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2010年11月29日 (月)

革新エース初黒星 伊波さん「挑戦していく」/スタッフに深々低頭

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-11-29_12413/

革新エース初黒星 伊波さん「挑戦していく」/スタッフに深々低頭

敗戦の結果を受け、支持者らに頭を下げる伊波洋一さん=28日午後10時36分、那覇市古島・教育福祉会館

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政治

2010年11月29日 09時49分                   
(7時間43分前に更新)

 必死の訴えで現職に肉薄したが、勝利に見放された。「私の取り組みが十分でなかったことを申し訳なく思う」。落選が決まり、那覇市古島の教育福祉会館でスタッフらの前に現れた伊波洋一さんは深々と頭を下げ、敗戦の弁を口にした。目は赤く潤んでいた。

 「50代、60代の方々は子、孫の代まで基地を残したくないという思いがとても強いと思った」。手応えは十分だった。

 宜野湾市嘉数で生まれ育ち、いつも米軍普天間飛行場が身近にあった。そして選挙向けパンフレットで触れたのは、62歳で亡くなった母寛子さんのこと。従軍看護師として沖縄戦を経験し、手りゅう弾で自決をはかって片目を失った。これまで私生活について多くを語らなかった伊波さんだが「彼自身の境遇が反戦、反基地の信念を自然と形づくってきた」と妻成子さん(54)は思う。

 同市職労の委員長だった1989年、革新系の基地所在首長を招き、基地を考えるシンポジウムを主催。「普天間返還」の言葉がまだ市民権を得ていない時代、「10年間で普天間基地を開放しよう」と呼び掛けた。あれから20年以上がたち満を持しての出馬。敗れはしたが「厳然として基地があり、被害があり、矛盾がある限り、解決すべき問題として残る。今後も挑戦していく」と前を向いた。

 東京の大学に通う長男俊介さん(23)は、大学を一時休んで選挙運動を後押し。成子さんは堅いイメージを持たれがちな夫を、おおらかな人柄とユーモアでもり立てた。

 県議2期、宜野湾市長2期と続いた常勝ロードは途絶えた。中学3年の次男理史(ただふみ)君(15)は涙を流してショックを隠しきれない様子だった。

陣営絶句 涙とねぎらいと

 事前の情勢調査で大接戦が伝えられていただけに、伊波陣営は、テレビから伝えられる得票数に、支持者らは一喜一憂し、身を乗り出してテレビに見入った。

 午後10時8分、テレビから仲井真さんの当確が伝えられると、「うそー」と、口に手を当て驚きを隠せない支持者や、涙をこらえきれない女性の姿も。

 後援会共同代表の高里鈴代さんは「まだ信じられない。結果は残念だが、伊波さんはこれからも違った形で沖縄に貢献してくれる」と声を詰まらせた。

 大学の友人4人と駆けつけた上間ゆかりさん(23)=沖縄市=は「基地や雇用問題を解決し、沖縄を変えてくれると期待していたのに」と残念がった。

 伊波さんが支持者らにお礼を述べると、「ごくろうさん」「お疲れさま」と労をねぎらう声が飛び交った。

 伊波さんの地元・宜野湾市嘉数にも、地域住民や支援者ら約150人が集まり開票番組にくぎ付けに。敗戦が報じられると、深いため息と沈黙が広がった。

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