長や輿石東参院民主党議員会長ら参院各会派の代表者で構成する検討会に示し、各党が提出する案とあわせて年明けから本格的協議に入り、来春をメドに成案作りを目指す考えだ。

 ただ、民主党内でも有権者の少ない1人区選出の議員らが現行制度を前提とした私案をまとめ、ブロック案に反対する意見がある。職域代表を送り込んできた支援団体や労働組合からも、ブロック化で票が分散することへの懸念から異論が出る可能性もある。

 自民党は今月から議論を始めたが、「格差是正より各県代表の性格を明確にすべきだ」とし、米国上院をモデルに各都道府県に改選数1ずつを割り振る方式を主張する意見が出ている。行政区分の実態がないブロック制への異論は根強い。

 公明党にはブロック制を歓迎する意見があり、みんなの党は21日、ブロック制を前提に定数を100に減らす案を西岡議長に提出した。一方で共産、社民の両党は定数削減や比例区の廃止には慎重な姿勢を示し、とりまとめは難航が予想される。(南彰、関根慎一)

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