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2010年10月31日 (日)

日中の傷の深さ浮き彫りに=修復シナリオ崩れる-首相外遊

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2010103100079
日中の傷の深さ浮き彫りに=修復シナリオ崩れる-首相外遊

 【ハノイ時事】菅直人首相は31日、ハノイでの東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の首脳会議などの日程を終えた。焦点だった中国の温家宝首相との首脳会談は、いったん29日にセットされたものの、間際になって中国側のキャンセルで先送り。翌30日に短時間の懇談は行われたとはいえ、尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で生じた日中間の傷の深さを浮き彫りにした。
 「中国とは長い歴史の中でいろいろな時代を共に生きてきた。従来起きたことの中で言えば、そんなに決定的なトラブルとは思っていない」。菅首相は30日の記者会見で、中国との関係修復へ冷静に対応していく姿勢を強調した。
 温首相との会談で対中関係改善へ道筋を付けた上で、11月中旬のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際に胡錦濤国家主席と会い、異常な2国間関係を元に戻す-。首相がベトナム訪問前にこうしたシナリオを描いていたのは間違いない。
 しかし、温首相との会談日程はなかなか固まらず、ようやく決まったかと思えば土壇場でとん挫。日本側には徒労感が漂い、首相同行筋は関係改善が進まない現状に「アジアの2大国の外交ではない」といら立ちを隠さない。
 11月1日には漁船衝突時のビデオ映像が衆参予算委員会理事らに開示され、与野党から対中強硬論が強まる可能性も否定できない。日本国内の反中感情が高まれば、菅首相が「冷静な対応」を貫き切れなくなる事態も想定される。
 一方、菅首相は、ASEAN首脳会議で採択された、インフラ整備など域内の連結性強化に関するプランに対し、他国に先駆ける形で支援計画を発表した。中国けん制の意図もあり、政府関係者は「いずれ効果が表れる」と期待する。
 ただ、ASEAN各国は、台頭する中国への対応には慎重姿勢だ。実際、日・ASEAN首脳会議で菅首相が漁船衝突事件に言及したのに対し、日本の冷静な対処への評価を口にしたのはフィリピンのアキノ大統領だけだった。(2010/10/31-14:29)

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