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2010年10月29日 (金)

中国 最新巡視船を南シナ海に配備 巡視船36隻も追加投入へ

http://sankei.jp.msn.com/world/china/101028/chn1010282055011-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101028/chn1010282055011-n2.htm
中国 最新巡視船を南シナ海に配備 巡視船36隻も追加投入へ

 【北京=川越一】中国国営新華社通信などによると、中国政府は28日までに、ベトナムなどと領有権を争っている南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島周辺海域に最新型の巡視船を配備した。今後数年の間に、同海や沖縄・尖閣諸島(中国名・釣魚島)付近などの管轄海域に、巡視船36隻を追加投入する計画で、中国は海洋権益の確保にさらに力を注ぐ構えだ。

 南シナ海に配備されたのは最新の衛星システムを搭載した巡視船「海監75」で、全長約77メートル、全幅約10メートル、排水量1290トン、航行持続距離は5千カイリ(約9200キロ)という。約1億2千万元(約15億円)の建造費が投じられ、中国の巡視船の中では最速という触れ込みだ。最大航行速度は不明だが、同船の船長は「航行速度は20・6ノットを下らない」と話している。

 26日に行われた「海監75」の入隊式典で、国家海洋局南海分局の李立新分局長は、中国政府が海洋権益の保護と公務執行能力を高度に重視していることを強調した。華僑向け通信社、中国新聞社によると、李分局長は今月中旬、自国の巡視船の数量や能力について「日本など先進国に比べかなり劣っている」と認め、1千平方キロに1隻未満という配備状況の改善が必要だとの認識を示していた。

 同局幹部も英字紙、チャイナ・デーリーに対し「巡視船の不足は海洋権益を守る国家の能力低下につながる」と述べ、増強を肯定。計画では今後5年をめどに1500トン級7隻、1千トン級15隻、600トン級14隻、計36隻の巡視船を建造する。中国政府が海事局に5千トン級の巡視船の建造を許可したとも伝えられる。

 南沙、西沙(英語名パラセル)両諸島がある南シナ海などで海洋権益獲得を推し進める中国に米国も警戒を強めており、クリントン国務長官が「南シナ海の航行の自由は米国の国家利益だ」と発言したほか、ゲーツ国防長官も南シナ海での“実力行使”を牽(けん)制(せい)した。

 中国社会科学院の海洋法専門家は「巡視船増強は最近の海洋紛争に対する中国の反応と解釈できる」と分析。別の専門家は「野心的なステップではない」としているが、各国の“中国脅威論”が一段と高まることは避けられない。

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