無料ブログはココログ

許すな!憲法改悪・市民連絡会

« 民主党リベラル派による「武器輸出三原則の見直しの動きに関する申し入れ」 | トップページ | 武器輸出三原則 19カ国対象に緩和を検討 年末に公表で調整 »

2010年11月14日 (日)

APEC:米頼み 独自性に足かせ 菅外交 修復なお課題

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101114k0000e010001000c.html
APEC:米頼み 独自性に足かせ 菅外交 修復なお課題

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)議長国として、各国首脳を横浜に迎えた菅直人首相。日中首脳会談の実現にこぎつけたものの、一方で日米の連携強化をアピールして中国をけん制し、「米国頼み」で外交立て直しを図る姿勢を鮮明にした。

 ただ、日米関係も一皮むけば、米軍普天間飛行場移設問題の解決にめどが立たず、年内の発表を目指した同盟深化の共同声明は来春の首相訪米まで先送り。日露首脳会談でも北方領土問題の進展はなく、外交が菅政権の足かせとなっている状況は続きそうだ。

 「日米安保条約は(改定から)50周年を迎えているが、日米安保、米軍のプレゼンスの重要性を多くの国民が感じたと思う」。首相は13日の日米首脳会談でオバマ大統領に同盟深化を図る意義を強調。大統領は会談後の共同プレス発表で「日本の防衛に対する我が国の決意は揺るぎない」と応じてみせた。

 しかし、同盟深化の具体化に向け、多くの課題が積み残しのままだ。普天間移設問題を巡っては、沖縄県知事選(28日投開票)で事実上の一騎打ちとなっている現職と新人がいずれも同県名護市辺野古に移設する日米合意の修正を主張。首相は会談で「知事選の後、日米合意をベースに最大の努力をしていきたい」と苦しい説明をするしかなかった。

 民主党が野党時代に削減を主張していた在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)についても、日米首脳は「より安定的、効率的、効果的なものにしていく基本的方針」で一致。事実上、現状維持を受け入れた。外務省幹部は「この問題でけんかしている場合じゃない」と説明。日中関係の悪化、それに伴う対米傾斜が外交政策の独自性も失わせつつある。

 国内では沖縄県・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件への政府対応が批判を浴び、衝突時のビデオ映像流出によって菅政権の統治能力に疑問符がつき始めている。中国の胡錦濤国家主席と戦略的互恵関係の発展を確認したからと言って、失われた「菅外交」への信頼はすぐには戻らない。【平田崇浩】

« 民主党リベラル派による「武器輸出三原則の見直しの動きに関する申し入れ」 | トップページ | 武器輸出三原則 19カ国対象に緩和を検討 年末に公表で調整 »

日米関係」カテゴリの記事